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「Crusader Kings II」開発日記#105――聖職者に対する行動の見直し

その他

CK2開発日記#105が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は聖職者に対する行動の見直しについて。

前回:開発日記#104――血統の創始


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概要

開発日記#105は、聖職者に対する行動の見直しについて。

  • Holy Furyと同時リリースのパッチでは、教皇に対する行動すべてがよりアクセスしやすいアイコンのリストに配置された。このリストは宗教画面の宗教指導者のポートレートの下に存在する。
  • さらに、そうした行動の振る舞いはハードコードではなくなり、完全にスクリプト可能となった。したがって、教皇が誰かを破門するときにより思慮深くしたり、野心的な領主に侵略の開戦事由を与える可能性を考慮するときにあまり制約されないようにできる。もっと重要なのは、プレイヤーはなぜ宗教指導者が要求を拒否するのか正確に見ることができるようになったという点だ。
  • AIのロジックそれ自体も相当拡張され、さまざまな行動に合うように調整されている。

  • 教皇を封臣とすることによってプレイヤーのすべての要求が自動的に承諾されるということはなくなり、また教皇が独立している場合には彼に貸し(favor)を作ることはほとんど不可能というわけではなくなった。教皇は領主の要求を受け入れるかどうか判断するにあたり、評価、信仰値(Piety)、特性、特定の状況(妊娠できない妻との離婚のような)、管理下にある枢機卿の数を考慮する。
  • こうした行動の際に支払われる信仰値はリバランスされ、領主の階級(tier、注:伯爵級・公爵級など)に紐づくようになり、階級の低い領主でもより利用しやすくなると同時に、王や皇帝ではより高くつくようになった。

  • 請求権の要求(Request Claim)にも特別な新しいインターフェースが追加され、より直感的でプレイヤーが利用しやすくなった。請求権がほしいところの称号を直接探すのではなく、宗教画面の新たなボタンを使って、教皇がプレイヤーに与える意思があるような称号を所有しているキリスト教徒の領主のリストを得ることができる。このうちの誰かをクリックすることで2番目のウィンドウが開き、その領主が所有しているすべての称号のリストを見ることができ、ここからプレイヤーが興味のあるものを選択できる。

  • 最後に、プレイヤーが破門された場合の後悔の念の公表(Issue Declaration of Repentance)ディシジョンは見直され、これによって単に金を支払うだけではなくなった。戴冠式の要求と同じく、教皇は破門の撤回と引き換えにプレイヤーに対する要求を選択するようになった。要求は威信値(Prestige)を失うことによって改悛の念を表すことから、領内の法律を変更すること、また息子のひとりを教会に入れることに及ぶ。

  • 枢機卿の衣装はこのとおり。1245年以前と以後のものだ。

次回:開発日記#106――新たな継承法

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