2023年4月13日、「Hearts of Iron IV」でバージョン1.12.12正式版がリリースされました。
前バージョン:1.12.12ベータ版
1.12.12正式版
調整の意図
- 1.12.0以降の海戦のヒットプロファイルの調整は速度の影響を低下させることを目的としており、これは計算における速度の影響を半減させることで完了した。(注:下の説明を読むと半減ではなく1/4に見えるが……)
- HIT_PROFILE_SPEED_FACTORを2→0.5に引き下げ、艦船の速度がヒットプロファイルに与える影響を小さくした。
- 最終的な計算式は(視認性×100)÷(速度×0.5+20)で、駆逐艦は1.12.0以前とほぼ同じ確率で被弾するが、主力艦のような低速艦の効果はかなり小さくなり、被弾確率は大幅に低下する。
- また、航空事故は長い間ほとんど気にされておらず、航空機の信頼性は望まれるより低く、航空事故に関する顧問の価値も低かったが、今では事故率が倍になり、1件あたりの航空機の損失量も倍になった。つまり、航空機の信頼性補正はより有用になり、航空機の数を浪費できない場合に航空事故低減の精神や顧問をとるのはいい考えになる。さらにこれまでどおり訓練時に事故率が1.5倍になるため、航空隊訓練時には航空機をいくらか失わなければならないかもしれない。もちろん損失が増えても航空隊を十分訓練できるように、訓練による経験値獲得量も引き上げた。
パッチノート
以下はベータ版の記事からの転載で、私が気になった部分を抜粋してご紹介しています。また、ベータ版からの変更点も合わせて記載しており、そうした変更点は太字にしています。
- 師団長のレベルのしきい値や適性に関する特性の獲得についての経験値要件を、全体的に20-50%引き下げた。
- 師団長が戦闘から獲得する経験値を33%引き上げ。
- HIT_PROFILE_SPEED_FACTORを2→0.5に引き下げ。(注:HIT_PROFILE_SPEED_FACTORは艦船の攻撃命中判定時の速度に関する係数)
- 航空事故の基礎確率を0.05→0.1に、事故確率倍率を0.5→1に引き上げ。事故効果倍率を0.005→0.01に、エース死亡確率を0.003→0.005に引き上げ。
- 航空事故が増えたため訓練による航空団の1日あたり経験値獲得量を3→7に引き上げ、空軍経験値もそれに合わせて調整した。
- 輸送機1機あたりの補給量を0.002→0.01に引き上げ。
- 超重戦艦装甲が魚雷のクリティカル確率を引き上げるのではなく引き下げるようになった。
- アンシュルスで常備軍に4万以上の歩兵装備が必要であるように修正。
次バージョン:1.12.13ベータ版
コメント
スカスカドイツ軍でアンシュルス出来なくなったのか(笑)
今まで手ぶらの軍人がウィーンで併合パレードしてたのか
市民の皆さんどんな顔してたんだ
史実でも熱狂的な支持のもと併合したから……(震え声)
今までは機雷封鎖で速度を殺せば、英海軍を独海軍でボコれたからな
流石にあれは可笑しい