2023年10月22日、「Cities: Skylines II」開発日記(舞台裏)#6が公開されました。本記事ではその内容を紹介します。今回はチュートリアルとアドバイザーについて。本体リリース前の開発日記です。
開発日記(舞台裏)
開発日記(舞台裏)#6は、チュートリアルとアドバイザーについて。
- 今作のチュートリアルにおける私たちの目標は、プレイヤーにゲームへの徹底した入門を提供し、プレイヤーの都市建設を成功させることだ。前作ではさまざまなサービスや機能を説明する小さなゲーム内ガイドを用意していたが、限定的なものであったため、私たちは今作に向けて、前作に慣れ親しんだプレイヤーにもこのジャンルに初めて触れるプレイヤーにも役立つような、新たなシステムを開発した。
- チュートリアルはゲーム開始時に有効にでき、都市を始めるのに不可欠の情報を提供するガイドとして機能する。都市に必要な基本的なことを段階的に簡単に説明し、将来の成長に向けて都市を作り上げる手助けをする。ゲームが進むにつれてチュートリアルの各ステップではより多くの情報が提供されるようになり、段階的なガイドの数は減っていき、プレイヤーが都市の方向性を制御し、選択できるようになっていく。チュートリアルでは各ステップに時間制限はなく、サービスや画面を開いたときにそのサービスや画面について表示される。
- チュートリアルは画面のツールチップその他の情報と連動し、その機能についてのより詳細な情報を提供し、どこにどのように設置するかを特に重視している。同時に、各機能をどのように使えばうまくいくのかという全体像を示す。
- チュートリアルは初心者向けには都市の拡大や機能の追加に応じて詳しい情報やヒントがある容易なスタートを提供し、経験のあるプレイヤーには行き詰まったり機能の動作が不明な場合に役立つ情報源となる。チュートリアルはオプションで、いつでもオン/オフを切り替えられ、オフの場合でも画面右上のアドバイザーから簡単に利用できる。この画面を開き、知りたい機能を選択するだけだ。
- チュートリアルをリスタートしたり、再開する機能もある。こうしたオプションは同じマップで既に都市建設を始めている場合か、新たなマップで新たな都市を始める場合に使用できる。
チュートリアルの開始
- チュートリアルの最初では、移動のやり方についての基礎的な説明があり、これはカメラコントロールと呼ばれる。キーボードショートカットもあり、オプションメニューの「入力(Input)」で列挙されている。キーボードショートカットは変更でき、リセットしてデフォルト設定に戻すこともできる。
都市の作り方
この作業リストの「TASKS」は再生ボタンを押すと始まるチュートリアルで、それぞれ必要なだけ時間をかけることができる。また、終えた作業の再生ボタンを押すことで復習したり、やり直すことができる。作業は前のものが完了するまでグレーのままロックされている。
- チュートリアルでは都市に必要な基礎的なことを行うための短い作業リストがあり、それぞれの作業は都市に不可欠な電気・水道の建設と、道路建設や区画設定の基礎を示すことを狙っている。こうした作業は新規プレイヤーや初心者を対象としているが、経験者におなじみのサービスの新機能に関する情報もある。タスクが完了すると、都市はより多くのサービスや操作によって成長し、拡張し始める準備が整う。作業リストの途中ではチュートリアルをスキップできないが、リストを完了させると可能になる。
チュートリアルのステップの種類
- チュートリアルにはステップにいくつかの種類があり、関連する場所を見つけやすくするガイドがついている。機能を指し示すバルーン、情報が書かれたセンターカード、なにかを作る方法が書かれたタスクカードがある。
ファーストステップバルーン
- ファーストステップバルーンはそのアイテムを緑の円で強調する。これは道路やサービスのような機能に関する概要を表示し、緑の円でアイコンをクリックしてメニューを開き、次のステップに進むように促す。チュートリアル完了前にパネルやサービスが閉じられると緑の円が適切なアイコンやタブの周りに表示され、どこに行けばよいかを示す。
バルーンステップ
- バルーンステップはアセットやツールなどを指す。プレイヤーはこのステップを自由に進めたり戻したりして理解してから建設に移ることができる。このステップではよく使われる便利なツールやその操作を紹介し、他の方法では気づかないかもしれない追加機能を強調する。説明は短く、詳しく知りたい場合はツールチップやパネルにその機能の詳細が表示される。
作業カード
- 作業カードはチュートリアルの最後のステップで、どこにどのように建設するかを表示し、これが完了するとチュートリアルも完了する。ただし、すべてのチュートリアルの最後に作業カードがあるわけではない。作業は作るものがあるときに与えられ、リストが有効な間は多くの作業カードがあるが、ひとたび完了すると公共交通機関のようなより複雑な建設にのみ表示されるようになる。テキストが長い場合はスクロールでき、建設中はカードを最小化することも可能だ。タイトルバーの小さな矢印でカードを閉じたり開いたりできる。
センターカード
- センターカードは情報画面のようなものについて情報を表示し、新たな種類の問題に注意を引くために出現することもある。矢印を選択して目を通すことができ、作業が含まれる場合は作業が完了するとセンターカードが閉じるが、完了前に閉じることもできる。
ヒント
- ヒントは作業リストの最中に表示される小さな情報バルーンで、読んだら閉じることができる。ヒントは現在特に便利なツールを示し、表示された後は作業リストの下に表示され、後でアドバイザーからアクセスすることもできる。
作業リストの後のチュートリアル
- 作業リストが終わった後、新たなサービスや画面を初めて開いたときにはチュートリアルが表示される。新機能はアイコンの右上に緑色のインジケーターがつく。こうしたチュートリアルは作業リストのときと同様に機能するが、どのステップでも閉じることができ、完了する必要はない。チュートリアルを閉じるとアドバイザーに追加され、いつでも再び開くことができる。
テキストハイライト
- テキストハイライトはチュートリアルの中でもっとも関連性の高い情報を示す太字のテキストだ。太字のテキストだけを読んでもその機能がなんであるかの短い答えが得られ、残りのテキストではさらに詳細がわかる。すべてのチュートリアル・ツールチップ・パネルを合わせると情報は多いが、ハイライトがあることで情報をより素早く読み取り、そのときもっとも関心のあることを選び取れる。
アドバイザー
- 作業リストが完了すると画面右上にアドバイザーが表示される。チュートリアルをオフにしてプレイしている場合は最初から表示されている。?マークを選択するとアドバイザーが開き、ゲーム内のすべてのチュートリアルにアクセスできる。チュートリアルはサービス・都市・情報画面と通知・市民・インターフェースとツールの5つのグループに分かれている。このグループの下に「電気」などのサブグループがあり、そのサービスに関連するすべてのチュートリアルを閲覧できる。グループを展開したり閉じたりするには小さな矢印アイコンを選択し、チュートリアルを選択するとチュートリアルが開く。チュートリアルに複数のステップがある場合は任意のステップを選ぶ。ステップは小さな点で表示されている。チュートリアルはサービスや画面がアンロックされるとリストに追加される。
チュートリアルなしで始める
- 必要になった場合にアドバイザーから手動でチュートリアルを開くこともでき、アンロックされたサービスや機能のチュートリアルのみがアドバイザーに表示され、アンロックされるたびにそのサービスや機能に関連するチュートリアルが追加される。
- 都市の規模が大きくなった後でも、チュートリアルはいつでもオンにして開始できる。ツールチップと画面の情報から機能について簡単に知ることも深く知ることも可能だ。
今回で開発日記(舞台裏)は終わりです。「Cities: Skylines II」は今週10月24日発売予定です。
コメント
とりあえず起動してみたけど、デフォルト設定の4kじゃ4070tiでもタイトル画面で5fpsしか出てなくてわらっちゃった。
グラ最低にすれば25fps出るけど、とりあえず1080pで遊ぶかFG機能ありのアップスケーリングに対応してくれるまで放置かなあ