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「Europa Universalis IV」開発日記2021年10月13日

EU4 開発日記

「Europa Universalis IV」開発日記2021年10月13日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はモニュメントについて。1.32リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2021年10月5日


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開発日記

開発日記2021年10月13日分は、モニュメントについて。いつもは火曜日更新ですが、12日がスペインの祝日だったため一日遅れとなりました。

  • 今回は1.32パッチで導入される「Leviathan」の所有者向けのモニュメントについて。モニュメントは前回のDLCでとても人気のある機能であり、さらにもう少し作ってもいいだろうと私たちは感じた。「もう少し」とは言っても、ほぼ倍の52個の新しいモニュメントが追加される。まず制作過程とモニュメントを選ぶ際の決断についてご紹介し、その後にモニュメントの一部をご紹介する。
  • 制作は数か月前にリリースした新たなモニュメントを追加する1.31.5パッチをリリースした直後から始まった。その時に指摘したように、この機能で時間がかかるのはアートに関することであり、そのために数か月間はこれについてなにもみなさんに発信できなかった。そこで私たちは美しく意義深い建造物を選びたいと考えた。

  • さらに、モニュメントが密集している地域とそうでない地域があるため、モニュメントの地域分布をもう少し公平にしたいと考えた。ここではその一端をご紹介する。
  • 現在、アメリカに18個(新規11個)、ヨーロッパに31個(新規16個)、アフリカに9個(新規5個)、アジアに45個(新規19個)、オセアニアに2個(新規1個)のモニュメントがあり、合計で52個の新たなモニュメントがある。もう少し多くのモニュメントをあちこちに追加したかったが、全体的には結果にほぼ満足しているし、みなさんにも楽しんでもらえたらうれしく思う。
  • 新しいモニュメントを選ぶ際のインスピレーションは、まず5月頃にフォーラムで投票されたものを取り入れた。カホキア(Cahokia)、マルボルク城(Malbork Castle)、ブランデンブルク門(Brandenburg Gate)、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Santa Maria del Fiore)、ブラン城(Bran Castle)、ラリベラ岩窟教会群(the Rock-Hewn Churches of Lalibela)、大チョーラ朝寺院群(the Great Living Chola Temples)、大報恩寺の琉璃塔(Porcelain Tower of Nanjing)、ナンマトル(Nan Madol)などが含まれる。
  • その後、フォーラムのモニュメント専用スレッドでコミュニティからの提案を募った。およそ100のモニュメントが挙げられ、私たちに大きなインスピレーションを与えてくれた。最後に、ユネスコの世界遺産リストから多くの場所に目星をつけた。
  • 以下では新たなモニュメントをご紹介する。補正は現在QAによってテスト中であり、1.32パッチがリリースされたときに変更される可能性がある。

  • 最初はアメリカ大陸のインカ道(Qhapaq Ñam)だ。ひとつのプロヴィンスに限定せずに表現するにはどうしたらいいか検討したが困難であり、他のモニュメントとの統一性も欲しかったため、ひとつのプロヴィンスに配置した。私たちはこれを統一されたアンデス帝国を強化するものとして表現した。そのため、この地域のもっとも北の国家タグに配置されている。最後の補正は年ごとのInti Authority(修正すべき隠れた単語がある)に影響する新たなもので、この地域の主要な宗教を強化する。

  • 次はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂だ。これはコミュニティからの要望が多かったもので、制作すべきであることは明らかであると感じた。私たちはこの機会にいい補正を追加することにし、毎月の栄光(Splendor)補正はこれに最適だと思っている。

  • 次のImmersion Packで注目しているアフリカには新たなモニュメントを追加し、私たちがデザインしている新たなコンテンツに役立てる必要があると考え、著名なラリベラ岩窟教会群を追加した。このモニュメントはエチオピアでプレイする際にコプト教に関連する最初のモニュメントとして、さらなるフレーバーをもたらす。そして、今回の開発日記とは関係ないが、この地域にはユダヤ教に関する新たなシステムがある。これについては数週間以内に明らかになるだろう。

  • 他の地域に比べてモニュメントが少ないと感じたため、インドにはたくさんのモニュメントを追加した。そのひとつがハンピ(Hampi)で、ヴィジャヤナガルの首都として知られている。新たな補正「All Estates’ Loyalty Equilibrium」は私たち(そしてMod制作者)の作業を容易にするもので、国内に存在するすべての階級(estates)に忠誠度均衡点(loyalty equilibrium)の補正を追加する。
  • また、仏教のモニュメントには新たな要件を追加した。これにより、仏教教団に帰依する統治者がいるヒンドゥー教国や、Buddhadharmaに従うFetishistの国家でも利用可能になった(このモニュメントではヒンドゥー教の仏教教団は明らかに余計なもので、Dharmic宗教グループなら利用可能だが、この画像で私たちの修正をご紹介したかった)。

  • 最後はオセアニア2つ目のモニュメントであるナンマトルだ。太平洋の島々の植民地化レースの賞品のように機能させたかったので、植民地化に関する補正と毎年の海軍伝統の組み合わせとなっている。

来週はMutapaとKilwaの新ミッションについて。

次回:開発日記2021年10月19日

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