「Crusader Kings III」冬のティーザー#2が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は家系の遺産について。バージョン1.5+「Royal Court」リリース前の開発日記です。
開発日記
冬のティーザー#2は、家系の遺産について。
- みなさんも既にご存知のように、文化の見直しにより、私たちは文化的に多様な大帝国を統治しやすいようにした。このプレイスタイルを強化するため、私たちは多文化の勢力を強化することに重点を置いた新たな家系の遺産(Dynasty Legacy)を考えた。プレイヤーが「Royal Court」を所有していれば、新たな家計の遺産「風習(Customs)」を利用できる。以下、その遺産の内容を見ていこう。
- 第一の遺産は言語の学習と受容のつながりを強化するもので、家系の構成員に文化受容(Cultural Acceptance)ボーナスを付与する。プレイヤーの勢力外の文化に対する受容度を改善してくれるツールとなるため、非常に強力だ(小さなものだが、家系がどれほど拡散していくかによってどれほど強力なものになるかが変わり得る)。
- 第二の遺産は評議員の任務をより効果的なものにする。策略(schemes)「言語学習(Learn Language)」の追加スロットを得るというのは、常にひとつの言語を学習しつつ封臣の懐柔(Swaying)やきょうだいの誘惑(Seducing)のために「通常の」個人的策略の枠を開けておくことができるということだ。
- その土地の文化を持つ領主を封ずると、プレイヤーは(注:第一の遺産で)既に文化受容ボーナスを持っているが、この遺産ではさらにあらゆることに使えるフック(hook)も手に入るため、これがさらに有効な戦略となる。この組み合わせはこの開発日記の最後にある領地授与オプションともうまく噛み合う。
- 第四の遺産は特別な宮廷の役職「文化使節(Cultural Emissary)」をアンロックする。これは安いポストではないが、多様な封臣を持つ勢力に大きな利益をもたらし、異文化(Different Culture)に対する評価を最大で20%上昇させる。また、追加ボーナスとして多くの威信(prestige)を得る。
- 文化使節の詳細はこのとおり。
- 最後の遺産は受容度を高めることよりその利益を得ることに重点を置いている。これは高価だが勢力全体に対してその文化がプレイヤーの文化に対して75%以上の受容度を持っているものとみなされるようになるディシジョンを利用できるようにする。これは大規模な勢力には本当に大きなボーナスとなるし、さらに威信ももたらす。
- 上記の今のところのディシジョンの主な補正がこちら。
- プレイヤーが領地を統治するうえで特に困難なことのひとつは、正しい文化を持つ誰かを見つけることだ。これを解決するため、私たちは「領地を与える(Grant to…)」ボタンに2つの新たなボタンを追加した。伯爵領(County)や男爵領(Barony)を与える場合、プレイヤーの文化の貴族に与えるか現地の文化の貴族に与えるかを選べる(今のところ、教派(faith)は常にプレイヤーのものに従う)。
- いずれかを選択するとゲームはまず適切な放浪者を探し、見つからなければ新たなキャラクターを生成する。現地の貴族に土地を与える場合、プレイヤーはその行動がどれほど受け入れられるかが明確にわかるはずだ。
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