「Europa Universalis IV」開発日記2020年4月14日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はImperial Incidentsについて。1.30「ヨーロッパ」+「Emperor」リリース前の開発日記です。
開発日記
開発日記2020年4月14日分は、Imperial Incidentsについて。
ハンザ同盟の衰退
- EUIVの時代には、ハンザ同盟は北欧の商業大国からマイナーな商人ギルドの一派へと転落した。Age of Discoveryの後にリューベックが本拠の交易ノードの支配を失っている場合、皇帝に援助を求めるかどうか選択するイベントがある。このイベントはImperial Incidentを引き起こし、皇帝には以下の3つの選択肢がある。
- 無視する。皇帝はハンザ同盟の構成国との間に厳しい評価ペナルティを受ける。
- 自由都市をハンザ同盟に加入させるよう要請する。すべての自由都市がハンザ同盟加入を促され、加盟した都市はそれぞれ皇帝に帝国の権威をもたらす。ハンザ同盟の構成国はこれに感謝する。
- ハンザ同盟の宿敵に対して禁輸を行う。リューベックノードの支配国はいくつかの交易ノードの交易力が低下し、皇帝はハンザ同盟の構成国からの評価ボーナスを得る。
The Reformers Protest
- The Reformers Protestは、帝国内で充分多くの諸侯が改革派である場合、League WarにおいてProtestant Leagueが勝利した後に起こるImperial Incidentだ。これは新たなプロテスタントの皇帝に決断を迫り、新たな役割をもたせる。皇帝には3つの選択肢がある。
- 妥協を拒否し、Protestant Leagueの勝利を守る。帝国内のすべての改革派諸侯に帝国にとどまるか再考を促し、AIの小国より大国のほうが離脱しやすい。
- 帝国内にReligious Peaceをもたらす。プロテスタントは帝国の公的な宗教ではなくなる。皇帝と選帝侯はキリスト教のどの宗教にも属することができるようになる。これは改革派諸侯を満足させ、将来的にカトリック教国の復権も可能にする。
- 皇帝を退位し、改革派を帝国の公式宗教と宣言する。AI皇帝がこの選択肢を選ぶのは、ひとつしかプロヴィンスを持たないか、改革派諸侯に対する戦勝点が50未満の場合のみだ。
ドイツ農民戦争(再び!)
- 10月にもドイツ農民戦争について詳細を述べたが、このうちの一方に興味があるプレイヤーにより大きな力を与えるため、内容をさらに拡張することにした。重要な変更点は以下。
- ドイツ農民戦争の間、皇帝は開戦事由「Crush the Peasantry」を使用でき、距離にかかわらず帝国内の農民共和国を標的にできる。
- 農民共和国には開戦事由「Peasant Revolt」を追加し、ドイツ農民戦争の間に使用できる。農民戦争後も皇帝に要求を強要する際に使用できる。また、帝国内の他の諸侯に農民共和国になるように強制できる。
- 皇帝と農民共和国の双方に、ドイツ農民戦争を早期に終結させ、自陣営に充分なスコアが蓄積されている場合にImperial Incidentを発生させるディシジョンを追加。このディシジョンのツールチップには現在のスコアが表示される。
- 新しく建国された農民共和国がドイツ農民戦争中に政体変更を強制された場合、合計のスコアは貴族側に有利に変動する。
- ドイツ農民戦争中に諸侯が農民共和国になった場合、どのようにそうなったかにかかわらず農民側にスコアが加算される。
A Message from our Artist and our UX Designerの節は異動するアーティスト・UXデザイナーの思い出話となっていますが、省略します。
来週は「Emperor」の新機能とCustom Nationsの機能について。
コメント
一体このアプデでDLCはいつ出るんでしょうね