パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#49が更新されていましたので、その内容をご紹介。今回はグラフィックとポートレートについて。
概要
開発日記#49は、グラフィックとポートレートについて。
改良されたブルームシェーダー(無料の内容)
- 前のリリースでやりたくてもできなかったもののひとつが、ブルームシェーダーの改良だ。「Bloom」というのは今は卑猥な言葉で、前の世代が使いすぎて悪い評判がついてしまった。だが、正しい意味としては素晴らしく見えるということになる。「Stellaris」のようなゲームでは、艦船の窓、エンジン、恒星、レーザー兵器など、多くのものが輝いている。
- コードのほとんどはリリース前にできていたが、一旦切り替えてみると、ゲーム中の輝いているすべてのものに調整が必要で、中にはコーディングが必要なものもあった。ハインラインの開発ではこの点に時間を取ってすべての修正が終わり、恒星は明るく輝き、レーザーはきらめくようになった。惑星上の都市のテクスチャの改良についても、ちょっとだけ時間をかけた。
新たなポートレート
- 「Stellaris」のリリース前にもリリース後にも、私たちはさまざまな新しい種族のポートレートについてのリクエストをたくさんもらってきた。一番多いのは、もっと「異星人」らしい異星人を追加してくれというもので、私たちはリリース前からこれに取り組み、多くの異星人らしい非人類種族を追加してきた。
- もうひとつ多いリクエストは、これは私たちが取り組んでこなかったものだが、「かわいい」「きれい」「人間のような」異星人だ。もちろんベーシックな人間と、それと同じくらい愛らしい宇宙ギツネは既にいるが、私たちは相当な数のプレイヤーが人間や宇宙ギツネ「のみ」でプレイする傾向にあることに気づき、こうしたプレイヤーが遊ぶときにさらなる選択肢をもたらしたいと考えた。こうした理由で、「かわいい」異星人と「人間のような」異星人を区分して、新たなポートレート群を作ることを決めた。
ヒューマノイドポートレートパック(無料の内容)
- 人間のような(またはバカにして「ゴムのような額」と呼ばれることもある)異星人は、「Stellaris」に導入することをはじめのうちは避け、銀河をさまざまな生命に満ちた多様な場所にするために異星人種族に注力した。だが、とても多くのプレイヤーがより人間のような種族でプレイしたり出会ったりしたいと思っており、そうした種族は私たち人間としては容易に識別することができる。
- こうした理由で、本質的には哺乳類だが、他の哺乳類よりも人間に近い「ヒューマノイド」という新しい種族クラスを作り、このカテゴリーに4つの新しいポートレートを作った。これはハインラインパッチで全員に配布される予定だ。
- ヒューマノイドは固有の都市景観や艦船を持たず、哺乳類のものとなる。単にインターフェース上の整理のための分類だ。将来的にポートレートを作る際には、まずは「異星人らしい」異星人の追加に集中し、人間のような種族は少数派になるだろう。
かわいい系ポートレートパック(有料の内容)
- 多くのプレイヤー(私も含めて)がかわいい種族を単純に求めているということはよくわかっていたので、私たちはかわいいポートレートを、かわいいポートレートがない各種族クラスに追加することにした。
質疑応答
Q1:今回はオープンベータはないの?
A1:DLCと一緒にリリースするときはいつもないよ。
Q2:ヒューマノイドは名前リストも自前のがないの?
A2:名前リストは固有のものがある。
Q3:人類はヒューマノイドに入るってこと?
A3:そうだよ。
Q4:かわいい系ポートレートは “Leviathans” に含まれてるの? 別のDLC?
A4:含まれている。
来週は、ハインラインパッチと “Leviathans” ストーリーパックのリリースについて。ハインラインパッチのパッチノートは16ページに及ぶ膨大なものだそうです。
コメント
「新たなポートレート」の項の改行が一部おかしいです、あと「もっt」という誤字があります
訂正しました。ありがとうございます。