「Imperator: Rome」開発日記2019年8月26日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は食糧とバランス取りについて。
概要
開発日記2019年8月26日は、食糧とバランス取りについて。
食糧
- 現在のオープンベータの実装において、飢餓の適用に関して望ましからざる結果を生み出していることが指摘されている。これを解決するため、飢餓はプロヴィンスに大都市がある場合にはSettlementsがなくなっていく固定の割合で適用されないようにした。
- そのかわりに、食糧が底をついたプロヴィンスはプロヴィンスのterritoriesのpopulation capacityに合計で-75%の乗数が適用される。人口過剰はしきい値以上のPopひとつにつき少量の(-0.03%)人口成長率のマイナスがつき、同時にこれまでどおり幸福度ペナルティもつく。これによってキケロアップデートの多くの問題を解決し、飢餓や人口過剰のより自然な解決策となる。population capacityを超過したterritoriesはPopの成長がゆっくりと鈍り、人口が安定するポイントに達する。飢餓はSettlementsを不必要に痛めつけることがなくなった。
- また、新たな食糧資源にアクセスできないプロヴィンスに食糧資源を追加し、間違ったカテゴリーのterritoriesに誤って存在していた建造物を除去した。
- 小国ではPopの比率計算が障害になっている。これまではPop種別の比率を100%以上にできたが、この問題を解決するため、バランスの設定に関する基礎値を改良した。
- 実際には、以前はひとつのterritoryで20%が望ましい市民の比率、10%が自由民としていたが、これを市民66.6%、自由民33.3%とした。このシステムではバランス取りが容易になり、ひとつのterritoryで特定の種類のPopを増やすということができなくなった。
- 都市の建設コストに関するフィードバックを得て、これを変動コストから固定コストに変更した。
バランス取り
軍の伝統
- 攻撃、防御、規律の補正について、キケロアップデートではほとんどすべてを変更した。
- Levantineの伝統についてはエジプトの伝統に戻し、内容を変更して中盤でMega Polyremesがアンロックされるようにした。The Legacy of the Buildersの伝統は都市に追加の建造物スロットを追加する。
- 「蛮族」の伝統については軽歩兵とチャリオットに関するボーナスを増やした。
軍事ユニット
- 象兵:象兵自体に変更はないが、食糧システム導入で利用可能性が変わった。充分な食糧供給があれば多くの場合でずっと有効な選択肢となった。
- 弓騎兵と軽騎兵:キケロでは馬を給養する必要性を反映して損耗のウェイトが上昇した。弓騎兵はさらに士気ダメージを受けるようになり、戦場ではより早く退却するようになった。
- チャリオット:雇用コストがより安くなり、チャリオットをブーストする伝統が増えた。
- 重騎兵:雇用コストが安くなることで利用可能性が高まった。
- Mega PolyremesとOcteres:戦力ダメージを和らげる能力を失い、艦隊戦での有用性は低下した。
国家アイディア
- ボーナスが見直され、食糧や改宗などの新たなシステムに対応した。
- Central Urban Spaces:プロヴィンスの忠誠度上昇が3→5%になった。
- City Planning:Population Capacityが増加する。
- Standard Construction:建造物のコスト減が20→15%になった。
- Grain Stockpile:食糧産出とプロヴィンスの食糧備蓄量を増大させる。
- Institutional Proselytism:改宗速度を引き上げる。
- Siege Training:攻城能力ボーナスを+15%にした。
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