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「Crusader Kings II」開発日記#10――(無駄に)長生きと繁栄

その他

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CK2開発日記#10が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は繁栄システムについて。

前回:開発日記#9――成功の秘密

2016/06/22 #11へのリンクを追加。

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概要

開発日記#10は、繁栄システムについて。

  • 繁栄(Prosperity)は、以前の開発日記で言及した人口減少(Depopulation)の逆だ。長い間、攻城戦が行われておらず、襲撃もされておらず、伝染病に襲われてもいないプロヴィンスは繁栄を始め、税収が増えたり、徴兵軍の回復が早まったりするボーナスを得られる。
  • もう少し詳しく見ていこう。プロヴィンスは毎年のランダムな確率、地形、統治者の管理能力(stewardship)、戦争中ならば統治者の重点統治する領地(Crown Focus)によって上昇する隠された値を持っている。「重点統治する領地ってなに?」と聞きたいだろうが、これは後で説明する。この値があるしきい値に達すると、プロヴィンスは補正を受け、統治者はそのプロヴィンスが繁栄していると通知を受ける。この状態が続くと、繁栄状態は3レベルまで上昇する。一方で、プロヴィンスが攻城戦の舞台となったり、襲撃されたり、伝染病が流行したりすると、繁栄レベルは低下する。プロヴィンスが人口減少状態となると、繁栄の補正は取り除かれる。
  • プロヴィンスの繁栄値には多くの要素が関連し、建造物、商人との取引、祭りやトーナメントの開催、そのほか繁栄をさらに拡大する多くのディシジョンやイベントもある。ほかに集中しているプロヴィンスがなければ、主に首都のあるプロヴィンスで起こるだろう。
  • ノース(Norse)については、略奪から船隊が帰還したときにこうしたイベントが用意されており、首都に小さなボーナスをもたらす。
  • 最後に、重点統治する領地についてだが、公爵以上で充分広い領地を持つ独立した統治者は、自分の領地のひとつを重点統治する領地とすることができる。これは統治者が特別に注意を払う地域であり、繁栄度の年間の上昇量が増加する。さらに、重点統治する領地としたプロヴィンスは、繁栄のレベルが最高に達すると利益をもたらす新たなイベントが発生する。重点統治する領地は、以前のスクリーンショットではマップ上に王冠が見えていたが、マップが散らかって見えるので、自分の重点統治する領地にのみアイコンを表示することにした。

質疑応答

Q1:人口減少と繁栄は時間経過で元に戻るの?

A1:人口減少は元に戻る。繁栄は取り除かれるまでそのまま。


次回は、次のDLCで追加されるナラティブなイベントについて。

次回:開発日記#11――エンド・オブ・デイズ

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