「Stellaris」開発日記#79――艦船コンポーネントとバランスの変更

パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#79が更新されましたので、その内容をご紹介。今回は艦船コンポーネントとバランスの変更について。

前回:開発日記#78――ロボットの改良と変更


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概要

開発日記#79は、艦船コンポーネントとバランスの変更について。今回の内容はすべて1.8アップデートに含まれる無料の内容とのこと。

コルベットの着付け

  • Stellarisのコミュニティをフォローしているみなさんはもちろんご存知であろうが、ここ1,2か月でホットなバランスについての話題が「ネイキッドコルベット」だ。ネイキッドコルベットというのは、コルベットに初期の武装だけをつけて、シールド、装甲、先進技術の装備をつけないというものだ。
  • このようにするのは、こうしたコルベットがコスト効率が極めてよいパワフルな戦略と考えられているからだ。最高の技術で固めたコルベットは2~3倍の性能となるが、コンポーネントの鉱物コストが特に武装では効率性よりもずっと大きく上昇するため、コストは10倍にも及ぶ。
  • これに対処するため、私たちは基本的にすべてのゲーム中のコンポーネントと艦船の船体のコストを再考した。コルベットの船体コストを引き上げ(初期のコルベットは60程度のコストではなく100以上となった)、コンポーネントのコストを引き下げ、技術によるコンポーネントのコスト上昇も大きく引き下げた。例えば、小型の青色レーザーは以前なら小型赤色レーザーの倍のコストだったが、この鉱物コスト上昇を赤色レーザーの3.0から青色レーザーでは3.5とし、100%の上昇から16%程度までとしている。
  • 同様の変更はユーティリティや必須のコンポーネントでも行われ、また多くのコンポーネントでベースコストが大きく削減され、これによって艦船を強化するために頑張って技術点を稼ぐ価値があるものとなった。
  • 艦船のコンポーネントコストを変更したため、私たちはより一般的なバランスも変えることにした。多くの兵器とユーティリティでバランス取りを行った。以下はその主なものだ。
    • 対空砲は高火力高コストの、対空火器(Point-Defense)スロットの兵器となった。通常の対空火器よりも連射性能と追尾性能が高く、高い回避性能を持つミサイルや艦載機に対する防御として理想的となった。
    • 軍用機(Strike craft)は回避性能が強化され、対空火器の大群がなければ簡単に撃破されにくくなった。
    • ミサイルと軍用機は速度が大きく向上し、発射されてから敵に到達するまでにそれほど長い時間がかからなくなった。
    • 第1世代(Tier 1)の兵器は、ゲーム序盤のいかなる状況でも大量にマスドライバーをつけるのが最適解とはならなくなった。
  • さらに、ターゲットアルゴリズムをより「最善」ではなくなるように変更した。艦船は以前射撃した敵艦船を、その敵艦船が彼らにとって相対的に合理的な目標である限り射撃し続ける傾向を持つようになった。言い換えれば、Lサイズ兵器は可能ならばコルベットから戦艦に目標を変更するが、ディスラプターで武装した艦船は目標のシールドが剥がれたら次の目標に自動的に移るということはしない。これは特化型の兵器が戦闘において性能よりもずっと有効になってしまう、過剰に効率的なターゲティングだからだ。これはそうした兵器が「常に」同じ艦船を攻撃し続けるということを意味せず、ランダム性はあるが、そのようにする可能性は高い。

ミサイルのリターゲティング

  • ミサイルについて定期的に出る不満として、「オーバーキル」によって有効性が大きく損なわれているというものだ。これは多くの艦船が1隻の相手にミサイルを発射し、半数が命中した時点で敵艦は撃破され、残りは自爆するということだ。こうなると多くの射撃が無駄となり、特にコルベットと戦うときは初めから多くのミサイルを命中させることができない。
  • 1.8では、ミサイルをリターゲットできるようにした。これはミサイルそれぞれが「リターゲティング距離」を持ち、元の目標が撃破されると、リターゲティング距離の範囲内にある別の目標を探す。ミサイルは常に最低1回のリターゲティングが可能で、潜在的には複数回のリターゲティングも可能だが、1回目よりも可能性は低い。これにより、一方的な戦いで20の異なる目標の間でミサイルの一団がうろつくことなしにオーバーキル問題に対処することができるだろう。

駆逐艦の戦闘行動

  • 最後に、私たちは駆逐艦についての一般的な不満に対処することにも時間を割いた。駆逐艦は多くの対空火器を装備するピケット艦になるが、駆逐艦の戦闘での用心深い行動により、巡洋艦とコルベットが先鋒として突っ込み、敵のミサイルと艦載機はまっすぐ彼らに向かってしまい、対空火器が使われることはほとんどない。
  • これを修正するため、駆逐艦の戦闘コンピューターに「ピケット任務」という新たな行動をとるように変更を加えた。ピケット任務はその艦船が先行して敵の魚雷艇や艦載機を迎撃しようとするもので、駆逐艦の対空火器が前線で正しく使われる。

質疑応答

Q1:ドゥームスタックをやめて防衛ステーションがもっと使えるようになる変更はいつ?

A1:大きな変更の大枠は考えているが、1.8ではない。今の段階ではなんとも言えない。


来週はなにか大きなことを発表するとのこと。次のDLCでしょうか?

次回:開発日記#80――機械帝国