「Democracy 3」プレイ日記:イギリス編 第11回は、前回選挙に勝利して2期目に入ります。2期目で今回のゲームは終了なので、支持率に関係なく、抜本的な政策を打っていけるようになります。
前回:イギリス編 第10回
2015/12/16 第12回へのリンクを追加。
21ターン目
公害の発生やぜんそくの流行など、環境問題によってGDPは若干低下。しかし税収は相変わらず力強く上昇し、91.03十億ポンドの黒字。国債残高は949.52十億ポンドですので、このまま行けば10四半期後には国債を完済できる算段です。
四半期レポート
失業率は低下しましたが、健康状態が悪化。そして、新たに公害問題が浮上。急速な経済の拡大の負の影響が現れています。
人身売買
イギリスに入ってきた貨物コンテナの中に、人身売買された人々が入っていたという問題。こうして入国してきてしまった人々をどうするかについて、滞在を認めるか、強制送還するかを選択します。
前者のほうが支持基盤である社会主義者や自由主義者にウケがよさそうですので、前者を選択。
公害問題
このターンに入って浮上した公害問題は、環境の悪化によって発生し、健康状態を悪化させる上に、対策費として2.39十億ポンドを要する問題です。支持基盤である環境保護主義者の支持にも影響しますので、早急に手を打たなければなりません。
キリがいいので、ここらで現状の他の社会問題について見ていきましょう。
鉄道ストライキ
通勤者やGDPに負の影響が出ていた鉄道ストライキですが、前ターンの鉄道助成金増額によって次ターンには解決する予定です。
ぜんそくの流行
前ターンから始まった環境問題のひとつ。生産性が若干ですが落ちるのと、対策費がかかるのがネックです。
組織犯罪
ゲーム開始時点から一貫して解決できていないのが、この組織犯罪。諜報機関への予算配分で低下させられるので、やっていくことにしましょう。
現状では、社会問題はこの3つのみとなりました。あれだけ問題だらけだったイギリス社会もずいぶんよくなったものです。今後は主に環境問題解決に向けて手を打っていくことになるでしょう。
自動車税
前回、環境対策として自動車の利用を引き締めていくということを書きましたが、そのための最大の一手として、自動車税を導入します。税収もさらに拡大し、国債償還を早めることもできて一石二鳥です。
環境保護主義者以外誰も喜ばない政策なので、通常は導入しない政策かもしれません。
税率を最大まで上げ、これで25.21十億ポンドの税収増です。
政治力を38点消費し、残り2点。このターンはこれで終わりです。
22ターン目
GDPはほぼ横ばい。税収は自動車税導入によって大きく伸び、119.19十億ポンドの黒字。
また、信用格付けが最高のAAAに格上げされました。
国際経済はそろそろ天井が近いと思いますので、大幅な財政出動はそろそろ控えるべきかもしれません。
四半期レポート
主要6指標に変動はなし。鉄道ストライキは無事に終息しました。
信用格付けは上がりましたが、食料価格の高騰が起こっています。が、特に影響はありません。
諜報機関
組織犯罪撲滅のため、諜報機関の予算配分を増額します。
これまでは支持基盤である自由主義者の支持が低下する恐れがあったため、増額は見送ってきましたが、選挙も終わりましたし、ここで最大まで予算を振ることにします。
5.68十億ポンド→7.26十億ポンドへ、1.58十億ポンドのコスト増となります。
政治力を7点消費し、残り22点。
バスレーンの整備
次は環境対策として、バスレーンの整備予算を増額します。直接自動車利用量を減らす効果はありませんが、バス利用量を増加させ、その影響で自動車利用量が減少するという流れです。
745.48百万ポンド→1.03十億ポンドへ、およそ284百万ポンドのコスト増となります。
政治力を7点消費し、残り15点。
バス助成金
さらにバスに対する助成金もつけましょう。自動車利用量を鉄道とバスの利用量増加で食うことを狙います。鉄道とバスの間でも利用量の食い合いが起こりますが、そのへんは致し方なし。
これによってバス利用量が大幅に増加し、ついでに通勤者の支持も得られます。
代わりに7.23十億ポンドのコスト増。けっこう大きな出費です。
政治力を10点消費し、残り5点。このターンはこれくらいにします。
衛星による通行料の価格付け
さらなる自動車利用量対策を打つにはカネがどうしてもかかります。国際経済もそろそろ天井というところですので、ここからさらに巨額のカネをかけて対策するのは、あまりうまくありません。
そこで、この衛星による通行料の価格付けを導入したいところです。必要な政治力は52点と、政治的にはかなり高価ですが、通行料収入でさらに増収を図れるのが利点です。
今後はこの政策を導入するために動いていくことにします。
23ターン目
国際経済は続伸するも、GDPはまだ横ばい。税収・支出もほぼ横ばいで、115.98十億ポンドの黒字。
四半期レポート
健康状態が少し回復するも、失業率も上昇。そして、新たな社会問題としてインターネット犯罪が浮上。これは面倒です。
住宅建築規制の緩和
このターンのジレンマは、住宅不足による住宅建築規制緩和の要請について。規制を緩和するか、現行のままにするかを選択します。
規制緩和は資本家にプラス、現行のままは環境保護主義者にプラスかなと思いますので、後者を選択。
レジ袋税
このまま次のターンに送ってしまうと5点分政治力が無駄になってしまうので、できるだけ使うためにレジ袋税を導入します。1点は無駄になりますが、まあいいでしょう。
資本家の支持と引き換えに、環境保護主義者の支持を得ます。
税収は、コストとの差引で318.18百万ポンドの増加。
これでこのターンは終わりです。
24ターン目
国際経済の拡大に合わせてGDPも拡大。しかし税収は横ばいで、118.12十億ポンドの黒字。
国債残高も減少を続け、次ターンには500十億ポンドを切る予定です。
四半期レポート
GDPは上昇するも、失業率が再び上昇。ロボット研究助成金の失業率拡大の影響が作用しているのでしょう。
空港の拡張
国内の大空港がキャパシティ不足担っているため、空港拡張が計画されているという問題。空港拡張を認めるか、計画を却下するかを選択します。
後者は環境保護主義者の支持を得られると思うのですが、前者は説明文中に観光客の増加やGDPの上昇という文言が入っており、支持基盤の支持よりも経済力がほしい現在の状況からすると、前者を選ぶのがよさそうです。
衛星による通行料の価格付け
さて、充分な政治力が貯まったので、衛星による通行料の価格付けを導入しましょう。自動車利用量が減少するだけでなく、環境保護主義者と資本家の支持が得られます。
また、コストと差引で10.59十億ポンドの収入増。
政治力を52点消費し、残り4点。このターンのここまでにしておきましょう。
25ターン目
GDPは続伸。収入も道路通行料収入が加わって増加し、143.54十億ポンドの黒字。国債残高は496.62十億ポンドと、500十億ポンドを割りました。
国際経済はそろそろ天井といいつつ、まだ続伸。ただ、もう国際経済の拡大をアテにして政策を打つ局面でないのは確かです。
四半期レポート
GDPは上昇するも、失業率が上昇。どうやら移民の流入が大きな原因のようです。
そして、現実でもシリア難民が問題になっていますが、難民問題が発生。移民の流入が進みます。
排ガス規制
今までなぜ導入していなかったのか不思議ですが、自動車の排ガス規制を導入します。フォルクスワーゲンの大規模な不正が明るみになったのは記憶に新しいところですが、このゲームではたぶんそんなイベントはありません。
金額的にも全然大したことはないのに、なぜ今までスルーしていたのか……。惜しいことをしました。環境を大きく改善するほか、CO2排出量や自動車利用量にもブレーキがかかるありがたい政策です。
367.18百万ポンドのコスト増ですが、政策効果の前にはタダ同然。
政治力を13点消費し、残り19点。
スクールバス助成金
バス利用についてさらにダメ押しするため、スクールバスへの助成金を導入します。
親の支持を得、さらにバス利用量を増加させますが、コストは2.39十億ポンドと少し高め。
政治力を14点消費し、残り5点。このターンはこれくらいでいいでしょう。
というところで、今回はここまで。選挙も過ぎて後半戦となり、解説する部分も少なくなってきたと思いますので、スピードアップして行きたいところです。
次回:イギリス編 第12回
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