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「Crusader Kings II」開発日記#45――調整局

その他

CK2開発日記#45が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は2.7.1について。

前回:CK2新DLC「Monks and Mystics」本日発売 & パッチ2.7リリース!


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概要

開発日記#45は、2.7.1について。

  • Monks and Mysticsがリリースされて1週間たち、私たちはバグリポートやフィードバックのチェックで忙しい。通常通り、調整や追加は次の2.7.1パッチで行うが、これには数週間かかる予定だ(申し訳ないがこれ以上のことは言えない)。これはかなりしっかりしたアップデートになる。完全なパッチログはまだ公開できないが、これまで実装した大きな点についていくつかお話しする。
  • 最初に、Devil Worshipper(悪魔教団)はよりリスクや不利益を高める。指摘されたとおり、これはパワフルな結社で利益は大変なものだが、比較してメンバーであることのリスクは低い。そこでメンバー間の悪質さ、露見のリスクを高め、プレイヤーに対して近隣の領主が聖戦を挑む理由となるリスクを取ることになるようにする。
  • Hunt Apostates(背教者狩り)はさらによいものにする。宮廷司祭はさらに極めて疑わしいキャラクターを見つけることができ、烙印を押されることのペナルティもまた増大した。例えば、プレイヤーはこれを理由にターゲットから称号を剥奪することができる。背教者が玉座の間に引っ立てられてきたとき、プレイヤーには3つの選択肢がある。解放するか、投獄するか、火あぶりにするか(AIはこれを好む)だ。まれではあるが、宮廷司祭が少し疑わしいだけだったり、他の宗教の隠れ信徒だったり、宮廷司祭が無能である場合には罪のないキャラクターを捕らえてくるということもある。
  • 錬金術は、彼らが選んだすべての特別な材料の使い方が与えられる。プレイヤーは多くの、特に錬金術イベントにおいて結果をよくする(または悪い結果を避ける)ためにさまざまな材料を消費する機会を得る。
  • もうひとつ結社に関する問題として、破壊分子の教団が目立たなすぎることがあげられる。そこでAIは秘密教団をより効果的に創設し、運営できるようになった。今のところ、結社の中で活動しているのが自分だけに感じられるが、パッチによってAIのメンバーも貢献するために活動するようになる。また、特定の活動(シンパシーを喚起することなど)のために必要なコスト全般は、結社をより運営しやすくするため、大きく低下させることにした。秘密教団もよりダイナミックにするつもりでいる。

  • 他のキャラクターにアイテムを与えることができるようにもした。これはみなさんから強い要望があったものではないが、もともと拡張に含まれる予定だったものだ。これは非常にシンプルなアクションで、受け取った者が多かれ少なかれ感謝して評価が上がる(Send Giftに近い)。あげられるのは受け取る者が価値を認めるもののみで、したがってキリスト教の聖遺物を異教の者にあげたりはできない(これはアイテムについての新たなトリガーでスクリプトされる)。
  • 最後に、Alexander Oltner(注:パラド社の品質保証担当スタッフ)がおまけとしてやってくれた派閥のバランス取りと修正についてだ。誰もが選挙制相続に移行しようとすることはなくなり、その相続法が永久に保たれることはなくなる。(注:意味を全然違うように取っていたので、コメントで指摘いただいて修正しました。ありがとうございます)また、AIキャラクターは実際に称号請求者の派閥にメンバーとして所属するようになった。これに関連して、AIは評議会に有力諸侯を登用するのをよりうまくやるようになった。

派閥などについてのチェンジログは省略。


来週も2.7.1について。

次回:開発日記#46――調査の概観

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コメント

  1. もしかしたら誤解を招くかも知れないと思われる部分があります。

    No longer should you see everyone turn into Elective Monarchies and keep that succession law forever.
    (ゲーム内の)あらゆる勢力が(選択可能であれば)Elective Monarchyに移行し、かつ永遠にそのElective Monarchyが保たれることは、もうない。

    CK2あるあるの1つ、どの王国も帝国も選挙制継承法状態になることが解消される模様。

    • ご指摘ありがとうございます。これ完全に間違って意味を取ってましたね……。ご指摘いただかなければそのままにしているところでした。助かります。
      記事の内容を修正しておきました。

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