「Europa Universalis IV」開発日記3月14日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は神道について。
概要
3月14日分の開発日記は、神道について。
- 1か月前の開発日記で日本について述べたが、お気づきのように、私たちは日本を強力だが神道についてはメカニクスが欠けた状態にしていた。神道はEastern religionグループに属し、Mandate of Heavenの中華皇帝(the Celestial Throne)をになることができる。また、神道の国家はIsolationismというメカニクスを持つ。
- 神道国家はIsolationismレベルを持ち、これはOpen Doors(開国)からClosed Doors(鎖国)までの5段階で、それぞれ国家に影響をもたらす。日本は1444年には鎖国していた時期以前の足利幕府としてスタートし、「adaptive(受容的)」となっている。Isolationismレベルは定期的にIncidents(事件)で異議を唱えられる。日本国内や国外の状況によって、キャンペーンを通じて8回まで事件が発生し得る。
- それぞれの事件はキャンペーンごとに1回だけ発生し、30年以上の間隔を置く。これは日本において少しずつ受容されつつある新たな考え方、交易品、人々についての問題を引き起こす。どの選択肢を選ぶかによって、Isolationismレベルが開国や鎖国に向けて動き、事件のイベントチェインの最後には50年間の補正を国家に対してもたらす。どの道をとるかはプレイヤーとプレイヤーがどういう国家にしたいかによって決まる。
- Isolationismレベルのボーナスは以下のとおり。(注:17日に修正した旨投稿されたのでこれを反映しています。コメントにて教えていただきました。ありがとうございます)
- Closed Doors(鎖国):War Exhaustion-0.03、stability上昇コスト-15%
- Isolationism(孤立主義):文化転向コスト-15%、宣教師+1
- Selective Integration(選択的統合):Ideasコスト-10%、建設コスト-10%
- Adaptive(受容的):Institutionの伝播+10%、開発度上昇コスト-10%
- Open Doors(開国):技術コスト-5%、embracementコスト-10%
- 神道国家はそれぞれ独立に事件に直面するが、メカニクスは独立に動くわけではない。将軍は同じIsolationismレベルの大名ごとにPrestigeボーナスを得、逆にそうではない大名からはペナルティを得る。将軍は自分の属国に対して強制的にIsolationismレベルを近づけさせることができるが、Liberty Desireが大きく上昇する。
- ゲーム中の8つの事件は以下のとおり。
- Shushi-Gaku Neo-Confucianism(朱子学)
- Nanban Trade(南蛮貿易)
- Proliferation of Firearms(鉄砲伝来)
- Spread of Christianity(キリスト教の拡大)
- Rising Shogun Authority(将軍の権威拡大)
- Ikko Ikki(一向一揆)
- Wokou Pirates(倭寇)
- Urbanization(都市化)
- それぞれにトリガーがあるため、例えば、倭寇のために港を取らないなら、またはキリスト教の拡大を防ぐためにマップから完全に取り除くなら、8つすべてを見ることはできない。(?)
- 私たちはマップの変更、プロヴィンスの追加、列島内の多くの国家タグの追加により盛り上げると同時に、日本についての古いイベントの多くを書き直した。さらに、1444年のスタート時に存在するすべての国家に固有のNational Ideasを追加し、この地域を活性化することにした。
Idea Groupsのスクリプトについては省略します。
- マップ変更、新たな国家、新たなNational Ideasは1.20の無料アップデートの内容だが、Isolationismに関することはすべて4月6日に19.99ドルで発売するMandate of Heavenの内容となる。
来週は、外交官について。
コメント
質疑応答で、Isolationismの各レベルのボーナスを変更することにしたと出ています。
ありがとうございます。記事を修正しました。
ついでに元になる開発日記へのリンクが間違ってましたね……。こちらも修正しています。