「Democracy 3」プレイ日記:イギリス編 第1回

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今回から、以前ご紹介した国家運営シミュレーションゲーム「Democracy 3」のプレイ日記を連載します。プレイ国家はイギリスです。

ゲームの紹介はこちら。

2015/11/9 第2回へのリンクを追加、閣僚の入れ替えについて追記。

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概要

日本語での紹介は数少なく、日本語Wikiがなく(正確にはガワだけのはある)、日本語での動画はニコニコ動画に途中で更新が止まった動画があるのみという、日本では不遇のゲーム「Democracy 3」。

しかし、なかなかよくできたゲームなので、ご紹介がてらプレイ日記を始めようと思い立ちました。

ゲーム内容については、こちらのゲームの紹介記事をご覧ください。

プレイ環境とプレイ目標

  • バージョン:1.22
  • DLC:なし
  • MOD:なし
  • プレイ国家:イギリス
  • 最終目標:2期10年の任期をまっとうする

その他のオプションはデフォルトのままとしています。

ゲームの設定

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ゲームの設定はこのとおり。

プレイヤー政党と対立政党は、実際のものを使うといろいろアレがアレですから、プレイヤー政党を「人民戦線」、対立政党を「正義の党」としました。「正義の党」……いかにも悪そうな政党名と言えましょう。

イギリス庶民院は任期5年とのことなので、Term Lengthは5年に設定。イギリスには多選禁止の規定がないようなので、Term Limitは2期に設定しています。あんまりダラダラやっても仕方ありませんし。

このゲームは1ターンが3か月なので、20ターンで中間選挙、計40ターンとなります。そのため1ゲームが短めになりますので、プレイ日記としては割と短く、サクッと終わる予定。

その下の4つのチェックボックスはそれぞれハリケーン・地震のイベントを発生させるか、強制投票制度を設けるか、君主制とするか(これはちょっと効果がわかりません)を選択します。

一番下の4つのスライダーは、左上が難易度、右上は政治的無関心(おそらく政治的な反応の小ささ)、下2つは先天的社会主義・自由主義(おそらく国民がこれらの考え方をどの程度好むか)。すべてデフォルトのままです。

イギリスの初期の状況

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これは国家選択画面でのイギリスの紹介。よくあるイギリスの説明が書いてあるだけです。

ちなみに紅茶消費量は2.3kg/人・年とのこと。

おめでとうございますプレジデンテ!

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ゲームを始めると、「選挙での勝利おめでとう!」というダイアログが出てきます。

表示されている6つのアイコン、GDP健康教育失業犯罪貧困は、もっとも典型的な国家の状況を表す指標です。

メイン画面

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こちらがこのゲームのメイン画面。画面中央には、国民とそれぞれが属する集団20個(社会主義者資本家老齢退職者通勤者愛国者自動車愛好家自由主義者宗教家労働組合員自営業者環境保護主義者富裕層貧困層中間層農家公務員保守主義者若年層民族的少数者)が表示されています。それぞれの集団の色付きのゲージは、その集団からの支持率、背景になっている灰色のゲージはその集団の大きさを示しています。

その下には政権支持率(その上の21個のスロットの一番右下のEveryoneとおそらく同じ)が表示されています。選挙が近くなったら、これをいかに上げるかに腐心することになります。

その周りの7つに区分された領域は、それぞれの分野の政策(白アイコン)、問題(赤アイコン)、統計(青アイコン)、優越性(緑アイコン、画像にはなし)が表示されています。これらのアイコンと中央の国民集団とが相互に作用しあって、政治が進んでいきます。

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上のバーはこのとおり。右側は後ほど説明します。

一番左の「政治力」は、このゲームでもっとも重要な数値です。これを消費して新たな政策の実施や、既存の政策の変更を行いますし、内閣改造にも必要です。

その右の国家収入・支出・差引と国債残高はそのままです。現在は3.69十億ポンドの赤字国債残高は803.66十億ポンドと、なかなかひどい財政状態と言えましょう。

このゲームでは支出項目として国債利息を取られますし、国債が積み上がるとそれが経済問題化しますので、国債印刷マシーンと化すのはやめたほうがいいでしょう。

国家運営方針

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さて、状況説明はこれくらいにして、イギリスをどのような国にしていくかを考えていくことにしましょう。

というのは、政権運営をしていく中で、すべての国民が喜ぶ政策というのはほとんどないからです。選挙を経て選ばれる政権である以上、どうしても有権者の多いグループの言うことを無視することはできないのです。

そして、どのグループに有利になるように政権を運営していくかによって、まず閣僚を選び出さなければなりません。

閣僚には支持基盤(Sympathies)として2つの国民集団が設定されており、これらの集団からの支持率が低下すると、閣僚の忠誠度(Loyalty)が低下していきます。忠誠度が低下すると、その閣僚が産出する政治力が低下していき、最終的には閣僚を辞任してしまいます。そうなれば、当然ながら政権に対する打撃となります。

そのため、私の場合はまず嫌われてもいい国民集団をいくつか決めて、この集団を支持基盤としている閣僚を交代させることから始めることにしています。

どの集団を切り捨てる?

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初期状態での各集団からの支持率と各集団の大きさは、このようになっています(国民1人は複数の集団に所属するので、集団の大きさすべてを足しても100%にはなりません)。

支持率が高いのは老齢退職者、環境保護主義者、少し下がって農家、公務員、保守主義者。反対に支持率が低いのは資本家と中間層。

次に、集団の大きさを見てみましょう。もっとも大きいのは社会主義者、次いで自由主義者、中間層、自動車愛好家が多いようです。逆にもっとも小さいのは農家、少し大きいので若年層、民族的少数者、自営業者、老齢退職者となっています。

カネは票より重い

大きい集団は味方につけ、小さい集団を切り捨てるというのが民主政治の常道ですが、私としてはまず通勤者、愛国者、自動車愛好家を切り捨てたいところです。

というのは、この三者の支持を取り付ける政策というのは、鉄道や道路整備などのインフラ投資や軍拡になるわけですが、それには大変なカネがかかります。お財布と彼らの利益を天秤にかけると、これらの集団を味方につけるのは得策ではないと考えます。

数は支持率より重い

やはりある程度大きな集団の支持を得られないと選挙に負けてしまいますから、小さな集団は無視せざるを得ません。というわけで、農家、若年層、民族的少数者、自営業者、老齢退職者を支持基盤とする閣僚を外すことにします。

さっそく内閣改造

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というわけで、外務大臣、福祉大臣、運輸大臣を交代。閣僚を更迭すると閣僚全員の忠誠度が低下します。そのため、改造前は政治力+26/ターンだったのが、+17/ターンに低下。しかし長期的には大きなプラスのはずです。

2015/11/9追記:ここでは閣僚を一人ひとり更迭して入れ替えていますが、政治力や支持率の関係で、「Reshuffle Cabinet」ボタンを押して一旦閣僚を全員クビにし、改めて選任するほうが有利なようです。最初の閣僚入れ替えは「Reshuffle Cabinet」を使うことをオススメします。

さて、今回は最後に閣僚をご紹介して終わりにします。

外務大臣

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アンジェラ・グリフィン外務大臣。支持基盤は保守主義者と資本家。外務大臣だけどすごくレッセフェール主義者っぽい。

福祉大臣

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マリオ・ラミレス福祉大臣。支持基盤は社会主義者と労働組合員。わかりやすい左派政治家ですね。

産業大臣

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タミー・ロジャース産業大臣。環境保護主義者と公務員が支持基盤。環境保護主義者を支持基盤にもつ産業大臣というのは少し不安が……。

大蔵大臣

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ザカリー・ワトソン大蔵大臣。支持基盤は労働組合員と社会主義者。こちらも典型的な左派政治家のようです。

公共サービス大臣

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メアリー・ベイリー公共サービス大臣。自由主義者と環境保護主義者が支持基盤。社会運動家上がりっぽい感じがしますね。

法務大臣

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カルメン・ウォード法務大臣。支持基盤は社会主義者と自由主義者。すごくちぐはぐな支持基盤ですね。

運輸大臣

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ノーマン・フィリップス運輸大臣。保守主義者と環境保護主義者が支持基盤。こちらも支持基盤がちぐはぐな感じ。


というわけで、なんとか最後まで完走できるように頑張ります。また、ゲームの紹介を兼ねていますので、ゲームの解説にウェイトを置いていく予定でいます。

最後までお付き合いいただけたら幸いです。

次回:イギリス編 第2回