久しぶりのGreenlightネタとなりましたが、Steam Greenlightで面白そうなゲームについてご紹介するこのシリーズ、今回は「Zulu Response」「The Inner Sea」の2本をご紹介。
Zulu Response
1つ目は、1879年にズールー王国とイギリスが戦ったズールー戦争を舞台にしたFPS「Zulu Response」。リリース時期は不明。
英国軍兵士かズールー戦士となって戦うゲームFPSのようですがそれだけではなく、味方部隊に指示を出して戦うRTSのような側面もある模様。動画を見るかぎりでは、「Mount & Blade」の戦闘を徒歩・一人称視点でやった感じに近そうです。
まず思ったのは「なしてズールー戦争?」でした。いや、こういう19世紀の戦争を取り上げたゲームは、ストラテジーならまだしも、FPSのようなアクションゲームではまったく見たことがないもので……。
しかもナポレオン戦争や南北戦争ではなく植民地戦争を引っ張ってくるというこのセンス。私は好きです。
ただ、アイディアは面白いと思うのですが、「ん?」というところがないわけではありません。例えば、FPSなのでマルチプレイにも対応するようですが、英軍とズールー族では装備が全然違いますし、そのあたりどううまくやるのかなというのは気になります。
それから、まだ開発中なのでなんとも言えませんが、動画に出てくるグラフィックが最近のFPSとしてはさすがにちょっと……。FPSではどう見えるかはけっこう大切なポイントだと思うので、もう少し頑張ってほしいところです。
ただ、あこがれのレッドコートを操作できたり、装備で圧倒的に劣るズールー戦士がいかに戦ったかみたいなところは面白そうなので、プレイできるようになったらぜひやってみたいゲームです。
The Inner Sea
2つ目は、17世紀をモチーフにしたランダム生成の群島を探検していくRPG「The Inner Sea」。こちらもリリース時期は不明。
ランダム生成の島を船で巡っていくという点で、少し前に発売された「SUNLESS SEA」に近いのかもしれません。
公開されている画像や動画では、ゲーム画面は上の画像のようなミニチュアのような船と建物のマップ一枚だけのようです。これはこれで可愛らしい感じで悪くなさそう。
自分の船やクルーのカスタマイズもできるようで、海洋探検もののゲームにある要素はちゃんと揃っているようです。島の文化によって買える装備や雇えるクルーも変わるとか、そういうこともありそうですね。
その他の要素については、ゲーム自体の情報があまり出ていないのもあってまだ不明点が多いですが、冒険ものというだけではなくて交易ができたり、人との出会いがあったりという風になっていってほしいなあと思いますが、どうなるか……。
というわけで、かなり久しぶりのGreenlitタイトルのご紹介でしたがいかがでしょうか。
最近はGreenlightで新たに公開されるシミュレーション系のゲームが減っておりまして、ご紹介できそうなゲームがなかなか出てこないという状況です。Greenlightだけでなく、Kickstarterのようなインディーズゲームを支援するようなところは軒並みシミュレーション系の新規公開タイトルが減っている印象があります。
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