「Europa Universalis IV」開発日記2024年4月9日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はティムール朝とムガル帝国について。1.37リリース前の開発日記です。
前回:開発日記2024年4月2日――Tatars・中央アジア・Mongol Hordes
開発日記
開発日記2024年4月9日分は、ティムール朝とムガル帝国について。
- 今回は次のDLCでコンテンツが提供される最後の2か国について。その前に前回の開発日記へのフィードバックで変更した点について述べる。
- Montezumaはスタート時にアステカの将軍ではなくなったが、Montezumaを以前の能力値のまま将軍にできるようになった。
- 「Rise of Montezuma」の補正はAverage Monarch Lifespanを補正するようになり、統治者をより長く生かすようにした。
- Montezumaが死亡した場合、征服ミッションは別の報酬をもたらすようにした。
- Oman-ZanzibarはZanzibarに改称し、希望すればOmanに戻せるようにした。
ティムール朝
- ティムール朝では以下の点を修正した。
- ティムール朝はアフガニスタン全土を中核州としてスタートする。要塞のあるプロヴィンスRohも追加され、コストをかけずに外交的に併合できるようになった。
- すべてのTimurid dynastyの国家はArmy Traditionをそれぞれが開始時に持っているものにさらに20加えた状態でスタートする。
-
- Balkhと周辺のプロヴィンスはlocal autonomyが高い状態でスタートする。
- ティムール朝は3つの階級の特権を持ってスタートする。詳細は後述。
- さらに、ティムール朝とAjamに戦争を引き起こす可能性のある序盤のイベントで、状況が適切に説明されるようになった。
- ミッションツリーは2つに分かれており、上段ではAjamの反乱を終結させ、崩壊したティムール帝国の、カフカスからデリーまでの失われた領土を再征服することに重点が置かれている。下段は政府、経済、宗教、軍事、開発などの国内に関するものだ。
- 征服ミッションの注目点は上の報酬だ。
- 国内パートの注目点は上の画像のとおり。Artistic Patronage・Islamic Schools and Laws・国内政治などだ。
- ミッション「Rightful Protector」とそれに続くミッションは前述した特権に関するものだ。
- また、特権「Patronage of the Arts」も持った状態でもスタートするが、この2つの不都合な特権を取り除くには特別なディシジョンを有効にする必要がある。
- 改革「Timurid Diwan」のアンロックについては上の画像のような仕組みがある(注:National Focusに基づいて統治・外交・軍事の3種いずれかの追加ボーナスを得る)。
- Timurid Empireでアンロックできる分岐ミッションには「遊牧民」ブランチと「Persian」ブランチがあり、いずれかを選ぶ。「遊牧民」ブランチでは上の画像のミッションがアンロックされる。遊牧民ミッションは征服を重視しており、Hordeのミッションに非常に近い。このブランチではアナトリアとエジプトまで行くほか、元を再興する野望も果たせる。
- このミッションツリーの注目点はこのとおり。
- 「Persian」ブランチは国内や文化的な発展を重視したものだ。
- このブランチの注目点はこのとおり。
- 「Reform the Soyurghals」はティムール朝に非常にユニークなシステムを利用可能にし、新たな種類の従属国がある。
ムガル帝国
- ムガル帝国は1.26とDLC「Dharma」で固有のコンテンツが追加されたが、時間が経過してオスマン帝国やサファヴィー朝と比べて質を保てていない。
- ムガル帝国のミッションはこのとおり。元のミッションツリーの考え方を保ち、新たなツリーでもインド全土を統一することに重点を置いている。宗教的寛容、経済、建築、軍事、税制、外交などの要素もある。
- 征服に重きを置いたミッションについて各要素の注目点をお見せする。
- 征服に関連しないミッションには多くのバラエティがある。
来週は次のDLCと1.37の概要について。
コメント
Hoiとステラリスはやり込んでるけどEU4の評判ってどんなもんなんです?
5が出るみたいだしそろそろ評価も固まってそうだけど
https://store.steampowered.com/app/236850/Europa_Universalis_IV/
ありきたりな回答になってしまいますが、やはりSteamのレビューを読むのが手っ取り早いと思います。