「Crusader Kings III」開発日記#146が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は疫病・葬儀・実績について。「Legends of the Dead」リリース前の開発日記です。
開発日記
開発日記#146は、疫病・葬儀・実績について。
- 私たちは長い間、疫病を導入したいと考えていたが、疫病は局地的な軽い病気から大陸全体に広がる大流行まで、ゲームに影響を及ぼすものでなければならない。死者が出るだけでなく、生き残った人々によるプレイヤーの統治への信頼が試される。
- holdingを持つすべての男爵領は疫病が流行することがあり、以下のような多くの要因がその可能性に影響する。
- 伯爵領の開発度
- プロヴィンスの地形
- 建物の数
- 交易所や市場などの特定の建物
- 文化の時代
- 近くに疫病の流行がある
- ゲームルール
- 流行はMinor・Major・Apocalypticのいずれかの強度となる。強度は疫病がどれほど広まるか、広まっていないプロヴィンスへの拡大確率、継続期間に影響する。
- 疫病はそれぞれ感染者に関連した特性を残し、感染したプロヴィンスにいるキャラクターは誰でもかかる可能性がある。
- すべての流行には動的な名称がつけられ、文化や領主の名前にちなむ。現在進行中の流行は通常のマップモードでも専用のマップモードでもマップ上で確認できる。
- ズームアップすると、脈打つ血ではなく荒涼とした灰色の大地が映る。
- 近くや自領地で流行があった場合、新たなHUDウィジェットで通知される。これを開くかマップモードを切り替えると現在進行中の流行について詳しい表示がある。
- マップ上かリストから流行をクリックすると、領地内の感染したすべてのプロヴィンス、封臣その他の独立領主の概要を閲覧できる。また、どのプロヴィンスが感染する恐れがあるかや蔓延する確率も表示される。隣接するプロヴィンスや海を挟んでつながっているプロヴィンスに蔓延する確率は、プロヴィンスの開発度、文化的伝統、過去の感染による免疫の有無などの要因が影響する。
- 各プロヴィンスがどの程度感染しているかはパーセンテージで表示している。艦船のしきい値がさまざまあり、それぞれプロヴィンスとその領主に対して異なる補正を持つ。
- 最大感染率はPlague Resistanceによって低下し、Plague Resistanceはさまざまな手段で高めることができる。例えばHospicesや、公爵領の建物Burial Siteなどの建物の建設だ。
- Court PhysicianにCourt Position TasksとしてControl Plaguesを割り当てたり、首都の隔離や門の閉鎖を行うディシジョンでもPlague Resistanceを高められる。
- 「Legends of the Dead」では疫病として麻疹(Measles)・赤痢(Bloody Flux)・麦角中毒(Holy Fire)が新たに登場する。以前述べたように、麻疹は特に子供にとって致命的で、子供の健康度を大きく低下させる。これは子供と高齢者の健康に関して新たに追加した補正によるもので、ほとんどの病気はデフォルトで高齢者にとってより重いものとなる。
- こうしたものはすべて改造しやすくなっている。
- 疫病と伝説はどちらにもどのように振る舞うかを決めるゲームルールがあり、黒死病には専用のゲームルールもある。
黒死病
- 黒死病の実際の仕組みはゲーム内の他の大規模な感染症のパターンに倣ったものだ。違いは自領地内で黒死病が始まらない限り、事前に警告されるという点だ。パニックが高まるにつれて、領地を守るための準備を始めることができるようになる。黒死病関連イベントで助けられたり妨げられたりしながら、事前に一部の伯爵領では備蓄を作ることができる。パニックに陥った群衆を鎮めるイベントもあるし、感染者の死体から情報を得るよう指示するイベントなどもある。
- こうしたイベントと警告により、黒死病は避けられない事態を待つというよりは時間との戦いになる。黒死病に持ちこたえるためでさえ、あらゆる手段を利用しなければならない。Apocalypticレベルの流行と同じく、黒死病の被害は甚大なものとなる。開発度の高い地域は比較にならないほど深刻な被害を受け、ひとつの家が全滅することもある。黒死病は致死性と感染性の高さにより、ゲーム全体で最大の脅威となる。
葬儀
- 「Legends of the Dead」新たな活動である葬儀を導入する。
- 過去5年以内に亡くなった家族の葬儀を行うことができ、デフォルトで新たなintent「Mourn」が設定されている。これは悲しんだ後にストレスを減らすものだ。
- Activity Plannerでは領地内で葬儀の開催に最適な場所を提案し、特に高位の寺院のある男爵領を優先する。その中からひとつを選ぶとプレイヤーは追加のPietyを獲得できる。
- 活動のオプション「Ceremonials」はより高い金銭コストを支払うとPiety・正統性・ストレス低下量についてよりよい報酬をもたらす。
- 葬儀の最初の段階は通夜で、埋葬まで待機する。通夜では客人が故人の人生を回想し、思い出や特徴を語る。互いに交流することもあり、こうした動揺しているときにもフックを手に入れようとしたり、葬儀の数を増やすために待ち構えている人がいることすらある。
- 「埋葬」段階は宗教のtenetsによってさまざまな記述や趣向がある。儀式中にActive Pulse Actionsで客人がなにをしているかを表示する。
病気の表現と予防法
- 「Legends of the Dead」では、これまでのペストに加えて、天然痘と麻疹の表現を追加した。
- こうした病気の表現をどうするかはみなさんにお任せするが、予防や治療に関してはcourt-physicianを雇用したいと間違いなく思うだろう。キャラクターアートチームは新たな医師の服装を追加した。
実績
非常に簡単
- Legendary!:伝説を完成させる。
- You’ll Never Take Me Alive!:首都に疫病が流行している間、安全な場所に移動する。
簡単
- Pay Respects:伝説の主人公の葬儀を開催する。
- Neverending Story:先祖の死後にその先祖の伝説を完成させる。
普通
- Divine Right:正統性を最大レベルにする。
- Canonized:伝説の主人公を聖人にする。
- Upward Mobility:主君より高い正統性を持った状態で主君の称号の要求に成功する。
- Local Legend:伯爵でMythical Legendを完成させる。
困難
- Not Today:the Bubonic Plagueに感染して回復する。
- The Pharaoh Islands:Scottishのキャラクターで古代エジプトの末裔であることを主張する伝説を完成させる。
非常に困難
- Can’t Touch This:Epidemic Resistanceが最大値の男爵領を感染させる。
「Legends of the Dead」発売は3月4日の予定です。
コメント
Not Todayでしょぼん…としてる死神がちょっと可愛い
コイツは面白そうだぁ
葬儀システムが期待だー
でも過去5年以内に無くなった人物って…流石に遺体がもたないでしょう
数日以内の方が現実的では
せめて遠方からくる方のためにも数ヶ月…
黒死病ポーランドまでやられてやがる…
CK2ではゲームが軽くなるのでお世話になりました
重くなりそうなシステムだなぁと思ったけどよく考えたらキャラが死にまくるから軽くなるのか
別にキャラが死ぬのはいいが、開発度下がるのが嫌すぎてプレイする気が失せたよ
むしろ中世暗黒時代なんて言われてるのに開発度が上がり続けることにいつも疑問に感じてたな