「Europa Universalis 4」開発日記10月29日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。
前回:開発日記 10月22日
2015/11/21 11月5日分へのリンクを追加。
概要
10月29日分の開発日記は、募兵と艦船の建造、その他の便利になった点について。
陸海軍の直接の編成/建造(拡張の内容)
- 名前のとおり、陸海軍をユニット選択画面から直接編成・建造することができる。
- 例えば、2万の歩兵と1万の砲兵からなる軍がてひどくやられて、1万2,000の歩兵と8,000の砲兵に減ったとしよう。このとき、失われた軍をテンプレートから補充したり、個別に連隊を編成して合流させるのではなく、単に「歩兵を編成」「砲兵を編成」ボタンを欲しいだけクリックすれば、自動的に部隊が編成され、その軍まで移動し、合流する。
- これは交易/私掠/海賊艦隊でも同じことができ、新しい軽快船はその艦隊と同じ交易ノードで同じ任務につく。
属国での編成/建造(拡張の内容)
- 属国での編成/建造は、その名のとおり、属国のプロヴィンスで陸軍を編成したり、艦船を建造したりでき、新世界で軍を集めたいときに、(そこに植民国家を持っている場合に限るが)役に立つ。
- 属国はこれらの編成/建造をキャンセルすることはできず、編成/建造したユニットはプレイヤーが所有することになる。
- 「自由の要求」が50%を超える属国では、こうした編成/建造はできない。
- 属国での編成/建造は、自国で編成/建造を行う場合よりも少し時間がかかる。
国家情報画面の改良(無料の内容)
- 1.14パッチでは、ぐちゃぐちゃになっていたり、便利さに欠けているインターフェースを改良することを重視している。
- 国家情報画面(国旗の描かれた盾をクリックすると出る画面)は、装飾やレイアウトを再考し、より整理されたインターフェースにできた。
- また、よく不満が寄せられた、要塞のモスボールボタンが小さい解像度では見えないという点を改善した。
- 国家軍事画面には、「戦争時に自動的に維持費を上げる」チェックボックスを追加した。チェックを入れておくと、戦争に参加したときに、自動的に陸海軍の維持費を上げ、要塞をすべてアンモスボールする。これは戦争中に一度しか起こらないので、直後に維持費を下げると、別の戦争に参加するまでは手動でないと維持費は上がらなくなる。
マクロビルダーの改良(無料の内容)
- 改良されたもうひとつのインターフェースはマクロビルダーだ。国家情報画面と同じく、幅を大きくし、多くのタブを付けるなど改良した。
- 特に開発マクロビルダーは、税収・生産・マンパワー効率、交易品(と生産物)の価値、自治権などを考慮の上、そのプロヴィンスにおいてどの開発度を上げるのが効果的かを色で表すなど、大きく改良されている。
- また、すべての項目はソートをかけることができる。
来週は、諜報と戦争の貢献度について。
次回:開発日記 11月5日
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