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「Rule the Waves 3」プレイ日記:日本不拡大プレイ 第17回

Rule the Wavesシリーズ

海軍戦略・戦術シミュレーションゲーム「Rule the Waves 3」を日本で、領土を拡大しない縛りを設けて遊んでいくプレイ日記第17回。今回は1913年、米西戦争が始まりましたが、日本はまだ平和です。

前回:日本不拡大プレイ 第16回

第1回はこちら。

日本不拡大プレイ各回リストはこちら。


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1913年

1月

火器管制技術「方位盤射撃」を獲得。設計時に方位盤が選択可能になります。

1913年1月時点の日本海軍

1913年1月時点の日本海軍の状況は以下のとおり。春風型駆逐艦の相次ぐ除籍と朝霧型駆逐艦の就役により、朝霧型で第3・第5駆逐隊を再編成している以外に大きな変化はありません。

  • 常備艦隊(計74隻)
    • 第4戦隊(鞍馬型巡洋戦艦2隻)
      • 第4水雷戦隊(吉野型防護巡洋艦3隻)
      • 第8駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
      • 第9駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
    • 第3戦隊(香取型戦艦2隻)
      • 第11戦隊(常磐型装甲巡洋艦2隻)
        • 第12戦隊(出雲型装甲巡洋艦2隻)
          • 第1戦隊(富士型戦艦4隻)
            • 第2戦隊(朝日型戦艦2隻)
            • 第2水雷戦隊(八重山型防護巡洋艦2隻)
              • 第3駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
            • 第3水雷戦隊(橋立型防護巡洋艦2隻)
              • 第5駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
            • 第2駆逐隊(睦月型駆逐艦4隻)
            • 第4駆逐隊(睦月型駆逐艦4隻)
          • 第7駆逐隊(雷型駆逐艦3隻)
        • 第6駆逐隊(雷型駆逐艦2隻)
      • 第1水雷戦隊(厳島型防護巡洋艦2隻)
        • 第1駆逐隊(所属艦なし)
    • 第13戦隊(筑波型装甲巡洋艦2隻)
    • 宇治型護衛艦(コルベット)「宇治」
    • 宇治型護衛艦「嵯峨」
    • 八丈型護衛艦「八丈」
    • 八丈型護衛艦「石垣」
    • 八丈型護衛艦「国後」
    • 八丈型護衛艦「択捉」
    • 沿岸用潜水艦14隻
  • 建造中(計10隻・すべてイギリスで建造中)
    • 薩摩型巡洋戦艦「薩摩」
    • 薩摩型巡洋戦艦「安芸」
    • 渦潮型中距離潜水艦8隻

1913年は薩摩型の建造のほか、飛行船基地や沿岸砲台など、陸上設備の整備も進めていく予定です。

2月

魚雷技術「TNT弾頭」を獲得。魚雷のダメージが上昇します。

3月

新たな技術分野「艦上での航空機運用」が出現。重航空機技術がまだなのですが……。

八重山型防護巡洋艦の大規模改装

設計速力から2ノット低下した艦が出たため、八重山型防護巡洋艦の大規模改装を検討します(おそらく2度目の大規模改装のはずですが、1903年の改装の記録を取っていなかったようです)。

上が改装案ですが、1894年就役の防護巡洋艦では改装しても25ノット超の速力が出せないようです。今後の海戦は25ノット超で主に展開されるのは明らかなので当然第一線を張るのは無理ですが、まだ低速の前弩級戦艦がいるので、そうした旧式主力艦の支援艦としてはまだ活躍の場があるはずです。

機関の更新で大幅に重量の余裕があるので、そのぶん魚雷発射管と副砲・補助砲を積めるだけ積んでいます。

4月

水密区画・ダメージコントロール技術「魚雷防護II」、艦艇設計技術「『ト』級戦艦の副砲塔」を獲得。前者は設計時に魚雷防護IIを使用可能に、後者は「ト」級戦艦で副砲を砲塔に搭載できるようになります。

雷型駆逐艦「雷」の解体

設計速力から2ノット低下したため、雷型駆逐艦1番艦「雷」を解体処分します。4度の海戦に参加。

5月

日本の主要な兵器会社がフランスの会社と技術協力協定を結びたがっているとのこと。是非とも技術協力を進めてもらいましょう。

フランスとの技術協力では砲塔・砲座技術、艦隊戦術技術に恩恵があったとのこと。

新技術分野「上陸作戦」

新技術分野「上陸作戦」が出現。

7月

装甲技術「装甲バランスの改善」を獲得。装甲重量が2%減少します。

8月

国粋主義的政治家の圧力で海軍予算が増加。

9月

火器管制技術「12フィート測距儀」を獲得。射撃精度が少し向上します。

常磐型装甲巡洋艦の大規模改装

設計速力から2ノット低下した艦が出たため、常磐型装甲巡洋艦の大規模改装を行います。1897年就役の装甲巡洋艦もやはり25ノット超は出せないようですが、八重山型防護巡洋艦と同じく二線級の補助艦として使い続ける予定です。

大規模改装では機関の交換と、これによって空いた重量を使って火器管制装置の交換、魚雷発射管の増設、搭載する弾薬の増量などを行っています。また、8インチ主砲も品質0に換装します。

11月

潜水艦技術「圧縮空気供給の改善」、榴弾技術「弾底信管」を獲得。前者は潜水艦の信頼性が5%向上、後者は半徹甲弾(SAP)が利用可能になります。

1914年

1月

徹甲弾技術「安定的な炸薬」を獲得。貫通弾のダメージが向上します。

1914年1月時点の日本海軍

1914年1月時点の日本海軍の状況は以下のとおり。昨年から特に大きな変化はありません。

  • 常備艦隊(計73隻)
    • 第4戦隊(鞍馬型巡洋戦艦2隻)
      • 第4水雷戦隊(吉野型防護巡洋艦3隻)
      • 第8駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
      • 第9駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
    • 第3戦隊(香取型戦艦2隻)
      • 第11戦隊(常磐型装甲巡洋艦2隻(改装中) )
        • 第12戦隊(出雲型装甲巡洋艦2隻)
          • 第1戦隊(富士型戦艦4隻)
            • 第2戦隊(朝日型戦艦2隻)
            • 第2水雷戦隊(八重山型防護巡洋艦2隻(改装中))
              • 第3駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
            • 第3水雷戦隊(橋立型防護巡洋艦2隻)
              • 第5駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
            • 第2駆逐隊(睦月型駆逐艦4隻)
            • 第4駆逐隊(睦月型駆逐艦4隻)
          • 第7駆逐隊(雷型駆逐艦3隻)
        • 第6駆逐隊(雷型駆逐艦1隻)
      • 第1水雷戦隊(厳島型防護巡洋艦2隻)
        • 第1駆逐隊(所属艦なし)
    • 第13戦隊(筑波型装甲巡洋艦2隻)
    • 宇治型護衛艦(コルベット)「宇治」
    • 宇治型護衛艦「嵯峨」
    • 八丈型護衛艦「八丈」
    • 八丈型護衛艦「石垣」
    • 八丈型護衛艦「国後」
    • 八丈型護衛艦「択捉」
    • 沿岸用潜水艦14隻
  • 建造中(計10隻・すべてイギリスで建造中)
    • 薩摩型巡洋戦艦「薩摩」
    • 薩摩型巡洋戦艦「安芸」
    • 渦潮型中距離潜水艦8隻

1914年は薩摩型の建造と並行して旧式艦の大規模改装を行っていくことになりそうですが、現時点で既に予算面が苦しくなってきています……。

雷型駆逐艦「霓」の解体

設計速力から2ノット低下したため、雷型駆逐艦「霓」を解体処分します。海戦には4回参加。

3月

艦隊戦術技術「効果的なシギント」を獲得。戦闘前の敵戦力評価が改善されます。

新技術分野「重航空機」

新技術分野「重航空機」が出現。ようやく日本海軍でも固定翼の(一般に想像しやすい)航空機が扱えるようになりそうです。重航空機は日本にアドバンテージがある分野なので、艦上での航空機運用技術(こちらも同じく得意分野)とともに優先度をHighにしておきます。

4月

大規模改装していた八重山型防護巡洋艦2隻が再就役。

5月

機関技術「循環増幅器」を獲得。機関重量が1%減少します。

6月

対潜水艦戦技術「水圧起爆装置」を獲得。対潜水艦戦能力が少し向上します。

7月

英米が同盟を締結。

駆逐艦15隻の建造依頼

新たな海軍大臣は駆逐艦が海軍にとってもっとも重要だと信じている人物であるため、15隻以上の駆逐艦を建造したがっているとのこと。ちょうど駆逐艦を建造する時期なので、承諾しておきます。

技術開発

3つの技術を一気に獲得。まず砲塔・砲座技術「信頼性の高い砲塔動力の訓練と仰角」を獲得。8インチ以下の砲塔の射撃速度ペナルティが減少します。

続いて小艦艇・雷撃戦技術「1,500トン級駆逐艦」。1,500トンまでの駆逐艦を建造できるようになります。タイムリーな技術です。

最後に魚雷技術「蒸気推進器」。魚雷の射程と速度が向上します。

雷型駆逐艦「朧」の解体

設計速力から2ノット低下したため、雷型駆逐艦「朧」を解体処分します。海戦には3度参加。

8月

パナマ運河が開通。

新型駆逐艦の設計

駆逐艦を15隻以上建造する必要があるので、1,500トン級の新型駆逐艦・磯風型を設計。魚雷発射管は連装2基、合計4門を搭載しています。

設計完了は1か月後で、16隻建造予定。

9月

生産性が向上し、工業生産が増加。

技術開発

火器管制技術「級梯射」、潜水艦技術「艦内への魚雷収納」を獲得。前者は射撃精度が少し向上、後者は潜水艦の信頼性が5%向上します。

磯風型駆逐艦の発注

磯風型駆逐艦の設計が完了したため、「磯風」「澤風」「春風」「冬風」「沼風」「江風」「沖風」「灘風」「神風」「松風」「疾風」「追風」「天津風」「時津風」「谷風」「矢風」の計16隻を発注。就役は1915年10月の予定ですが、予算不足で建造が遅延する見込みです。

11月

船体建造技術「縦式構造の改善」、艦上航空機運用技術「水上機母艦」を獲得。前者は船体重量が1%減少、後者は小型水上機母艦を建造可能になります。


今回は1913-14年、八重山型防護巡・常磐型装甲巡の大規模改装を行い、新たに磯風型駆逐艦の建造を開始しました。予算面でかなり厳しくなってきており、巡洋戦艦を支援する補助艦を揃えるのが難しい状況が続いています。やはり前回薩摩型巡洋戦艦を設計したところは高速装甲巡とするべきだったかもしれません……。次回は1915年から。

次回:日本不拡大プレイ 第18回

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コメント

  1. 更新お疲れ様です。『ト』級の時代からあっという間に航空機の時代ですね。今後どんな艦艇が来るか楽しみです。

    • 戦争がないと本当に10年があっという間ですね。今後は水上機母艦や空母などの航空機を運用する艦にゆっくりと比重が移っていきますが、どんな艦をつくっていくことになるのか、私も楽しみです。

  2. お疲れ様です。そろそろ近代的な軽巡洋艦が登場する頃かな…
    と見守っていますが予算捻出がとても大変そうですね…

    • 軽巡洋艦は技術的に作れるようになっていますし、巡洋戦艦の支援に必要でもあるのですが、おっしゃるように予算がかなり厳しいので磯風型駆逐艦の後になりそうです。
      技術的には海軍航空が始まる時期でもあり、やりたいことが多くて予算面で難儀しますね……。

  3. 1910年代は次々新しい技術が出てくるから個人的にやってて一番楽しい時期です。
    今これ作ると後々〜というのが多くて悩みますよね。

    • 技術面でできることが増えていくので、おっしゃるとおり悩ましくも楽しい時期ですよね。
      しかし今回のプレイでは予算面がついてこず、今必要なものをどうするかということに汲々としてしまっているので、後々のことを悩むところまで早く到達したいですね……。

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