「winSPWW2」と同じエンジンの、現代を舞台にした戦術シミュレーション「winSPMBT」

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以前ご紹介した「winSPWW2」と同じエンジンを用いて現代の陸戦を描く戦術級シミュレーション「winSPMBT」のご紹介。こちらも「winSPWW2」と同様、無料で遊ぶことができます。

「winSPWW2」の紹介記事はこちら。


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概要

  • ジャンル:戦術シミュレーション
  • 公開年:2006年
  • 開発元Shrapnel Games
  • ダウンロードはこちらから
  • 日本語でのプレイ:不可
  • 日本語情報サイト:なし(システムはSPWW2と同じなので、こちらの日本語情報サイト「SPWW2 JAPANESE HQ」の情報が役に立つかも)

ダウンロードページの右のカラム「Take it!」のWindows Freeから元ファイル、「Downloads」のWindows v.6.0、v.9.1からそれぞれアップデートパッチをダウンロードできます。この3つのファイルをダウンロードし、

  1. winSPMBT.zip
  2. WinSPMBTver 6.0 Consolidation Patch.zip
  3. winSPMBT V7-V9.1 Consolidation Upgrade.zip

の順でインストール(解凍するとexeファイルが出てきます)すればOKです。

以前ご紹介した「winSPWW2」と同じく日本語化はできませんが、ゲーム中ではたいして難しい英語は使われていません。が、シナリオの説明では戦闘の背景などを説明してくれているので、英語が読めたほうが楽しめます。

ちょっとだけ詳しく

端的に言ってしまいますと、「winSPWW2」のデータを現代版の置き換えたゲームです。といっても、1946年から2015年までの世界各国の主力戦車を始めとした兵器のデータが入っているので、情報量としてはこちらのほうが多いかもしれません。

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メイン画面はこんな感じ。これはショートシナリオ#008「The Syrian Front」の一場面。第四次中東戦争のゴラン戦線でイスラエル軍がシリア軍をゴラン高原から追い返し、ダマスカスに向けて逆侵攻する際に占領地域南方からシリア・イラク両軍が進出してきたため、やむなくこれに対応するというシナリオです。

私がドヘタなせいで、シリア・イラク軍のT-55と交戦してまもなくイスラエル軍のシャーマン戦車が3両も撃破されてしまったため、非装甲の対戦車砲で粘っている場面です。

イスラエル・アラブの戦争では、第四次中東戦争のほか、第三次中東戦争(六日戦争)のシナリオが収録されています。そのほか、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争と、幅広く各時代の戦争についてのシナリオがカバーされています。

また、それ以外にも「冷戦中に米ソ両軍が交戦したら」とか、「北朝鮮が韓国に侵攻したら」というようなifシナリオも多数。

キャンペーンも史実シナリオとifシナリオ合わせて18本が収録されています。が、「winSPWW2」とは異なり、ロングキャンペーンはない模様。

「winSPWW2」との違い

時代が進んで砲や戦車の性能がよくなっているので、全体的に攻撃力優位という印象を受けます。上の第四次中東戦争シナリオも、双方が当たりさえすれば簡単に敵戦車を撃破できてしまうので、戦車戦での位置取りや視界確保、煙幕による隠蔽などに、より一層頭を使う必要があるように思います。

それから、歩兵の対戦車火器も進化していて、襲い来る戦車を一撃で葬れるようになっていますので、いくら陸戦の王者といえども、いいかげんな前進や攻撃では、歩兵相手でも簡単に撃破されてしまいます。

そのため、第二次大戦が舞台の「winSPWW2」よりも難しく感じます。現代戦の戦い方に慣れていないというのもあるかもしれませんが、そもそもそれを解説してくれているサイトがないという……。


というわけで、「winSPMBT」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ゲームエンジン自体は同じなのですが、ユニットの情報が変わるだけで、戦場がこれだけ様変わりするというのは、私も少し驚きでした。

「winSPWW2」と同様、こちらも無料でプレイできますので、ご興味がおありでしたら、とりあえずプレイされてはいかがでしょうか。