CK2開発日記#102が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はHoly Furyでのヘレニズムについて。
概要
開発日記#102は、Holy Furyでのヘレニズムについて。
- Holy Furyではヘレニズムがプレイ可能になる。これはゲームの歴史に大きな変更があるというわけではない。Holy Furyでは、厳しい条件を満たしたときに領主がこの宗教を復活させられるようになる。これをなすのは簡単ではない。そうすることでプレイヤーキャラクターは封臣からも近隣の領主からも一様に非難され、領内はひどい内戦に陥るだろう。
- ヘレニズムを復活させる最初の機会は、ギリシャ文化かイタリア文化の領主でローマ帝国を復活させた直後に訪れる。プレイヤーキャラクターは皇帝になってすぐにイベントが発生し、古い国教を再導入するか思案する。
- そうすることを決めると、当然ながらアブラハムの宗教の封臣たちはプレイヤーキャラクターが狂ったと考え、退位させるために大規模な反乱を起こす。この内戦で敗れることで簡単にゲームオーバーにつながるということに注意してほしい。後継者も異教になっている場合、反乱軍の指導者は彼から完全に帝国を奪い、異教の家系を除こうとする。
- 一方、プレイヤーが勝利すると権力を維持することができ、少数のあまり反抗的でない封臣がヘレニズムを受容する。
- ヘレニズムの復活にはまったく関係ないが、ローマ帝国の復活に関する連鎖イベントへの追加についても述べておこう。まず教皇はローマを教会holdingsで埋め尽くす傾向にあるが、ローマ帝国を再建すると(そしてローマに2つ以上の寺院holdingsがあると)プレイヤーはネロをシミュレートしてこの土地を綺麗にする機会がある。これはカトリックのMoral Authorityを大きく傷つけ、地元の農民も怒り出す。
- 2つ目はRoman Renaissanceディシジョンについて。これは復興した帝国を支配して数年経過し、首都をローマに移し、ギリシャ文化かイタリア文化、キリスト教かヘレニズム(注:プロヴィンスかキャラクターかは不明だが、画像を見るとキャラクターか?)だと可能になる。
- このディシジョンによってローマ文化を再導入できる。ゲームの側面では、領内をより均一にでき、すべてのラテン文化をもつプロヴィンスと領主は新しい文化に非常に切り替わりやすくなる。プレイヤーがヘレニズムなら、新たなルネッサンスが受容されれば文化的にも宗教的にも切り替わる可能性もある。ロールプレイの側面では、プレイヤーキャラクターがトガを着る。
- ヘレニズムに話を戻そう。死んだ宗教を復活させる方法はもうひとつある。キリスト教徒でギリシャ文化かイタリア文化であり、首都が南ヨーロッパにあり、ヘレニズムの聖地(Thessalonika、Athens、Rome、Alexandria、Abydos)を完全に支配しており、学術的なことに興味があるか狂人である場合、Delve into Classics(古典の研究)というディシジョンが可能になる。
- これによってキャラクターに連鎖イベントが発生し、秘密裏に改宗してSociety of Hellenesを自身で始める可能性がある。
- ヘレニズムは改革前のものではなくなった。他の異教と同じく、新たな宗教改革を利用できる。ヘレニズムがどのように始まるかについては、一夫一婦制でPagan Subjugationもできない。一方、キリスト教徒に限られていたローマとビザンツのイベントすべてはヘレニズムの領主でも可能になった(戦車競技や帝国の再征服など)。さらに、ヘレニズムはデフォルトでHaruspicyとAstrologyの教義を持っており、固有のメカニクスであるtemple dedicationも使える。
- ヘレニズムの領主として、プレイヤーは寺院holdingを領内に建て、パンテオンの12の主神のひとつを祀ることができる。これを行うと一時的なボーナスの他、そのholdingのあるプロヴィンスに永久ボーナスをもたらす特別な建造物も利用できるようになる。
- ヘレニズムはいくつかの結社にアクセスできるが、活動するには強力な領主によって再結成される必要がある。錬金術結社以外に、Stoics(修道騎士団)、Bacchants(悪魔教団)、Olympian Champions(戦士団)を結成できる。StoicsとBacchantsはキリスト教のカウンターパートと同じだが、例外としてStoicsのランク4のCounty Conversionは宗教ではなく文化を転向させるものになっている。
- ヘレニズムが一部のプレイヤーの没入感を壊す可能性もあるため、これはゲームルールに入っている。
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