CK2開発日記#35が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は修道会について。
概要
開発日記#35は、修道会について。今回の開発日記はDarkrenown氏によるものです。
- 今週はDoomdarkが共同体(Societies)について書く予定だったが、彼は
投獄されて忙しすぎるので、私がこの仕事についての権力を奪った担当することととなった。
- “Monks and Mystics” では、8つの修道会が追加される。2つのカトリック修道会、すなわちベネディクト会(Benedictines)・ドミニコ会(Dominicans)が存在し、またギリシャ正教(Orthodox)、合性論(Miaphysites)、ネストリウス派(Nestorians)、ヒンドゥー教(Hindus)、仏教(Buddhists)、ジャイナ教(Jains)にもそれぞれ宗教共同体が存在する。実際の修道士や聖職者はもちろんこうした共同体に加入することができ、階級も早く上がっていく可能性が高い。世俗のキャラクターが信徒やパトロンとして加入して最上位まで登ることも充分にありうる。
- 修道会での生活は学問、敬虔さ、善行に重点を置く。メンバーは概して(”Way of Life” があれば)神学(Theology)フォーカスを使い、施しを行い、新たな寺院の建設を助け、巡礼に出向き、礼拝や瞑想を行うことを期待されている。
- 自己反省に時間を費やすことにはいい面がある。こうした活動によってキャラクターは自身をよりよくできる傾向にあり、悪徳のようなネガティブな特性を失い、素晴らしい美徳を得る。読書や本の意味するところについての討論が学識能力(Learning)や外交能力(Diplomacy)を増すのに役立つことは言うまでもない。最上位まで登ると、メンバーは領内の他のキャラクターに忠告することができるようになり、他のキャラクターを励ましたり、罪深い所業をやめさせることができる。
- ドミニコ会:プロヴィンスの改宗が著しく早まり、評議員の職務である「異教徒狩り(Hunt Heretics)」にボーナスが付く。
- ベネディクト会:資金の寄付により「怠惰(Slothful)」を取り除き、「勤勉(Diligent)」を得ることができる。
- ヒンドゥー教:生殖率(Fertility)と健康度(Health)が上昇。
- 仏教:反乱リスクの減少。
- ジャイナ教:他のジャイナ教徒からの評価ボーナス。
- 合性論・ギリシャ正教・ネストリウス派:寺院の封臣からの収入増加。
- すべて:時間経過によってネガティブな特性を失い、ポジティブな特性を得る可能性がある。
質疑応答
Q1:新しいポートレートもあるの?
A1:イングランド人とドイツ人の顔が新しくなる。
Q2:カトリックの修道会はどっちに入るか選べるの?
A2:どちらも公にされた共同体なので、共同体画面で単にボタンを押すだけでいい。
Q3:ムスリムの共同体はないの?
A3:ある(だが残念ながらスーフィー派はない)が、これは将来の開発日記で述べる。
Q4:スーフィー派もフランシスコ会もシトー会もないの? がっかり。
A4:忘れてたわけでもいらないと思ったわけでもなくて、単にDLCのためにそうした共同体を作る時間がないだけだよ。”Monks and Mystics” はパラド社開発スタジオのゲームでは最大のコンテンツデザインチームを抱えてる。他のゲームはコンテンツデザイナーは1,2名だけど、これは4,5名のコンテンツデザイナーに加えてDoomdarkと私も手伝っているし、品質管理も口を出してくるし、他のプロジェクトのコンテンツデザイナーも空き時間で手伝ってくれている。共同体とか宝物の追加はものすごい量のスクリプトを書かなきゃならない。それにこのふたつはベースとなるゲームに追加されるものだから、将来さらに追加することができるということも覚えておいてほしい。
次回は、共同体について。クリスマスや年末年始のお休みのため、次回は1月9日になるとのこと。
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