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「Stellaris」開発日記#75――没落した機械帝国

Stellaris 開発日記

パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#75が更新されましたので、その内容をご紹介。今回は没落した帝国の1.8での変更について。

前回:開発日記#74――遺伝子改変テンプレート


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概要

開発日記#75は、没落した帝国の1.8での変更について。

  • 今回の開発日記以外に、今のところ1.8チャペックアップデートと次のストーリーパックについてはなにもお知らせすることができない。リリース日についても、リリースが近くならない限りなにもお知らせできない。1.6での一件以後、これについて時間を取って確実にうまくやれるようにしたいと思っている。

古代の世話人(Ancient Caretakers)(ストーリーパック)

  • ストーリーパックを持っているプレイヤーは新たな没落帝国に遭遇することがある。それが古代の世話人だ。古代の世話人は没落した人工生命体の文明で、遠い昔の大戦争の生き残りだ。彼らが言うには、彼らは「管理人プロジェクト」と呼ばれるものの一部であり、未知の脅威から知性生物を避難させる避難所として多くのリングワールドを建設し維持している。しかし、彼らの変わった振る舞いや言葉は、この没落した機械帝国にとってまったくよくないことを持ちかけてくる。
  • 古代の世話人は新たな「不安定」という態度を持ち、奇妙で予測不可能な性質を表現するために評価スコアが表示されない。彼らは艦船や技術を贈ってプレイヤーを助けてくれることもあるし、ほとんど理にかなわない職務のためにプレイヤーの支援を求めてくることもあるし、プレイヤーの帝国に無視できるほど愚かになるように要求することもある。(?)
  • 彼らは通常の没落した帝国のように覚醒しないが、特定の「トリガーイベント」があり、ゲーム中にこれが発生すると自動で覚醒する……が、彼らは常に同じ方法で覚醒するわけではない。つまるところ、彼らはほかの没落した帝国とはかなり異なる振る舞いをし、また彼らにはバックストーリーがあり、ほかの人工生命体の帝国とは特別の交渉を行うこともある。

没落した帝国の調整と変更(チャペックアップデート)

  • 古代の世話人に加えて、既存の没落した帝国にも変更を加えた。まず、古代の世話人がリングワールドを使うため、プレイヤーは非常に多くのリングワールドを征服したり、放置されているものを修復するようにすることにした。(注:建設できなくなったということか?)
  • これにより、ストーリーパック所有者に対しては、知識の番人向けに新たなイニシャライザーを作成し、既存の没落帝国のようにガイア型惑星と辺境のコロニーを持つようにし、いくつかの固有の特徴と建造物を追加した。だが、3つのリングワールドを使う古いイニシャライザーはまだ残っており、ストーリーパックを持っていない場合はリングワールドが生成され、没落帝国のリングワールドを持たないものはなくなった。
  • この他に没落帝国に行った変更は以下の通り。
    • 知識の番人はその振る舞い(人工生命体への嫌悪)を変え、自身の志向(物質主義者)と直接衝突することはなくなった。没落帝国でも覚醒帝国でも、人工生命体に対して恨みを持つことはないが、知識を集めて溜め込むという彼らの妄念を実行するようになった。覚醒した知識の番人の衛星国は人工生命体を禁止することはしなくなったが、宗主国に研究の大部分を提供しなければならない。
    • 聖地の守護者はより対話的になり、若い種族に対して任務の依頼や贈り物を渡すようになったが、彼らがそうしてくれるのは仲間の精神主義者のみだ。彼らも知識の番人のように人工生命体への嫌悪を持ち、覚醒すると人工生命体の文明に対して容赦はしないことが予想できるだろう。
    • 好戦的な孤立主義者謎の観察者はほぼ変更がないが、イニシャライザーと艦船設計は変更され、また好戦的な孤立主義者が以前は使っていた人工生命体を取り除き、これは知識の番人に与えられた。彼らは他の没落帝国よりも多くの特性ポイントを与えられた状態でスタートし、これは生物学的なものへの注力を表現している。
  • 最後に、プレイヤーが没落帝国と接触する方法についても変更を加えた。以前は彼らを怒らせること(例えば精緻に入植する)をしていない場合は、彼らの領域に入ったときのみ通信を開いていたが、これを変更し、没落帝国はプレイヤーの艦船が彼らの領域の隣接星系に入ったときに接触してくるようになった。これにより、好戦的な孤立主義者の隣に偶然入植してしまうというということが起こりにくくなり、また探査中の科学船が首星系まで送還されなくなる。

来週は、集合意識と貪食する群れについての変更と動的な伝統の追加について。

StellarisもEU4と同じく、来週も更新するようです。チームのほとんどは既に夏休みに入っているものの、夏休み中も開発日記の投稿は行うとのこと。

次回:開発日記#76――集合意識の改良と伝統の変更

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コメント

  1. リングワールド周りは「このまま古代の世話人を追加すると1ゲームあたりのリングワールドが多すぎるため、このストーリーパックを導入すると物質没落はリングワールドを取り上げられます」というのが要旨だと思います。

    • それはわかるのですが、英文の意味としてあまり明らかでないというか、私の英語力で正確に意味がとれないので(?)をつけています。
      「with a more traditional Fallen Empire setup of Gaia Worlds and outlying colonies,」というあたりはどう考えたらいいものでしょう……。

  2. 失礼いたしました。私は英語には自身がありませんが、ゲームから類推すると「リングワールドより伝統的な(他の没落した帝国と同じようなという意味で)、首星がガイア型惑星でその他植民惑星を持った設定」という意味ではないでしょうか。

    • それですね! なんだか難しく考えてましたが、おっしゃるように素直に「より既存の没落帝国に近い」という意味合いで取ればちゃんと意味が通りますね。
      というわけで修正しておきました。ありがとうございます。

  3. →古代の世話人は新たな「不可解」という態度を持ち

     ここのErraticは「不安定」の意味。バグっててもうだめじゃないんかというのがTheir erratic behavior and speech, however, suggests that something may be very wrong indeed with this Fallen Machine Empire.

    • 訂正しておきました。ありがとうございます。

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