「Europa Universalis IV」開発日記2017年10月10日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回は細かな変更点について。
概要
2017年10月10日分の開発日記は、細かな変更点について。
人物への宗教と文化の追加
- 第一に、無料の追加物として、顧問、統治者、後継者、配偶者に宗教と文化を追加した。顧問は生まれたプロヴィンスの宗教と文化を持ち、これはポートレートの隣にアイコンが表示されて直ちに把握できるようになっている。文化の星はその文化がprimary、promoted、その他のいずれであるかを示している。
国家は本当に資金を必要としているのか?
- 統治者、後継者、配偶者の宗教と文化はツールチップで確認でき、主に彼らの国家のものとなっているが、新規、あるいは古いものを作り直したイベントで特定の人々が出現し、宮廷にさまざまな信仰や文化をもたらす。
Mamluks
- Mamluksは名目的には固有の政体であるMamluk Governmentを持っており、これは支配者層の文化が大きな重要性を持つ。Mamluksは後継者や配偶者を持たず、君主の死亡時に常に新たなスルタンが現れる。マムルークの国家はスルタンが自身の文化の土地から支配するか、奴隷出身の支配者が遠く離れた土地から支配するかを決める。史実でも私たちの設定でも、彼らはチェルケス人の支配者を立てることができ、この支配者は国家を支配することに対して高いlegitimacyがあるとみなされるが、プレイヤーは国内の異なる文化の土地から統治者を選ぶことができる。
- こうしたスルタンのlegitimacyが低くなると、国家が持っているスルタンの文化を持つ土地の割合に応じて、Cultural Interactionsを使うことでさらなる利益を得ることができる。
- Mamluk Governmentは、統治者のADM/DIP/MIL+3だけ、cultural interactionsが毎年増加していく。cultural interactionsは以下の行動に使うことができる。
- Promote [ruler culture] in Government(ADMの行動):1年間すべてのpower cost-5%(注:power costが何かは不明)
- Sell off [ruler culture] slaves(DIPの行動):[統治者の文化のDevelopment×2×現在の時代]ダカットを得る
- Recruit from [ruler culture] lands(MILの行動):[統治者の文化のDevelopment×50×現在の時代]だけのmanpowerを得る
- 本国で育ったスルタンのlegitimacyが低下すると、プレイヤーはinteractionsからさらに多くのものを得るべくlegitimacyの高い別のスルタンに替えようとするだろう。さらに、特定の文化を征服したり広めたりすることで、Mamluksはさらに面白くなるはずだ。
- 加えて、Mamluk GovernmentはすべてのスルタンのADMを+2し、Government Rankによってさらなる文化をpromoteすることができる。また、Mamluk Governmentを持つ国家では、文化をpromoteするのは50%安くなる。ここで「マムルーク朝」ではなく「Mamluk Governmentを持つ国家」と言ったのは、Mamluksが滅亡した後にも、Cairoを支配するIqta国家はこの政体をとることができるからだ。
Iqta
- Cradle of Civilizationでは、Iqta国家にはTaxation Policiesによって従属国を持つインセンティブがある。Iqta国家は20年ごとにTaxation policiesを設定でき、従属国の開発度によって量が決まる一度にもらえる資源と、その政策による持続する補正を得る。
- Efficient tax farming:+15% National Tax Modifier、+2*total subject development ducats
- Land Acquisition:-5% Core creation cost, +50*total subject development manpower
- Lenient Taxation:-15% Subject Liberty Desire, +1 diplomatic Reputation
- TimuridsはSteppe Nomadとしてスタートしない。多くの従属国と外国のコアを持つIqtaで、Empire rankとしてスタートする。
なお、記事の冒頭において、ポーランドで開催されたEU4のマルチプレイイベントについて触れられています。
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