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「Crusader Kings II」開発日記#81――マップの大掃除

その他

CK2開発日記#81が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は飛び地について。

前回:開発日記#80――Finishing Finland


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概要

開発日記#81は、飛び地について。

  • 今日は無料の機能である、新たなゲームルールをご紹介する。マップの変更と同様、この機能は次の拡張と同時にリリースされる無料アップデートの内容だ。

  • この機能は上の画像のような状況を改善する。スコットランドがアナトリアの真ん中に領土を持っているが、スコットランドがこの領土を管理する理にかなった方法はない。領土の接続も港を通じた接続もなく、スコットランドのDe jure地域でもない。

  • このゲームルールは「Exclave Independence(飛び地の独立)」と言い、その名のとおり飛び地を独立させるように設定する。選択可能なゲームルールなので融通がきき、主に没入感を増すためのツールとなっている。

  • スコットランドの君主が死ぬと、ゲームはすべての飛び地を識別して適切な対応をする。完全に飛び地に位置している領主がいれば彼らは独立し、そうでなければ農民の指導者が領地の支配権を握る。この場合は上の画像のようになる。
  • 「飛び地の独立」ルールの追加は相続時に接続していない領地をなくすことを目的としている。相続時に新たな領主が戦争していない限り、飛び地は設定に従って独立する。相続時にAIが戦争中である場合、彼らは戦争が終わるまで毎年飛び地を排除しようとする(プレイヤーには適用されない)。設定は以下のとおり。
    • Off:デフォルト。飛び地は独立しない。
    • Limited:首都エリアから1プロヴィンス以上離れている、海上路で接続されていない、あるいは主要な(primary)De Jure領地の範囲外にある場合、独立領主の飛び地は相続時に独立する。
    • Limited (Naval):首都エリアから1プロヴィンス以上離れている、または一定の海上距離(距離1000)より遠い、あるいは主要なDe Jure領地の範囲外にある場合、戦争していない独立領主の飛び地は相続時に独立する。
    • Significant:海上路で接続されていない、あるいは主要なDe Jure領地の範囲外にある場合、独立領主の飛び地は相続時に独立する。
    • Harsh:一定の海上距離(距離1000)より遠い、あるいは主要なDe Jure領地の範囲外にある場合、戦争していない独立領主の飛び地は相続時に独立する。
    • Total:一定の海上距離(距離1000)より遠い場合、戦争していない独立領主の飛び地は相続時に独立する。

  • よりわかりやすい例をお見せする。2枚目がベンガル王の死後の状況だ。

質疑応答

Q1:Holy Orders(宗教騎士団)はマップ上に領地が点在してるけど?

A1:宗教騎士団はこのシステムの例外となる。史実でもいたるところに領地を持っていた。

Q2:海上距離1000ってどれくらい?

A2:かなり広く、だいたい地中海の端から端くらいだ。ギリシャとスペインに領地を持つことができる。しかしギリシャとイングランドやフィンランドは無理だ。ジブラルタル―Suf(イェルサレム)が1130、ジブラルタル―コーンウォールが710、Austisland(アイスランド)―ニダロス(トロンヘイム)が760、プロシア―カスティーリャがちょうど1000。


次回は再びマップについて。

次回:開発日記#82――春のお掃除パッチ

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コメント

  1. 飛び地がきれいになるのはありがたいな、場合によっては独立祭りになりそうだけど

  2. 独立した後はお隣の大勢力に「掃除」されてしまうのかなるほど

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