「Hearts of Iron 4」開発日記#26が公開されていましたので、その内容をご紹介。
前回:開発日記#25
2015/10/2 開発日記#27へのリンクを追加。
概要
開発日記#26は、海軍について。
艦船の研究
- 開発日記#8で述べたように、海戦を経験することによって、艦船モデルに様々な変更を加えることができるようになる。
海軍ドクトリン
- 海軍ドクトリンは3つのツリーからなり、そのうち1つを選んで研究していく。
- 現存艦隊主義:戦艦を中心とした強力な艦隊が海に配置されれば強制力を持つという考え方。イタリア、フランス、イギリスが採用。
- 通商妨害:強力な敵海軍に対しては、補給線を破壊して敵の軍事力を衰えさせようという考え方。ドイツが採用。
- 基地攻撃:空母とその支援にフォーカスして、遠距離から攻撃しようという考え方。日本とアメリカが採用。
海軍の任務
- 上陸作戦は海軍の任務ではなく、戦闘プランナーが統制する。このほかに4つの海軍の特殊な任務について説明しておこう。
- パトロール:これは艦隊を拡散させて敵艦隊をより捕捉しやすくする任務だ。しかし、艦隊のすべての艦船がすぐに戦闘に参加できるわけではないので、リスクが大きい。これは例えば、補給線を荒らし回ろうとするドイツ戦艦を捕捉するときなどに使う。
- 索敵殲滅:これは艦隊を海域全体に広げずに、接敵したときに有効に戦える状態を維持する。主力艦隊で敵艦隊を探すときなどに使う。
- 輸送船団攻撃:敵艦隊との交戦を回避し、敵輸送船団の攻撃に集中する。
- 輸送船団護衛:敵艦隊との交戦を回避し、輸送船団を敵に攻撃された場合は高い確率で救援に回る。
自動修理
- 任務システムにより、修理の自動化が必要となった。これは艦隊が港にいる間に設定できるもので、無傷から深刻なダメージを受けた後でも「マイルド」なところまで回復できる(?)。
- 必要なら、港まで後退して修理を受けさせるよう直接命令することも可能だ。
- 最後の手段として、損傷した艦船を分離して修理に送り、艦隊は任務を続けることもできる。
来週は、イタリアについて。
次回:開発日記#27
コメント