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「Europa Universalis IV」開発日記2018年5月15日

EU4 開発日記

「Europa Universalis IV」開発日記2018年5月15日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回はインドのメカニクスについて。短め。

前回:開発日記2018年5月8日


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概要

2018年5月15日分の開発日記は、インドのメカニクスについて。今回はEU4ゲームデザイナーのGroogy氏によるものです。

固有の政体

  • まずティムールの真の後継者が使える新たな固有の政体について。The Mughal Diwanは帝国に官僚制をもたらし、広大な領土を統合する。改革メカニクスにより、文化の昇格が政府への同化による文化の統合に置き換えられる。文化の同化はそうした文化のプロヴィンスを征服したときに発生し、その文化は永久に国家の受容文化となる。

  • 加えて、ムガル帝国が国内に文化グループ全体を統合した場合、文化への貢献から帝国の行政機関までいくらかの小さなボーナスを得る。しかしこのボーナスは恒久的なものではなく、また(注:そうした文化グループの)すべてのプロヴィンスを支配しているときに限られる。

勅許貿易会社

  • 2つ目はヨーロッパ諸国とCharter Trade Company(勅許貿易会社)について。これはアフリカ、東南アジア、インドのような遠隔地に貿易会社を設立する新たな外交ツールだ。この外交行動は東への遠征の確立のためのベースコストを持つ。このコストはプレイヤーの植民距離により計算される。このアクションは貿易会社の勅許地域に対してのみ使用でき、ここから獲得したプロヴィンスはすべて貿易会社のプロヴィンスとなる。
  • これは小さな機能だが、私たちはAIが予想どおりこの機能を使うことに注力した。これはこうしたことがプレイヤーをイラつかせるものだったということを知っているからだ。

次回:開発日記2018年5月22日

20:50追記:コメントにて内容の訂正や解説をいただき、それに合わせて各所を修正しました。ありがとうございます。

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コメント

  1. 改革メカニクスは文化の昇格に置き換えられ、文化を同化することで国家が文化を統合する。
    →改革メカニクスにより、文化の昇格が政府への同化による文化の統合に置き換えられる。
     (このreplacesは「promotion of cultures」を「one~」に交換する意と思われます)

    (注:そうした文化グループの?)
    →おそらくそうです。

    この外交行動は東への遠征の確立のためのベースコストを持つ。
    →続く文でベースコストの補正値について解説してるので、これもその通りです。

    貿易会社の勅許地域(?)
    →これもその通りです。ゲーム中で貿易会社を作れる地域と作れない地域があり、これはその作れる地域を指しています。

    ゲームルールを深く理解してないと読み解けない文章が多いので、私もいつも理解に難儀しながら開発日記を読んでいます……

    • replaceは普通はtoではなくwithですが、ちょっと考えればそのように意味が取れますね……。
      訂正や解説をいただきありがとうございます。EU4はPDS作品の中でも特に理解が手薄なので本当に助かります。

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