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「Democracy 3」プレイ日記:イギリス編 第5回

その他

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「Democracy 3」プレイ日記:イギリス編 第5回は、ぜんそく問題への対処から。

前回:イギリス編 第4回

2015/11/19 第6回へのリンクを追加。

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ぜんそく問題への対応策

前回は、ぜんそくの流行に対する施策の検討を始めたところで終わりました。

今回は、その具体的な政策である道路整備費用について見ていくところから始めます。

道路整備

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道路整備には、現在13.32十億ポンドを費やしており、支出のおよそ5%を占めています。この政策はキャンセルすることはできませんが、予算を最低まで落とせば、512.3百万ポンドへと大幅に支出を削減することができます。

さらに、政権の支持基盤である環境保護主義者の支持も得られ、ついでにぜんそくの原因となっている自動車の利用を低減させることもできるという、一石三鳥の策というわけです。

代わりに自動車愛好家の支持を失いますし、渋滞も起こりやすくなります。また、わずかですが失業率を下げる効果もなくなります。しかし、道路整備費用を削減することによる政治的利益があまりにも巨大です。

また、左上のアイコンの下の「Implementation Delay」が16となっていますが、これは変更が完全に実施されるまでに16ターンかかるという意味ですから、早めに手を打っておきたいところ。

というわけで、削減を実行しましょう。道路整備費の削減には、政治力18点を消費します。残り3点。

在宅勤務イニシアティブ

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さて、政治力は残り2点ですが、自動車利用をさらに減少させるべく、もうひとつの手を打っておきましょう。

在宅勤務イニシアティブは、在宅勤務を行う企業に税の減免を行い、通勤による交通量の減少を目指す政策です。

導入には政治力2点を消費します。政策の人気ゲージの下の「Implement」ボタンを押すと、政策を導入します。

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すると、見慣れた政策画面に移ります。ここでは、下段のスライダーを政治力の消費なしに動かすことができます。

在宅勤務イニシアティブは、通勤者の支持と数、自動車の利用、親、労働組合員に影響を与えます。なかでも、自動車の利用が減少し、労働組合員の支持が高まるという効果はありがたいところ。

せっかくですから、スライダーをMAXにして導入することにしましょう。1.31十億ポンドの財源は、道路整備費用の削減分で十二分に賄えます。

 

さて、2ターン目はこれで終わり。ターンを送ります。

3ターン目の四半期レポート

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3ターン目はGDPがさらに下落。国際経済がさらに低調になっている影響と思われます。一方、犯罪率は上昇。新たな社会問題「ストリートギャング」によるものでしょう。

ストリートギャングは、貧困率の上昇が原因。この原因はおそらく酒税の大増税なので、政策が主因となったと認めざるを得ません。なにか対策を講じる必要があります。

財政は、国際経済の低迷にもかかわらず、約23十億ポンドの黒字。景気低迷期に政府が財政黒字を出すとは、イギリス出身の経済学者ケインズが生きていたら激怒したことでしょう。

世論調査では、政権支持率は21%。相変わらずの低い支持率。

公安調査では、”The human rights society”という反政府的人権団体が支持者を増やしています。

職務質問

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このターンのジレンマは、職務質問。犯罪に関与していると思われる個人を呼び止めて、身体検査をする権限が欲しいという警察からの要請です。現在は、正式に逮捕しないと身体検査できません。権限を与えるか、現状のままにするかの選択です。

前者は「この権限は犯罪抑止に役立つ武器となるだろうし、暴力犯罪に対して特に効果を上げるだろう。市民たちに隠しごとがなければ、この法を恐れることはなにもない」という主張。

後者は「これは非常に危険な動きだ。人種差別を助長し、地域と警察の間に溝ができるだろう。市民たちは国家権力の介入なしに、自分たちの合法的なビジネスを行うべきだ」という主張。

これは少し難しいですが、前者は自由主義者の支持にマイナス、保守主義者の支持にプラス、後者はその逆というところでしょうか。微妙なところですが、保守主義者より自由主義者のほうが数が多いので、現状のままにするを選択しましょう。

選択後に見てみたところでは、支持率の変化は自由主義者のみ(支持率上昇)に表れていました。権限を与えると、おそらく保守主義者の支持が上昇するのでしょう。

3ターン目

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政府財政は改善したとは言っても、いまだに国債残高は約793十億ポンドと、2.5四半期分の政府収入に匹敵。継続的に収支の改善が必要になるでしょう。

1ターン目で対策を講じたアルコール乱用については、酒税によるアルコール消費量の減少とコミュニティポリシングの効果が発現して急速に改善。しかし、この2つの対策で社会問題としての解決に向かえるかは微妙なところ。やはり、いずれは警察力の増強が必要になりそうです。

ストリートギャング

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このターンから新たに社会問題となったストリートギャングは、犯罪を増加させるほか、自由主義者の数を減らし、観光客も減り、国民全員が不幸になるのみならず、対策費に2.39十億ポンドを要するという、まさに国家問題。

早急に解決したいところですが、”Causes”を見ると、貧困と失業が大きな原因で、警察力や監視カメラなどの施策は大した抑止効果がないことがわかります。貧困と失業の解決こそが根本的解決の方策と言えます。

無料の学校給食

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貧困撲滅に絶大な効果を発揮する政策のひとつが、この無料の学校給食。政策の人気も高く、実施に大したカネもかからないという、政治家にとっては大変素晴らしい政策です。

導入には政治力10点が必要。残り8点。

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貧困を大きく減らし、健康状態と貧困層の所得を向上させ、貧困層、社会主義者、親の支持をわずかながら向上させるという、「百利あって一害なし」という夢の政策と言えます。

余裕があるので、気持ちよくスライダーをMAXにできます。1.63十億ポンドかかりますが、政治的利益を考えれば、まあ誤差みたいなものです。

無料の視力検査

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もうひとつの貧困対策は、無料の視力検査。こちらは学校給食ほど万能ではありませんが、貧困撲滅に役立つ政策です。

導入には政治力8点が必要。これで政治力はゼロです。

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資本家、富裕層の支持を失う代わりに、貧困層、社会主義者、老齢退職者の支持を得、貧困を抑制し、健康状態と貧困層の所得を向上させます。

こちらもMAXまで予算を振ってしまいましょう。1.22十億ポンド必要ですが、貧困対策としては安い部類です。

 

さて、もうできることはありませんので、3ターン目はこれで終わりです。

4ターン目

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支持率はさらに回復。財政状況は黒字ですが、国債残高はまだ772十億ポンドと予断を許さない状況です。

四半期レポート

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4ターン目は、犯罪と貧困が抑制されました。犯罪は「!」マークのイベントであるスーパーヒーローによるもの、貧困は3ターン目で対策したことによるものです。

財政は6.32十億ポンドの黒字

世論調査では、39%まで政権支持率が回復しています。

そして、また新たに社会問題「自警団」が発生。犯罪率が前のターンで跳ね上がってしまったため発生したようです。

自警団

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自警団は犯罪を主な原因として発生する社会問題で、保守主義者の支持を大きく失います。由々しき問題です。

警察力の増強で解決できる問題なので、そうしたいところですが……。

警察力

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自警団だけでなく、アルコール乱用もやはり現状のままでの解決は難しいので、警察力を増強したいところ。

しかし、警察に予算を最大まで振ると、10.83十億ポンド。現状は6.12十億ポンドなので、4.71十億ポンドのコスト増となります。

今後もしばらくは国際経済が低迷し、さらなる減収が見込まれる現状で、4十億ポンドの追加の出費は容認できません。どこかの出費を削減する必要があります。


というところで、今回はここまで。

思ったより進行が遅いですが、このプレイ日記は解説重視ということでご容赦いただければ……。

次回:イギリス編 第6回

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