「Hearts of Iron IV」開発日記2020年3月25日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はベータパッチのアップデートについて。La Résistance発売後の開発日記です。
前回:開発日記2020年3月18日――ベータパッチのアップデート その2
開発日記
開発日記2020年3月25日は、ベータパッチのアップデートについて。
- 今回のアップデートには多くのバランス修正、バグ修正、Modサポートが含まれる。
前回以来の変更点のパッチノート
以下では私が気になった部分を抜粋してご紹介しています。全文については該当スレッドをご覧ください。1.9.1ベータ版のこれまでの変更点はこちらの記事をご覧ください。
- 諜報作戦は同じ対象に同じ作戦を行う場合、コストが上がるようになった(デフォルトは15%、救出作戦は0%のまま、一部の例外では25%)。
- 中道の国家(注:原文はneutral countriesだが中道主義の国家のことと思われる)は協力勢力を作成できなくなった。
- 迎合度は支配国が変わると半分になるようになった。
- レジスタンスの攻撃による人的資源損失の基礎値を2.5%→1.5%に引き下げ。
- 技術奪取による技術ボーナスを200%→300%に引き上げ。また追加ボーナスの結果として1,2年の先行研究ボーナスも得る。
- 技術奪取は技術をアンロックでき、また奪取する技術の選択においては最新技術と装備を優先するウェイトを使用する。
- ドイツのAIはフランス国境ではなく低地諸国国境により多くの機甲部隊を配置するようになった。
- AIは再び航空義勇軍を送れるようになった(1.8.1の最適化で壊れていた)。
- 対象国の暗号を完全に解読している場合、暗号奪取の諜報作戦は実行できなくなった。
講和会議
- 講和会議をより多くの国家が参加できるものにし、プレイヤーが無視されたり、どこかの国がプレイヤーから領土を盗むことがないようにした。つまりプレイヤーは戦争中に第三極を敵と分割する講和会議を行うことができる。講和会議には特殊なケースが多いため、今回の振る舞いの修正によって壊してしまったかもしれないものについて注意してもらいたい。
諜報作戦「技術奪取」
- これをもっと魅力的なものにしたかったため、強化した。技術を完全にアンロックでき、ゲーム終盤の技術を優先するようにした(したがって第一次大戦型の戦車よりティーガーを奪取しようとする)。
- 依然としてこれはランダムなシステム(ほしい技術分野を対象とする適切な作戦を選ぶことを忘れないでほしい。こうした作戦は各分野への浸透によってアンロックされる)だが、報酬の多いものになった。
協力政府
- AIがあまり多くの協力政府を作らないようにし、またこれに関するパフォーマンスの問題を修正した。
コメント
翻訳ありがとうございます
これはかなり良調整の気がする。青写真で先行ボーナスとAI協力勢力スパム修正はかなり嬉しい
パルチによる人的資源の損失がどんどん下がってる。
中道国家ならではのメリット、何か欲しいなぁ…デメリットばかりが目立つ気がする。
単に戦争するだけなら大日本帝国やナチスのように軍事全振り出来る非民主主義国家の方がメリットあるから仕方ないね……
逆にそうだから、国力で劣る枢軸国が数年間、連合国相手に対等以上に暴れまわれたわけだし。
HoI2以前の政策スライダーでも真ん中というのは
欠点もないけど利点もないので通過点にしか過ぎませんでしたね
でもあれはたくさんの閣僚と主義があったからなぁ
前のバージョンまでは有効だったEU4 StyleのMODがあると中道で安定度とかもりもり伸ばせて楽しかったんだけどなあ
>講和会議
ちゃんと触ってみるまではわかんないけどずっとこれを待ってた
三つ巴の陣営戦になると講和会議後バグってたらから治ってるといいなぁ
講和会議の項目が第三極になってますね