「Victoria 3」新DLC「Sphere of Influence」発売は5月6日!

「Stellaris」開発日記#84――チャペックの内容まとめ(その2)

Stellaris 開発日記

パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#84が更新されましたので、その内容をご紹介。今回は新しい政策について。

前回:開発日記#83――チャペックの内容まとめ(その1)


スポンサーリンク

概要

開発日記#84は、新しい政策について。

  • 以下で触れる内容は、すべて無料のアップデートの内容だ。今回は新しい政策について。

土地収用(Land Appropriation)

  • 最初の政策は「土地収用」だ。この政策はすべての志向で、また行政官がいるかどうかにかかわらず(?)使用でき、新たに征服した惑星で市民権を持たない種族から土地を収用する。
  • この政策がオンになっていると、新しく征服した惑星のうちブロックされていない空いているタイルが5枚に満たない惑星すべてで、市民権を持つPopのために市民権を持たないPopが取り除かれる。除去されたPopは直ちに消滅する(スラムや地域の端においやられることをシミュレートしている)か、難民となって受け入れてくれる他国へ逃れる。さらに、土地収用が行われた惑星では「収容された土地(Land Appropriated)」という一時的な補正がつき、この期間中は移民先としての魅力が大きく上昇し、その惑星での市民権を持たない種族の生殖や移住が行われなくなる。
  • 非多種族AI帝国はこの政策を使い、これによって通常の征服戦争で難民を発生させ、難民受け入れ国を間接的に強化する。

半知性種族に対する政策

  • 半知性種族(Pre-Sapients、以前はPre-Sentientsと言っていたが、1.8でSentient/Sapientの用語法を変えた)に対する政策は1.8で拡充され、以下の政策が取れるようになる。
    • 駆除(Extermination):半知性種族はPopのためのスペースを作るため、素早く効率的に駆除される。
    • 家畜化(Livestock):半知性種族は狩猟され食用となり、帝国に食糧を供給する。これにより半知性種族の数はゆっくりと減少する。また、手動で好きなときに駆除することもできる。減少するのはバランスの観点によるものだが、彼らを「食べない」理由はない。
    • 放置(Tolerated):半知性種族は放置され、一般的には干渉もされないが、手動で駆除することができ、テラフォーミングによる排除も行える。
    • 保護(Protected):半知性種族は殺戮から保護され、彼らが生息する惑星はテラフォーミングできない。

基本の国境設定(Initial Border Status)

  • 新しい政策として、他国に対する基本の国境の設定(開放/閉鎖)を行えるようにした。これは国交が樹立された後の国境の状態にのみ影響し、接触する前の帝国には影響しない。この政策は個々の帝国に対して手動で国境開放/閉鎖することを妨げるものではない。

ロボット労働者(Robotic Workers)

  • 開発日記#78で取り上げたAI政策に関連するが、この政策は単にロボット労働者を製造・維持できるかどうかという包括的なものだ。禁止にすると、帝国内のすべてのロボットPopは解体される。

手動による粛清

  • 最後に、開発日記#78の後もらったフィードバックにより、私たちは有機生命体Popについても手動の粛清ボタンをつけることにした。しかしこれは厳しく制限されている。奴隷、保護されていない半知性種族、市民権のないロボットPopであれば、プレイヤーは選択したPopを手動で粛清することができる。Popの粛清/解体についてのルールは完全にModで変更可能だ。

質疑応答

Q1:カースト制度の奴隷Popも手動で粛清できるの?

A1:カースト制度のPopはできない。完全な奴隷だけだ。


来週は、アセンションパスと巨大構造物の変更と覚醒した帝国の衰退の追加について。

今回の開発日記を担当したゲームディレクターのWiz氏によると、「私たちがリリース日を言っていないということは、よほどゆっくりプレイしない限りは新しくゲームを始めても終わらせられる時間があるということだ」とのこと。

スレッドではどういった要素を開発していくかについて、Wiz氏とファンの間でちょっと強い調子のやり取りが起こっています……。

次回:開発日記#85――退廃とアセンションパスの変更

スポンサーリンク

コメント

  1. いつも楽しく見ています
    新しく始めても終わるということは今月中くらいでしょうかね

  2. 今回だけじゃなく前回の内容にしてもそれ以前の内容にしても新要素や変更内容はワクワクすることがいっぱいありますね。
    もしかしてこれがパラドゲーの魅力の1つなんでしょうか(Stellarisが初パラド)。

    >新しく始めても終わるということは今月中くらいでしょうかね
    よほどゆっくりプレイしない限りは/unless you play very infrequently って付けてるあたりからも今月来月はまずないと思います。
    (自分の場合は1つの銀河で普通に1,2か月かかりますし)
    10月後半か11月に日付を発表、12月に出ればいい、くらいで待ってる方が(特に精神衛生上)いいと思います。
    バンクス+ユートピアだって1か月以上前に日付発表してましたし。

  3. なるほど、そうなんですね。
    参考になります

  4. 自分も年内ぐらいかと思いますね
    早ければ早いほどうれしいですけど

  5. https://forum.paradoxplaza.com/forum/index.php?threads/stellaris-synthetic-dawn-feature-breakdown-video.1042656/
    パラド社から正式に9月21日リリースとアナウンスがありました。私ももしかしたら年末かな……と思っていましたが、思いのほか早くリリースされるみたいですね。

  6. おー、これはうれしい誤算ですね。
    よっぽど早く出してほしいって声が多かったのか、テストが思いのほか順調だったのか。
    てことは今やってる銀河早く終わらせねば。

タイトルとURLをコピーしました