「Europa Universalis IV」開発日記2018年1月23日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回はミッションについて。
概要
2018年1月23日分の開発日記は、ミッションについて。
- EU3のミッションはまさにギャンブルだった。プレイヤーはWikiを見ることなく、あるいはゲームファイルを探し回ってもなにが関連しているかわからないまま、よいミッション、あるいは可能なミッションが出ることを望んでいた。プレイヤーはミッションを選んでおらず、キャンセルするか完了しようとするかのどちらかだと言われていた。
- この点はEU4では改善されたが、プレイヤーは常に3つのミッションしか提示されず、新たなミッションの組み合わせが出るにはそのうちのひとつを選んで完了するかキャンセルしなければならなかった。これは改良ではあったが、プレイヤー国家にとってどのミッションが可能であるか、これらをどのようにアンロックするのか、どのようにプレイヤーのすることにミッションが有害になってしまうかということが明らかでないという短所が依然として残っている。
- ミッションシステムは新たなプレイヤーにはガイダンスのように見え、ときには単にprestigeを50以上にしろとかライバルとの関係を改善しろと言うだけのように見える。既存のプレイヤーには新たなプレイヤーがしばしば直感的にミッションを無視しようとする理由がわかるだろう。
- こうしたことはすべて1.25の新たなミッションシステムに変更される。ミッションの短いリストから選ぶのではなく、プレイヤー国家のすべてのミッションが開始当初から利用可能であり、ミッションの達成条件を満たせばアラートが鳴り、新たに分離されたミッションタブで報酬を得ることができる。報酬は適切なものとなり、より関連性のあるもので、長く残り、さらなるミッションにつながっていくこともある。私のお気に入り国家のひとつであるビザンツ帝国のミッションチェイン、Purple Phoenix missionsをご覧いただきたい。
Purple Phoenix以外のビザンツ帝国ミッションの最後
- すべてのビザンツ帝国ミッションははじめから見ることができ、その進行度合いも見える。新人ビザンツ帝国プレイヤーがギリシャを再征服すると、期限付きの報酬と同時に次のミッション、Recover AlbaniaとConquer Bulgariaを完了することができるようになる。これらを完了すると、報酬を得ると同時にミッションチェインが下に進んでいく。ミッション経路は異なる方向に分離することもある。ここではWestern expansion、Anatolian recovery、reclaiming the islandsへとつながる。ミッション報酬はすべてのミッションが完了したとしても必ず請求される必要がある。
- 特別なミッションを持つすべての国家はこの新たなシステムに移行する。さらに、私たちはすべての国家が使える汎用ミッションと同時に地域固有のミッションも追加し、ヨーロッパの国家はアフリカや新大陸の先住民とは異なるミッションを利用する。また、この機会に古いミッションを整理し、新たなシステムで使えるように適応させた。
- このミッションの変更は1.25アップデートの無料の内容だ。私たちの狙いはミッションがより国家に関連しているように感じさせることであり、同時に新たなプレイヤーの道しるべを提供することだ。
- ここで機先を制して疑問にお答えしておこう。
- どうやってミッションを選ぶの?
- これまでのミッションシステムと異なり、プレイヤーはミッションを選択しない。ミッションは最初からすべて見えており、ミッションツリーの最上部のミッションはすべて「アクティブ」で、アクティブなミッションの達成条件を満たすと報酬を請求することができ、そのミッションから矢印が伸びた先のすべてのミッションがアクティブになる。
- 古いミッションシステムではミッションに必要なclaim/CBがもらえるものがあったけど、それはどうなるの?
- ほとんどのケースでそれに先行するミッションの報酬としてそうしたミッションの達成に必要なclaim/CBを与えられる。
- ミッションの開放はどういう動作?
- ひとつのミッションは複数のミッションの前提条件とすることができ、同時に複数のミッションを完了させることをひとつのミッションの前提条件とすることもできる。
- MODで改造できる?
- 広範囲で改造できる。
- どうやってミッションを選ぶの?
来週は1.25と同時にリリースされるImmersion Packについて。
コメント
もしAIがミッションを積極的に達成しようとするなら、毎回似たような展開になっちゃいそうだな
まんまHOIのNFだね
でも楽しみ