「Europa Universalis 4」開発日記11月19日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。
前回:開発日記 11月12日
2015/11/27 11月26日分へのリンクを追加。
概要
11月19日分の開発日記は、1.14で実装される無料の内容について。
植民地産品の実装(無料の内容)
- 植民地を広げるプレイヤーは知っているとおり、ランダムな新世界でプレイしている場合に、植民地でなにが交易品として出現するかを予測するのは少し難しい。もちろん、カナダの植民者が砂糖プランテーションでは働かないであろうということは推測できる。しかし、毛皮と海軍補給物資なら、あるいは金はどうだろう?
- 1.14で実装される植民地産品により、これらは簡単にわかるようになる。植民地の人口が400名に達すると発生するイベントではなく、どの交易品になるかをあらかじめスクリプティングされた確率のまとまりとなった。
- これはプロヴィンスインターフェースや交易品マップモードで”Unknown”となっている交易品にマウスオーバーすることで表示され、プレイヤーの望む交易品が植民地で将来産出される正確な確率を見ることができる。
文化的連合(無料の内容)
- フランスのような特定の国家は、同じ文化グループのすべての文化を常に受容できるようになる。1.14ではタグから分離され(注:おそらく特定国家固有のものではなくなったという意味)、充分大きくなった国家は文化的連合の地位を得ることができる。帝国ランク(Common Senseを持っている場合)にあるか、開発度が1,000に達している(Common Senseを持っていない場合)かのどちらかであればよい。
国家の破滅の回避(無料の内容)
- マルチプレイをするとき、感情的になってしまうことがある。裏切られたり、戦争に負けているとき、一部の人は短気を起こして、感情的な決断をしてしまうことがある。マルチプレイのこの問題を解決するため、マルチプレイ時に’Prevent Nation Ruining’(国家の破滅の回避)というオプションをつけた(デフォルトはオフ)。
- オンにすると、戦争に負けたプレイヤーが中核州を手放すことを強制されることがなくなり、以下のことをできないようにすることで国家が破滅することを防ぐ。以下のことは、停戦協定が切れるまで続く。
- 停戦協定の破棄
- 中核州の売却
- 手動で借り入れる借款
- 属国の解放
- 中核州に属国を建設すること
- 植民地国家を解放すること
- 他のプレイヤーに資金を渡すこと
アチーブメントについて
- 以前の開発日記で紹介した、ゲーム内のアチーブメントブラウザも実装される。アチーブメントが有効なゲームをプレイ中に、すべてのアチーブメントの条件と進行状況が表示される。
質疑応答
- Q. イタリアやドイツのような「古い」文化的連合は、作成によるアドバンテージがあるのか?
- A. いいえ。古い文化的連合システムはすべて置き換えられる。
- Q. フランスはスタート時には文化的連合ではないということか?
- A. そのとおり。1444年時点では、フランスは文化的連合ではない。
- Q. すべての文化グループが文化的連合タグを持つということか?
- A. そもそもタグベースではない。しかし、ひとつの文化的連合として、同じ文化グループの複数の国が存在することもある。
- Q. こうしたタグをまだ使うことはできる?
- A. もちろん。
- Q. ランダムな新世界での植民地産品はどのようにして決まるのか?
- A. 気候と地形によって確率を重み付けしている。ランダムな新世界には、特殊な交易品は存在しない。
来週は、1.14でのランダムな新世界について。
次回:開発日記 11月26日
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