2年前にご紹介したフリーの宇宙4Xゲーム「Aurora」ですが、C#版の開発が行われているようです。
概要
「Aurora」がどういうゲームかについては、以前の紹介記事をご覧ください。
AuroraフォーラムのC#版のスレッドによると、現行バージョンはVB6で開発されており、端数処理などで問題があるため、2016年春頃からC#での開発に移行したということのようです。VB6は2008年にはサポートが終了しているらしいので、そのあたりも関係しているのでしょう。
制作者がスクリーンショットを公開しているスレッドには、C#版のスクリーンショットが掲載されています。アイコンがきれいになったくらいで、あまり大きな変更はないようです。
さて、肝心のリリース時期ですが、制作者の方の投稿によると「夏が終わる前にはテストプレイに入りたい」としており、完成版がリリースされるのは「今年の暮れか来年はじめ」とのこと。まだ半年くらいかかるようですね……。
v7.1
2年前の紹介記事では「v6.43が最新」と書いていましたが、2015年12月に現行最新バージョンのv7.1パッチがリリースされていました。
AuroraWikiにインストール手順が記載されていますが、ポータブル版というインストールしなくても起動できるバージョンが有志により制作されています。こちらはダウンロードして解凍すればすぐ遊べるので、こちらで問題なければこちらでいいでしょう。
ポータブル版のダウンロードから起動まで
- 上記のポータブル版の配布をしているサブフォーラムのスレッドに飛び、「Download – 7.1 – Wrapper 2.4」というところからファイルをダウンロードします。「Full installer」はインストーラー付きのexeファイル、「Portable」はzipファイルです。
- exeファイルの場合は起動してインストーラーの指示に従ってインストールすれば完了。zipファイルは解凍ソフトで解凍してやれば終わりです。
- Aurora_Wrapper.exeというファイルが入っているので、遊ぶ際はこれを起動します。なお、言語設定のために管理者権限を必要とするため、権限に制約のあるアカウントではうまく動作しないとのこと。
- BGMがついていますが、これを切るときには[M]キー、音量調節は[,]キーと[.]キーで行えます。
以前ご紹介したときの記事では「アンチウイルスソフト(ノートン)が反応した」ということを書きましたが、v7.1のポータブル版では現在使っているアンチウイルスソフト(ESET)は特に反応しませんでした。問題ないものとは思いますが、こちらは有志制作版ということもありますし、気になる方は起動前にご自身でご確認ください。また、ご使用にあたって問題が起こった場合でも当サイトは責任を負いかねますので、その点はご了承ください。
Stellarisとは打って変わって、Auroraは非常に細かいところまで操作を行うことができるゲームとなっています。ビジュアル面に力が入っているとは言いがたい本作ですが、数字の変化を眺めてニヤニヤできる私としてはとても楽しめるゲームです。
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