「Crusader Kings II」開発日記#88――自分のイメージにおける信仰

CK2開発日記#88が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は宗教改革について。6月22日金曜日はスウェーデンの祝日(夏至祭)のため、21日木曜日の更新です。

前回:開発日記#87――連続殺人


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概要

開発日記#88は、宗教改革について。

  • 今となってはほぼ秘密ではなくなったHoly Furyの2つの主な重点は、カトリシズムと異教だ。カトリック教徒としてプレイするのはゲームの中核であり、プレイヤーが遵守(したり悪用したり)するしっかりとしたルールがある。一方、異教徒でプレイすることは、より直感的で愉快な体験だ。厳格なキリスト教と比べるとダイナミズムが非常に強調されている。つまり、Holy Furyにおいては異教はプレイ可能になる。

  • Holy Furyがあると、異教の信仰の改革はワンクリックで済むものではなくなる。新たな改革インターフェース(上の画像)を通じて、新たな宗教を望むものにすることができる。

  • 改革前の異教でプレイしている場合、プレイヤーはいつでもこの画面を開いてどんな機能がほしいかを考えることができる。私たちはボン教(Bön)も改革可能な宗教とし、東方の異教と同じ機会を与えた。
  • 宗教には構成する3つの「スロット」、すなわち性質(Nature)、教義(Doctrine)、リーダーシップ(Leadership)が存在する。デフォルトの選択は改革する宗教のテーマに合わせて選ばれる。しかし、全然異なる機能、例えばゲルマニック(Germanic)で平和的な性質を選択することも可能だ。
  • ほとんどの機能はすべての異教で利用可能だが、それぞれの宗教ごとにその宗教のみが使える固有の教義がある。例えばゲルマニックの固有機能には船乗り(Seafaring)と準備された侵略(Prepared Invasions)が含まれる。これは他の宗教では2つの教義スロットを使わなければならないものだ。
  • 改革の可能性にはほとんど際限がなく、プレイヤーは欲するところに合わせた宗教を作ることができる。例えば他宗教に囲まれている(ズン教やボン教では非常によくあることだ)なら、国際的(Cosmopolitan)の性質がおすすめだ。これによって隣国との宗教間結婚で不可侵条約を結ぶことができる。アブラハムの宗教とその聖戦にうんざりしたら、戦争狂(Warmongering)の性質と残忍な神(Bloodthirsty Gods)の教義を組み合わせると、プレイヤーが彼らの劣った儀式をどう思っているかを彼らに対して示すことができる。
  • あまり多くのことを書きすぎないよう、一部は将来の開発日記のために取っておくことにする。ただ注目してほしいのは、一部の教義ではこれに結びついた特別なイベントやディシジョンが存在するということだ。プレイヤーが一度宗教改革を行ったゲームをプレイしていても、もう一度プレイしたときには異なるものを見ることがある。
  • 最後に、開発チームお気に入りの改革設定を以下でご紹介しよう。

性質:国際的、教義:聖婚・一夫多妻、リーダーシップ:世俗

  • まずは私(注:筆者のrageair氏)の選択だが、混沌を作り出すことがすべてだ。また近親婚だけでなくハーレムの主になるということを至上としている! 開発チーム内でのマルチプレイでは一度、私がなんとか宗教を改革し、ほとんどのメンバーがこれに似たような感じでプレイした。控えめに言って、彼らは自分の子供たちが互いに結婚し始めて混乱していたのだ!

性質:不屈、教義:実力主義・安定性、リーダーシップ:自治

  • Snow Crystal氏:私は小さく強力なプレイが好きなので、後継者を自分でコントロールできるようにし、また同時に後継者ができる限り人気を持つようにしている。私は自分に指図してくる宗教の長(Religious Head)には我慢できず、自治(Autocephalous)が非常に素晴らしいと思っている。私は国外に宗教を広めることに興味はない。どちらかと言えば、さらなる挑戦ができるように自国以外は異教であることを好む。

性質:戦争狂、教義:天文学・腸卜、リーダーシップ:聖職

  • Silfae氏:改革するときは通常、自分の家系が最終的に異教徒の世界と対峙する。信仰を広めるもっとも手っ取り早い手は、こうした状況では軍事的行動であり、したがって戦争狂の性質が必要だ。天文学(Astrology)の教義によって私のキャラクターには黄道十二宮(Zodiac)の特性がアンロックされ、さまざまな能力ブーストがつく。また、腸卜(Haruspicy)は軍の士気に対して影響を与える(良くも悪くも)ことができるようにする。さらに、天文学と腸卜は相乗効果のある教義で、これらを組み合わせることでそうしない場合には手の届かないさらなるものにアクセスできるようになり、同時に極めて迷信深い宗教となる。

性質:平和的、教義:残忍な神・腸卜、リーダーシップ:世俗

  • Tuscany氏:好きな改革の組み合わせは「残忍な神」と「腸卜」だ。人々を犠牲に捧げられるようにすることで報酬がもらえるのはとても楽しいし、腸卜(動物の内臓から未来を予測するもの)と組み合わせれば、囚人を犠牲に捧げてこの先の戦争がうまくいくかを占える。「世俗」を選んでいるのは、もちろん神と人とを結ぶ者としてすべてを支配下に置くためだし、非暴力こそが最良の戦略であるがために「平和的」を選んでいるのだ。
  • (質疑応答でTuscany氏)私たちが行った試算にみなさん興味があると思うが、だいたい3000くらいの組み合わせがある。この計算はいくつかの教義を除外しているためそれほど正確ではないが、いずれにせよ組み合わせは膨大な数だ(私たちのプログラマーは数学ができないので、より正確な数値に修正した)。

質疑応答

Q1:異教は全部「Survivors of Ukko」みたいな特別な教義を持ってるの?

A1:そのとおり。

Q2:AIが改革するときは内容は常に決まってるの? それともランダム?

A2:AIの改革はスクリプト可能になっており、AIが改革者となるときは思慮深く(キャラクターの性格と改革される宗教によって)選択する。

Q3:改革の内容はEU4にコンバーターで引き継がれる?

A3:(Tuscany氏)以前どおりだ。

(Meneth氏)それは時間を取って私たちがやろうとしていることではない。2か月後には[編集済み]に異動してしまうので、それをやる時間がない。

(フォーラム参加者1)Vic3ですねわかります。

(フォーラム参加者2)CK3ですねわかります!

(フォーラム参加者2)Rome IIですねわか……ああ、もうアナウンスされていた。Stellaris IIですねわかります。

Q4:異教プレイはThe Old Godsの機能じゃないの? おかしくない?

A4:そうではない。The Old Godsを持っていてHoly Furyを持っていない場合はこれまでどおりの改革となるが、Holy Furyを持っていてThe Old Godsを持っていない場合も、やはり異教プレイは基本的にできる。おかしなことだが、異教の改革は主な機能のひとつだ。


次回:開発日記#89――一斉改宗、あるいはいかにして私は異教の信仰をやめ、神を愛するようになったか

コメント

  1. ええまだ新プロジェクトあるの!? CK3でもVIC3でも楽しみだ!

  2. CK2でもカスタム国家追加できないだろうか
    やはりシステム的無理なんかね

  3. 聖婚+一夫多妻という近親相○祭とかカオスにも程がある