「Supreme Ruler Ultimate」プレイ日記:キューバ国防軍建軍記 第4回は、ユニット生産の具体案について。
2015/8/4 第5回へのリンクを追加。
キューバ国防軍整備計画
摘要
以下で詳しく説明していますが、今後この方針で軍を整備していくので、ここでまとめておきます。
- 予算:年間3,343万ドル(増額可)
- 増員数:13,110人(本プレイ日記の目標なので厳守)
- 海軍:長距離の輸送を護衛できる海軍力の整備
- 陸軍:遠征先で充分に戦闘力を発揮できる自動車化部隊の整備
- 空軍:航続距離の長いマルチロール機部隊の整備
詳細
前回の後半で、国防軍に費やす予定のお金と人員数を計算しましたので、ここでおさらいしておきます。
- 予算:年間3,343万ドル(増額可)
- 増員数:13,110人(本プレイ日記の目標なので厳守)
そして、ひとつの目標として「海外派兵できる能力を持たせる」というものも設定していました。
しかしながら、実は海軍に輸送能力を持たせる必要はありません。港・埠頭から港・埠頭への移動のみですが、陸上ユニットに海外の地点への移動を命令すると、自分で勝手に民間輸送船を手配して移動してくれるのです(前回執筆時点では忘れていました)。
したがって、海軍はこの民間輸送船を護衛する能力があれば充分ということになります。
また、民間輸送船をチャーターする場合は海上輸送力に上限が事実上なくなりますから、遠征する陸軍部隊は好きなように編成できることになります。
空軍は民間輸送船に搭載して移動できないので、自分で現地の飛行場まで飛んで行く必要があります。途中で何か所も経由していくとしても、ある程度の航続距離が必要になるので、空軍機は航続距離の長いマルチロール機を調達することになるでしょう。
ただ空軍については、航空機を運用するために必要な技術的前提も満たしていない状態なので、まずはそこからです。
軍事技術の獲得
では、具体的にどのユニットを生産するかを考え……たいところですが、現在のキューバの軍事技術はお寒いかぎり。計画も立てられないレベルの低さなので、ここらで時間を進めて技術を向上させることにします。
現在研究しているのは「改良型プラスチック(Improved Plastics)」。これは取引で入手できない技術なので、このまま研究を続けます。
研究スロットは1本しかなく、研究所を建設する余裕もありませんので、ここは外交取引で技術を買ってきましょう。
アメリカとイギリスを比べた結果、イギリスのほうが安く売ってくれるので、イギリスから技術を買うことにします。手始めに「自動車化陸軍(Mortorized Land Forces)」を2,800万ドルで購入。
その後1947年10月までに、イギリスから立て続けに軍事関連技術15個を購入したところで、国債の金利が5%に到達。これ以上金利が上がるのは危険と判断して、一旦技術の買い入れを取りやめます。このときの国債残高は、19億ドルを突破。GDPの半分ほどです。
技術の買い入れをやってみてわかったのは、上で掲げた目標に沿う軍を建設するとなると、そうとうなカネと時間がかかるということです。中には取引不可の技術もあって、これらの技術研究の時間も考えると、1950年代に完成するのか怪しくなってきました……。
経済運営
国防軍整備計画もかなり輪郭がはっきりし、軍事関連技術の獲得も進み始めましたが、その間にもしっかりと経済を運営していかなければなりません。経済なくして国軍なし!
というわけで、最初の1ユニットである自動車化工兵大隊には、産業施設の建設に役に立ってもらうことにしましょう。
その後、軍需物資の生産が日産2トンとあまりにも少なすぎるので、増産を計画。
軍需物資工場は大中の2種類しかないのですが、中規模1つで生産しているのが日産2トンなので、ここは大規模工場を建設します!
……と、建てる前までは威勢がよかったのですが、建設費と必要な産業財の量を確認していませんでした。建て始めてから大変な目に遭いました。
まず、建設費の5億ドル。手許現金よりも高い額です。そして必要な産業財。備蓄量の5倍です。
結果、当然なのですが、財政的に非常にまずい状態に陥りました。国債残高はまもなく30億ドル、金利は6%を超えました。国防軍建設スタート前には150%あった信用格付けは、68%まで低下。
そして1949年9月からは、2日に1回という怒涛の国債償還ラッシュ。
かなりヤバイです。ヤバイですが、軍需物資は国際市場どころか英米との外交取引ですら入手できなくなっています。軍を十全に活動させるためには、どこかで必要な投資でした(という言い訳)。
そんな中、「改良型プラスチック」の研究が完了。次はこれも取引不可のプロジェクト「交通網の改良(Transportation Improvements)」。国内の交通インフラが改良され、輸送効率が改善します。
正直そんな余裕はねえ! というところなのですが、やらざるを得ません。
軍事顧問団到着
1949年3月、国際市場からキューバに軍事顧問団が到着。軍の士気と戦闘効率が向上します。
このイベント、見るのは初めてです。国際市場の評価が高いと派遣してもらえるのでしょうか(このときはDelighted)。
時代の変化
1949年5月、突如インターフェースの枠が青っぽい色に変化。より現代的なインターフェースになりました。なにがきっかけで変化したのかは不明。
この変更の際に一度ゲームがエラー落ちしたので、お気をつけください。
そんな中、ふと気づくと虎の子の自動車化工兵大隊が黄色○2つに評価が低下。キューバがうだうだやってる間に世界の軍事技術は着実に進歩していっています。
GDP1,000ドルの国
1949年10月、キューバのGDP/cがついに1,000ドルを達成。あと13ドルでイギリスと肩を並べます。
が、国債残高およそ29億ドル・平均金利6.2%と、財務環境は悪化の一途をたどっています。非常に危険です。
現実世界では国債金利が7%を超えると危険水準と言われますが、このまま行くとキューバも簡単に7%に到達してしまうでしょう。現在ですら年間約1,800万ドルの利払いですから、債務削減は至急の命題になりつつあります。軍隊作ってる場合じゃねえ!
国債残高の圧縮には、まず財務大臣の国債発行権限を差し止めることです。余裕があるなら、発行済み国債欄をクリックすると「国債の早期償還(Repurchase Bonds)」というボタンが出てくるので、ここで借金を返します。
返済しないまま償還期日が到来すると、現在の新規発行金利で国債を借り換えます。
急いで償還したところで身動きがとれなくなるだけですし、国債残高は手許現金の10倍近くあるので、気長に返済していくことにしましょう。
また、国債償還の中で手許現金が不足する場合は、やはり国債発行で賄うことになります。手許現金が苦しくなると財務大臣は増税を行う傾向があるので、国内の経済状況が悪化しますが、その緩和の際にも国債に頼ることになります。
目標は国債の全額償還ではありません。信用格付けの回復と、金利の低下です。信用格付けは140%以上、金利は4%以下を目標としたいところです。
というわけで、今回はここまで。ようやっと時間を進められるようになりましたが、軍需物資工場建設で1936年以来一貫して増え続けている国債問題が表面化し、喫緊の課題になってしまいました。国防軍建設後も持続可能な財政とするには、まず経済の問題に取り組まなければならないようです……。
軍事編として書いていたプレイ日記なのに、どうしてこうなった。
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