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「Crusader Kings II」開発日記#89――一斉改宗、あるいはいかにして私は異教の信仰をやめ、神を愛するようになったか

CK2開発日記#89が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は一斉改宗について。

前回:開発日記#88――自分のイメージにおける信仰


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概要

開発日記#89は、一斉改宗について。

  • 異教の改革は偉大な業績だが、これを成功させるのは多くの場合で非常に困難だ。史実では異教の領主は自身の統治を盤石にするため、よく隣人の宗教に改宗している――そしてそれはプレイヤーも可能なのだ!
  • かつては異教の領主が異教でない宗教に改宗することは自殺的なことだった。自分のプロヴィンスは異教のまま、封臣はプレイヤーに対して怒り、異教の請求権者を据えようと即座に派閥が立ち上がっていた。Holy Furyがあればこれはもっと安定的で、プレイヤーにもプレイヤーの配下にも大きな利益をもたらす。
  • プレイヤーの指導者としての強さと、臣下からの敬意によって、プレイヤーは自身の領地に対して一斉改宗(Mass Conversion)に参加するよう呼びかけることができる。一斉改宗はプレイヤーとその臣下・領地に対して新たな宗教を導入するものだ。もちろん、特に反抗的な臣下は例外だ。そして異教の部族だけがこのメカニクスを使うことができることに留意してほしい。

  • 領地を一斉改宗するためには、まず「スポンサー」を見つける必要がある。スポンサーはインタラクションメニューから独立した領地持ちのキャラクターを手動で探すこともできるし、あるいは宗教インターフェースの新たなボタンをクリックすれば、スポンサーのような面倒事をやろうとする人々全員のリストを見ることもできる。

  • このリストは全員がプレイヤーの領地の改宗を受け入れている者であり、右下には(注:ツールチップのこと)AIの考えが明らかになっている。受け入れるかは多くのプラスとマイナスではなく、どういう理由かをそのまま見ることができる。例えばプレイヤーがビザンツ帝国にスポンサーになってもらいたいなら、皇帝のキャラクターシートからインタラクションツールチップでノーである理由をチェックでき、彼に受け入れてもらうためになにができるかのヒントになる。

イベントイメージは仮のもの。

  • 申し出を受け入れてくれるスポンサーを見つけたら、一斉改宗イベントが始まる。
  • 組織化(organization)の程度が低い部族なら、一斉改宗を通じて組織化のレベルも上がる。組織化の程度が低いときに一斉改宗するデメリットとしては、一斉改宗に賛同する臣下が少なくなるという点だ。

  • プレイヤーとスポンサーはこれっきりで終わりというわけではなく、その後も接触を保つ。スポンサーは資金を提供してくれたり、領内に教会を建設したり、その他多くのことでプレイヤーの領地に手を差し伸べてくれる。

  • さらに、スポンサーが送ってくれた司祭もプレイヤーを助けてくれる。彼はプレイヤーの領地を近代化しようとし、プレイヤーが新たな信仰に従って行動することを確実にしようとする。
  • 見ておわかりのとおり、このシステムは前回の開発日記でご紹介したダイナミックな改革とはまったく対照的なものだ。改革することで自身の将来に対する絶対的なコントロールを得ることができるが、実行するのは困難で、巨大な領地を征服しなければならない。一方、一斉改宗は実行が非常に容易で、一時的な恩恵もある。しかし、プレイヤーは自分や自分が統治する人民を代表するわけではない信仰に服従しなければならないのだ。

質疑応答

Q1:通常の布教とか宣教イベントに変化はある?

A1:AIのロジックの点で、振る舞いの調整はある。通常の布教は、一斉改宗の条件を満たした状態で宣教師の訪問を受け、宣教師の要求を受け入れると、イベントチェインは最終的に、領主一家の改宗ではなく、一斉改宗につながるようになった。

Q2:一斉改宗はキリスト教に改宗するだけじゃないの? イスラム教とかヒンドゥー教とか改革した異教にも一斉改宗できるの?

A2:そのとおり。すべての改革された宗教は、未改革の部族のスポンサーになれる。当然、いくつかの宗教は他の宗教よりも成功しやすく改宗しようとする可能性が高い。


CK2開発日記は夏休み中の更新はなく、次回は8月10日になるとのこと。どうやら7月中も更新があるようです。

次回:開発日記#90――素晴らしきスカンディナヴィア

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