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「Europa Universalis IV」開発日記2023年10月3日――黒羊朝・白羊朝・グルジア・アルメニア

EU4 開発日記

「Europa Universalis IV」開発日記2023年10月3日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は黒羊朝・白羊朝・グルジア・アルメニアについて。1.36リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2023年9月26日――ビザンツ帝国


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開発日記

開発日記2023年10月3日分は、黒羊朝・白羊朝・グルジア1・アルメニアについて。

黒羊朝・白羊朝

黒羊朝と白羊朝はツリーの大部分を共有し、要所で多様性を与えられている。

  • 黒羊朝と白羊朝は似たミッションツリーを持ち、それぞれの国家固有の分岐がある。

白羊朝

  • 白羊朝のミッションツリーには31の新ミッションが用意されており、征服や統合から階級とのやりとりやイベントまで、ゲームのほぼすべての要素と関係する。最初の仕事はHisn Kayfaのthe Ayyubidsの最後の残党を根絶やしにし、強力な騎兵を集めることだ。前者はすべての方向への拡張意欲をもたらし、後者(Rally the Turkomans)は既存のTribal Allegianceシステムを使ってプロヴィンスの戦勝点コストにボーナスをもたらす。

上の選択肢は時間経過でステート全体に繁栄をもたらし、local autonomyを低下させ、その他小さな報酬もある。

  • 同時にトレビゾンドを攻略することが求められ、固有のイベント報酬を得る。

  • 白羊朝の征服ルートのもうひとつの目玉は「The House of Wisdom」で、これを完全に復興することに関するミッションだ。

  • 最後に「A Gunpowder Empire」はオスマン帝国・サファヴィー朝・ムガル帝国を指す言葉で、白羊朝もその仲間入りができるかもしれない。

  • 国内では宮廷の改善、芸術や文学の後援、新たな帝国の織物の開発などがある。

  • 最後にもう少し見どころをお見せする。

黒羊朝

  • 黒羊朝では、私たちはEmirate of Baghdadを階級の特権で表現することに決め、これは選択された地域でautonomyを一定値と毎月の上昇分だけ引き上げるものだ。この特権を取り除くのは時間との戦いになる。というのは、影響を受けたプロヴィンスのautonomyを引き下げるのは困難であり、時間経過で上昇することさえあるためだ。

  • 西のオスマン帝国に一度も負けなければ、強力な永続的報酬を得られる。

  • オスマン帝国を破ることで、Tabrizにイェニチェリと新たなTier 1の政府を導入できる。

  • 白羊朝とは異なり、黒羊朝はミッション「Princes of Persia」から異なるスタイルでペルシャへの拡張を促される。

  • 象徴的なモスクに関するものもある。

  • 最後に、白羊朝・黒羊朝に関するコンテンツをもう少しお見せする。Turkomanのツリーは部族制・君主制・遊牧民のどれでも遊べるようにデザインされている。ミッションツリーはペルシャ征服とペルシャ化という史実の物語をたどるが、ペルシャ建国はツリーの最後にプレイヤーが選択する。ここで紹介したコンテンツはTurkomenで予定されているコンテンツの約半分だ。

グルジア・アルメニア

グルジア

  • 私たちはVakhtangの弱体化した支配におけるこの地域の状況をよりよく反映するため、新たに開始時の国難を作成した。1.36ではグルジアの崩壊が完全に見直され、1.35のように国家は分裂しておらず、Imeretiはグルジアの一部であり、Samtskheはその属国としてスタートする。秩序を回復するには以下の目標を完了させる必要がある。
    • legitimacyを90まで上げる
    • 後継者を持つ
    • 安定度を1以上にする
    • 反乱軍に支配されているプロヴィンスをなくす

  • グルジアのコンテンツは合理的な期間内に特定のミッションを完了することで国難を克服・回避し、ゲームの流れが円滑になるようにデザインされている。

  • 国難の間には新たなイベントが発生し、窮地に立たされた国内の物語を作り出す。

  • こうした任務を完了することで、激動の時代の終わりを告げるイベントが起こる。

  • 征服ミッションはカフカスの統一、the Hordesに対する懲罰的侵攻、そしてアルメニアと同様に中東に進出し、この地域を十字架の支配下に戻すことを目指す。

  • 征服ミッションの目玉は「Throne of the Romans」で、首都をコンスタンティノープルに移し、文化をByzantine文化グループに変更することで東ローマ帝国の正当後継者になれる。

  • 国内の強化に関するミッションは国家の復興と文化・宗教の復活に関するものがほとんどだ。Autocephalous Church of GeorgiaをPatriarchateに昇格させよう。

  • 最後に、グルジアはローカライズされた領主の称号、政府のランク、Giorgi SaakadzeやSulkhan-Saba Orbelianiのような重要人物に関するフレーバーイベントなど、他の領域でもフレーバーがつけられている。

アルメニア

  • まず最初に、アルメニアのコンテンツについて私たちは取り組んできたが、これは歴史の理解を反映させたものであり、現在進行中のアルメニアとアゼルバイジャンの紛争やナゴルノ・カラバフの人道的危機に対する言及を意図したものではない。
  • ミッションツリーの目標は序盤の難易度をつまらないものにすることなく、フレーバー豊かで強力なツリーをもたらすことだった。このツリーは独立を確保するまでなにももたらさない。コンテンツの物語はMets Hayk(Artaxiad朝の大アルメニア)の復活を中心としているが、ペルシャ・アナトリア・エジプトを征服してアルメニアの黄金時代を超えることもできる。最後に、アルメニアを建国するのにAdanaプロヴィンスが不要になったため、建国がより容易になった。

  • アルメニアとカラバフの新コンテンツのうち、征服に関するものの見どころをお見せする。

  • 征服ミッションでは東方諸教会と合流し、強力な報酬を手に入れることもできる。例えばバグダッドのCoptic Center of Conversion、ミッション報酬のthe Defender of the Faithの地位、大プロジェクト「the Holy City of Jerusalem」のアップグレード、Cawa連隊の継承などだ。

  • Great Armeniaのアイディアはこちら。

  • アルメニアはミッション「Refine the Nakharar」「The Office of Sparapet」で新たな政府改革も利用できるようになる。国内強化のミッションでは、the Apostolic Church of Armeniaを強化し、聖地を解放し、Tigranakertを再建し、祖先の土地に再定住し、Armenianのプロヴィンスですべての開発度を+1する強力な文化転向に関する報酬をアンロックする。

来週はイエメンとアラビアについて。

次回:開発日記2023年10月10日――イエメンとアラビア

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コメント

  1. オスマン解体RTAはどの国が最速だろう。

  2. どこも面白そうだけど、ジョージアでビザンツ再興は熱いな

    ところでアゼルバイジャンがないじゃんアゼルバイジャン

    • でも、なんでジョージアでビザンツ再興ミッションなんだろね。
      長らくビザンツとササン朝やイスラム諸王朝との干渉地帯の一つとして存在し、
      それなりに縁は深いけど、ビザンツとの関わりの深さでいえばアルメニアの方が遙かに深いし、ビザンツの後継者を名乗るようなエピソードも特に浮かばないような・・・

      ビザンツ亡命政権の一つトレビゾンド帝国をジョージアが支援したとか、ミカエル7世ドゥーカスの奥さんがジョージア王女だったりとかはあるけど、それくらいだよなぁ。

  3. 一応これで全ての地域に固有ミッションツリーが実装されたかな
    RBからもう5年半も経ったとは時の流れが早い

  4. トレビゾンドは初手イメレティが厳しくなるし、今回のアプデで恩恵なさそうだから、かなり厳しくなりそう

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