「Europa Universalis 4」開発日記6月2日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は文化について。
前回:開発日記 5月26日
2016/06/11 2016年6月9日分へのリンクを追加。
概要
6月2日分の開発日記は、文化について。今回は開発スタジオマネージャーのJohanによる開発日記ですが、この先数ヶ月は父親産休(paternity leave)をとるそうです。
Johanがいない間はDDRJake氏が6月、8月、9月の開発日記を担当するとのこと。7月については、「パラド社はスウェーデン企業なので、7月は神聖なもので、太陽に対して礼拝しなければならない」のだそうで。
文化について
- EUシリーズでの文化は言語的には無関係で、誰かとうまくやっていくためや、他者をうまく統治するために半ばどうにでもなるものだった。
- EU4においてどの文化が自分の国家に受け入れられているかは、国内に存在する文化を受け入れることも排除することも、以前はコントロール不能だった。
- 秋にリリースすることを目指している1.18では、文化受容に関するパーセンテージシステムを完全に撤廃する予定だ。代わりに自国において文化が受け入れられるかどうかに関してコントロールできるようにする。
- まず、国家が受容できる文化の数に上限ができる。ベースは2つの既に受容されている文化で、人文主義アイディアの「文化的の絆(Cultural Ties)」によってさらに2つのスロットが与えられ、啓蒙専制で帝国レベルに達すると3つまで増え(?)、いくつかの国家ではアイディアによってさらに1つ追加される。
- スロットを1つ増やす政策もあるし、外交技術によっても5つまでスロットが増える。今のところ、外交技術レベルが8,14,20,26,31で増えていく。
- 国内に文化を抱えすぎている場合、最後に受容した文化を失う。
- コアステートの開発度の50%以上を占めている場合、既に受容されている文化やそれと同じ文化グループを主要文化とすることができ、これには100の外交点がかかる。文化移行ディシジョンはなくなった。
- ステートにおいて20以上のコア化開発度(?)を持つ国内の文化を昇格(promote)させることもでき、これにも100の外交点を消費する。
- 既に受容されている文化を排除することも可能だ。これには10の外交点が必要で、その文化を有するすべてのプロヴィンスで不穏度(unrest)が5上昇する。
- これが文化リストをそなえた新しい政府ウィンドウだ。
質疑応答
Q1:次の拡張はどれくらいデカイの?
A1:”Art of War”くらいゲームが大きく変わる予定だ。
Q2:7月はなに?
A2:我々は文明国に暮らしているので、ほとんどの人々は7月には働かないんだ。
Q3:出産おめでとう!
A3:妻は初出産じゃないから、私たち夫婦はどっちも前ほど長い有休はもらえないけどね……。まだ週に1,2日は働くけど、ほとんどはEU4のデザインに時間を使うつもりで、あとは他のゲームに取り組んでいるpodcat、king、wiz、doomdarkのお手伝いだね。
来週は、小国でいるより大国でいることがどう優れているのかについて。
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