「Hearts of Iron 4」開発日記#35が公開されていましたので、その内容をご紹介。
前回:開発日記#34
2015/12/5 次回の内容について追記、#36へのリンクを追加。
概要
開発日記#35は、ドイツについて。
- ドイツは、政治力に+50%のボーナスがつく独裁者の特性を持つ、アドルフ・ヒトラーによって統治されている。
- ドイツの国家精神は2つ。
- 苦い敗北:国民が他のイデオロギーに傾くのを防ぎ、独自の勢力を持てるようになる。
- 参謀本部:陸軍の組織率とプランニングスピードをブーストする。
- ドイツは1936年時点ではとても弱い。30個師団のうち3個師団が機甲、1個師団が自動車化師団だ。そのため、陸軍を拡大し、国家目標によってそれを促進しなければならない。もし拡張論的国家目標を取ろうとするならば、オーストリアやチェコのような隣国の脅威となるよう、師団を配置する必要がある。
- 海軍も大したことはなく、2隻の巡洋戦艦、2隻の重巡洋艦、6隻の軽巡洋艦、12隻の駆逐艦、14隻の潜水艦だけだ。ドイツのプレイヤーは海軍工廠に大きな投資をしないかぎり、海軍を拡張するのは難しい(?)。オススメは、序盤には水上の襲撃艦によって敵の海上貿易路に嫌がらせをし、終盤には潜水艦に完全にフォーカスすることだ。
- 空軍は900機以上持っている。戦闘機技術が少し進んでいるが、戦闘機と戦術爆撃機はほとんどが時代遅れのものだ。
- ドイツの国家目標ツリーには、いくつかの興味深い選択がある。友人がほしいなら、チェコやポーランドと友好関係を結ぶか? 東洋の同盟国には中国と日本、どちらを選ぶ? アンシュルスの後のチェコスロバキアの行く末は時代遅れのものだと思うプレイヤーに向けて、ユーゴスラビアとギリシャを分割するか、彼らと友好関係を結ぶかという史実にはない選択肢も用意している。ハンガリー、ブルガリア、(国家目標の選び方にもよるが)イタリアは、ユーゴスラビアを解放するために進んで協力してくれるだろう。領土についてのすべてのピースは、プレイヤーがどうするかにかかっている。
- ドイツの躍進をドクトリンや海軍への集中を通じて早める選択肢もあるし、工業の拡大やその他の建設を進めるものもある。
質疑応答
Q1:国家目標ツリーの下のほうを見せてほしい。
A1:大きい画像はこちらで。
来週は、潜水艦について。
フォーラムのこの投稿から「来週は潜水艦について」と書いたのですが、#36はレンドリース、義勇軍、遠征軍についてでした。
#36の投稿にも「で、潜水艦は?」というユーザーからの書き込みがありますが、それに対して回答はないようです(この追記執筆時点では)。
次回:開発日記#36
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