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「Crusader Kings II」開発日記#38――インターフェースの我が王国

その他

CK2開発日記#38が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はインターフェースについて。

前回:開発日記#37――3倍の偉大さ


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概要

開発日記#38は、インターフェースについて。今回は公式Wiki担当スタッフのMeneth氏によるもの。

  • 今回はこれまで行ってきた改良について書くことにする。いくつかは既に実装され、または開発日記に書いてきたし、またいくつかは開発中、さらにはコミュニティのメンバーからひらめきを得たものもある。

戦闘インジケーター(battle indicator)

  • 最初はEU4からインスピレーションを得た戦闘インジケーターだ。これはユニットがプロヴィンスに進入すると戦闘が発生する場合に表示される。戦闘が始まる日付と二者が戦闘になるとどうなるかがマウスオーバーで現れる。適用されるボーナスやペナルティ(地形・川・海峡・上陸戦)があれば、これも誰に適用されるのかと同時に表示される。
  • これは戦闘結果の予測ができない状態で戦いになることを避ける手助けになるが、戦闘は戦争の霧ルールも適用されるものであり、見えない敵が進入しようとしているプロヴィンスに近づいていたとしても、その警告は出ないことに留意してほしい。

守備隊のツールチップ

  • 次に、守備隊(garrison)のツールチップをより便利なものにした。以前は守備隊のみが表示されていたが、徴集軍(levy)と両者を合わせたものも表示し、実際にその領地を攻め落とすのに相手にしなければならない兵数を表示するようになった。

「すべて乗船」ボタン

  • さらに「すべて乗船(Embark All)」ボタンを追加した。これは複数のユニットを選択していて、それがさまざまなプロヴィンスに散らばっているときに使用するものだ。これはそのプロヴィンスにある艦隊にできる限り多くの選択されているユニットを搭載し、この艦隊を簡単にまとめることができるようにするものだ。

ゲームルール画面

  • ゲームルール画面にも改良がある。まずカテゴライズを用意し、カテゴリーごとにゲームルールを設定できるようにすることでルールを探しやすくした。
  • 第二に、ゲームルールに4つのセーブスロットを用意し、ゲームごとにルールのプリセットを簡単に選べるようになった。

キャラクターファインダー

  • 「虜囚フィルター(prisoner filters)」に合わせて、キャラクターファインダーにも改良を施した。
  • 第一に、虜囚フィルターと同様に「フィルターリセット(reset filters)」ボタンを追加した。
  • 第二に、ゲームルールと同様に、4つのフィルター設定を保存できるようにした。
  • 第三に、外交的距離のフィルターを追加した。
  • 第四に、キャラクターがプレイヤーの宮廷にやってくるかでフィルターをかけられるようにした。
  • 第五に、充分な賄賂によってプレイヤーの宮廷にやってくるかどうかについて「ノー」から「イエス」に変わる場合は、それを示すアイコンを表示する。
  • 第六に、「偉大な家系(Great House)」のフィルターはプレイヤーの家系をフィルタリングしないようにした。
  • 多くのプレイヤーは知らないであろうと思われることだが、プレイヤーは請求権で検索することができる。請求権者を探したい称号を入力するのだ。
  • 画像は開発中のもので、最終版では枠から外れているボタンはなくなる。

評議員

  • “Conclave” 所有者に向けては、評議員を選択する画面にちょっとした改良がある。候補者ごとに投票パターンのアイコンが表示され、マウスオーバーでどのパターンになりそうかすべて表示する。
  • 誰を選任するかについての法律によって多くの要素が変化し、ほとんどの場合彼らの立場は確定したものではないが、変化した要素のほとんどがプラスのものである場合は表示されているより悪い結果になることはほぼない。

投票

  • “Conclave” 所有者に向けたもうひとつのものとして、法律について評議会の反応を検討できるようになることがある。これは評議会が実際に投票する前にどのように投票するかを表示する。結果が満足できるものならば、同じ画面から実際の投票を始めることもできる。
  • この画面では評議員がどのように投票したかも表示するが、マウスオーバーでなぜそう投票したかも表示し、どうすれば投票に影響を及ぼすことができるかがわかる。

教育の選択

  • 少年時代の教育画面は、子供が持っている特性がそれぞれの教育方針でよい影響を及ぼすか、または悪い影響を及ぼすかを表示する。これによって、それぞれの方針の説明と特性を見比べる必要はなくなる。

陰謀

  • 感知して支援している陰謀について、その陰謀全体のplot powerをマウスオーバーしなくても表示するようにした。

子供の名前

  • 子供の名前をランダム生成できるようにした。これには4つのオプションを追加する予定だ。すなわちランダム化(R、文化の名前リストから)、親の名前を取る(P)、祖父母の名前を取る(GP)、先祖の名前からランダムに取る(D?)だ。これはまだ作成していないが、最終版ではこういう見た目ではない。

指揮官の選任

  • 最後は指揮官の自動選任だ。Minor Titlesタブに指揮官の自動選任ボタンを追加した。これは宮廷で最良の指揮官で常に指揮官のポストを埋める。これは評議員に対する軍勢を率いないという制限を尊重する。
  • また指揮官の選任もやりやすくなった。以前の「show commanders」のチェックボックスは「show only commanders」と変わった。指揮官はリストの一番下にあり、これを隠すのは理にかなっていない。
  • この他にも多くの改良があるが、すべての変更点は以下のチェンジログにまとめた。

チェンジログは割愛します。


次回:開発日記#39――御意のままに……

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