「Europa Universalis IV」開発日記2022年6月28日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はポーランド=リトアニアについて。1.34リリース前の開発日記です。
開発日記
開発日記2022年6月28日分は、ポーランド=リトアニアについて。
ポーランド
- ポーランドで新しくなったものはなにか? まず2つのTier 1の政府改革を利用できるようになった。
- Great Sejmはゲーム開始時に付与されている。この開発日記のすべての数値は開発中のものであり、変更される可能性がある。
- もうひとつはポーランドがリトアニアとの連邦を受け入れた際の特別な改革だ。Great Sejmと異なり、Polish Elective Monarchyはさまざまなprincesを王位に就かせることができ、絶対主義に大きなマイナスをもたらし、Great Sejmと同様に議会を有効にし、不穏度を低下させるボーナスがある。
- リトアニアとの連邦についてはイベントに変更が加えられた。このイベントはリトアニアでプレイしていても発生するようになった。リトアニアでプレイしている場合はこれを断ることができるが、AIのリトアニアは常に受け入れる。
- ポーランドには地元の貴族かリトアニアの同君連合かのどちらを選ぶかによって変化する動的なミッションを導入した。リトアニアとの連邦を受け入れるとリトアニアのコアを開発し、最終的な統合の準備を行う。
- このルートはImperial Commonwealthを宣言することで完了し、強力な一時ボーナスを得る。
- リトアニアとの同君連合を拒否すると神聖ローマ帝国に加入することで西に向かい、改革を行う道が開ける。注:リトアニアへの請求権はそのまま得ることができ、Commonwealthを建国できる。
- 最初のミッションの報酬は現皇帝が帝国への加入を認めるイベントだ。
- このルートには新たな補正「Reasons to Elect」のような新たなものもある。最後のミッションではポーランドにImperial Authority Gainの大きなボーナスをもたらし、また指導者の外交スキルを引き上げる。
ポーランドのツリーの本体
- ヴァルナ十字軍の余波に対処することは以下のミッションに影響を与える。ハンガリーやボヘミアとの友好を追求すればどちらも繁栄し、歴史的友好関係を持ち、同盟が維持される限り強力なボーナスが続く。しかし彼らと敵対することを選ぶと報酬は同君連合の開戦事由か恒久的な請求権になる。
- 国内では貴族の影響力に対処する必要があり、ミッション「Leverage the Magnates」では貴族と協力するか対立するかを選ぶ。協力するとParliamentary Bribesコストが低下し、彼らの権限を低下させる法律を通すまで小規模な忠誠度ボーナスを得る。対立すると、Magnatesの大規模な反乱が発生するイベントが起こり、固有の補正を得る。
- すぐ下のミッションは貴族の影響を排除することで法案を可決し、政府を改革しようとするものだ。上のミッションで貴族と対立することを選んでいると、その後のミッションにも影響する。
- ミッション「Great Sejm」では新たな性格「Reformist」がアンロックされ、改革の進捗が早まり、ポーランドに新たな固有のParliamentary Issuesをもたらす。この性格は管理スキル4以上のすべての指導者に付与され得る。
- ハンガリーとボヘミアの問題を解決することで、征服と外交のどちらで解決したかに応じて変わる報酬を得ることができる。これは「Balance the Princely Lands」の報酬にも影響する。
- さらにPolish Renaissanceの活用、Piasts of Mazoviaへの対応、Krakowの開発も行う。
- 征服については、南のRoman’s Rebellionの鎮圧、Wallachiaの支配の獲得、貴族からの兵の召集、プロイセン同盟の支援がある。注:ダンツィヒ商人に協力するとポーランドの配下としてRoyal Prussiaが建国され、彼らはプレイヤーの支配から逃れるためのミッションを得る。
- もちろんポーランドのツリーには他にも多くの新要素、イベント、報酬がある。
Winged Hussarsの登場。
- ポーランド(とthe Commonwealth)は特別なユニットであるWinged Hussarsを利用できるようになる。
- Winged HussarsはポーランドとPLC(注:The Commonwealthのこと)で国家アイディアを通じて利用可能になる。
- 今のところ、開発度100あたり1ユニットを編成できる。
- Cavalry Shockが+1、補充コストが+100%される。
- ミッションツリーでの選択によりさらに強化される。
リトアニア
- リトアニアツリーの目玉はCossacksの一団を呼び出すことができること、新しく固有の複数のTier 1政府改革、一定期間だけTribes Estateを利用できる可能性があることだ。
- さらにリトアニアには新たなイベントやフレーバーがある。
- 管理技術10以降もリトアニアのまま残ることにした場合にも、私たちはフレーバー豊かなミッションを用意している。
The Commonwealth
- Commonwealthのミッションはポーランドのミッションツリーの一部として、「Locked Missions」という状態で登場する。他の建国可能国家とは異なり、ポーランドのプレイヤーには利用可能になる前に見せておくことにした。というのは、PLCのミッションで要求されるものについて準備しておけるようにするためだ。そのため、Locked Missionsにマウスオーバーすると事前に完了要件とあり得る報酬が表示される。
- the Commonwealthのミッションを見ていこう。「Lifetime of War」は上のとおり。注:このミッションは提示された条件のうち1つだけを満たせばよく、どの条件を満たしたかによってイベントの選択肢が少なくなる可能性がある。また、数値は最終的なものではない。
- ミッション「Invest in Eastern Poland」では工場かレベル3のCenter of Tradeがあるプロヴィンスが40あり、かつGlobal Trade Goods Producedの40%か7つの「Trading-in」ボーナスがある必要がある。報酬は上のとおり。
- PLC建国までの流れとミッション「Great Sejm」完了後の流れを踏まえて、プレイヤーはフレーバーミッションを利用できる。これは以前のミッションでMagnatesと対立していた場合にArticles of Agreement(Pacta Conventa)の可決・廃止やこれらを一から作り直すことについてプレイヤーを助けるものだ。
- ミッション「Dominate the Markets」ではPLCのための新機能である黄金時代のリセットや延長を行えるようになる。
the Commonwealthの対外関係
- the Commonwealthの征服ミッションでは新たな開戦事由や、一度限りの報酬としてStreltsyを獲得できる。
- ミッション「Prevent the Deluge」ではスウェーデンなどスカンディナヴィア半島の指導者たちに、外交や征服などさまざまな手段で対処する必要がある。スウェーデンとの外交を選択した場合、両国は繁栄する。スウェーデンは金属生産が+25%され、歴史的友好関係を得る一方、プレイヤーはスカンディナヴィアの銅と鉄を直接入手可能になり、軍事費を全体的に削減できる。
- the Commonwealthの征服ミッションの最後は超大国になろうとするものであり、覇権を握り、膨大な開発度を持つ必要がある。注:開発度効率の数字は最終版では緑になる。
- PLCミッションの設計思想は平均的なプレイヤーが1700年代頃まで楽しめるような内容のツリーであるため、多くのハードワークと非常に価値のある報酬が期待できる。
- 上で述べたように、PLCは2つの異なる国家アイディアがある。
- ポーランドのPLC国家アイディアはこのとおり。
- リトアニアのPLC国家アイディアはこのとおり。
来週は海に関するコンテンツについて。
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