「Europa Universalis IV」開発日記2017年10月24日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回はCradle of Civilizationの細かな内容について。
概要
2017年10月24日分の開発日記は、Cradle of Civilizationの細かな内容について。
- Cradle of Civilizationについての最初の話題は指揮官に対する命名だ。その名の通り、指揮官(将軍、提督、コンキスタドール、冒険家)を雇用するときに名前をつけられるようになり、ダイスを振ってランダムな名前をつけることもできる。
- また1.23でのプレイ上の改善点として、指揮官のpipsの数にツールチップによる説明がつき、彼らが得るランダムなスプレッド(注:なんのことか不明。戦闘時のダイスロール?)や、アイディアその他の補正から得るすべてのボーナスを見ることができる。
- 軍事タブではさらにSlacken Recruitment Standards(徴兵基準の引き下げ)が追加される。これは陸軍に加わる人員の質の低下と引き換えにmanpowerを得る。5点のprofessionalismと引き換えに、2年分のmanpowerが直ちに利用可能となる。もちろん、基準引き下げには最低限のprofessionalismが必要となる。
- Cradle of Civilizationでのもうひとつの小さな変更点は、戦闘結果をコンパクトにできるようになったことだ。これは以前からコミュニティにおいてリクエストされていたことで、虐殺のような戦闘でゲームを何度も中断されるのを最小限にする以上のものを必要としないプレイヤーのために(?)拡張に入れることとした。これはオプションメニューから切り替えられる。
- 最後に、これも軍事に関連することとして、テンプレートがある。これによって陸軍を徴兵する多くのマイクロマネジメントから解放される。Cradle of CivilizationではConform to Template(テンプレートへの適合)という手段で行われる。ユニットビューから軍を以前に決めておいたテンプレートに適合させることができる。有効なテンプレートを選択すると、余分なユニットが軍から分離され、必要なユニットが編成されて軍にマージされるために直接移動してくる。
- この機能はテンプレートが作成可能であること(Art of Warの内容)が必要だが、Cradle of Civilizationの所有者もテンプレートの作成が可能となる。
この後にはEU4でAIの開発を担当していたGnivom氏がパラド社を退職するということで、EU4でのAI開発について記載がありますが、ここでは省略します。気になる方は直接フォーラムの投稿をご覧ください。
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