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「Europa Universalis IV」開発日記2023年9月19日――マムルーク朝

EU4 開発日記

「Europa Universalis IV」開発日記2023年9月19日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はマムルーク朝について。1.36リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2023年9月12日――「King of Kings」のアナウンスとペルシャ


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開発日記

開発日記2023年9月19日分は、マムルーク朝について。

  • まず、マムルーク朝のツリー全体で一時的なものと恒久的なものの2つの新たな国家補正のみを持つようになった。このようにした考えは補正の累積よりシステムに関連したボーナスの余地を持たせたいというものだ。そのためにマムルーク朝のミッションは設計し直され、要件も効果もシンプルであることを元にしている。このミッションツリーでAIもより有能になった。

  • このイベントはマムルーク朝のシリアに関するゲーム開始直後の状況を設定するのに役立つ。アナトリアに近い広大な国境プロヴィンスがQahirahの支配を拒絶するようになり、武器を取る準備をしているというものだ。

  • ミッションツリーの上部1/3はアナトリアとコンスタンティノープルに対する拡張と地中海の海上覇権を扱う。

このミッションをAge of Reformation以外で完了した場合、報酬は異なる。

  • ツリーの真ん中の1/3は南東のアラビアの砂漠、西のチュニジアとモロッコ、南のエチオピア、東のサファヴィー朝に影響力を拡大するものだ。
  • 気に入っているのは国内のフレーバーで、マムルーク朝の最後の100年間は調査が困難で、コンテンツを作るのは難しかったが、以下のミッションはマムルーク朝が14世紀から16世紀にかけて行ったこと、行おうとしたこと、多くのプレイヤーにとって理にかなったことの混合物だ。

  • 新コンテンツとして、新たな特別ユニット「Mamluks」を利用できるようになる。

  • このユニットの主な供給源は、最初は貴族階級(「Mamluks」に改称)の新たな特権だが、アイディアグループやイベントなどでさらに多くのユニットを得られる。

  • その後、Mamluksを雇用することで上の画像の報酬を得るミッション「Recruit the Mamluks」により、この階級の影響力はさらに大きくなる。こうした新たなAgendasは以下のことを実行すれば国家の軍事化の助けになる。
    • 兵舎や連隊駐屯地の建設
    • army traditionの向上
    • army professionalismの向上
  • このミッションだけで6つの新たな階級のAgendasが追加される。

  • 続いて、この政府改革でさらに陸軍を強化できる。

  • 政府改革についてマムルーク朝にはいくつかの新たな改革が用意されており、ミッションの報酬や必要な改革tierに達することで得られる。上の画像はその一例。

  • このイベントは見直され、マムルーク朝の新たなコンテンツに適合するように変更された。カイロを開発することで有用な報酬を獲得でき、これはミッションの報酬か単独イベントのいずれかで得られる。

  • マムルーク朝のコンテンツにはナイル川をめぐるミッションやイベントもある。

  • スエズ運河の前身であるthe Canal of the Pharaohsとして知られる公共事業は実現しなかったが、ミッション「Highway of an Empire」でこれを完成させ、地中海と紅海を結ぶことができる。このようにしたのは、これがゲームプレイの新たな道を作り出し、過度に強力な補正なしに有用な報酬を付与するという考えによる。

  • ミッション「Cultivate the Delta」は世界の穀倉地帯を開発するよう指示され、生産拡大と地域貿易の支配拡大を行える。

  • マムルーク朝でもっとも重要な商人集団であるKarimiは、インド洋の海上貿易を専門にすることで知られていた。

  • 経済発展のもうひとつの側面はミッション「Khass al-Sultan」を中心に展開する。これにはgrainの生産がもっとも多いプロヴィンスにworkshopsを建てると同時に、crown landを増やすか、改革「Diwan al-Khass」を制定する必要がある。

  • 外交行動「Exporting Grain」「Sponsor Grand Hajj」は以下の2つの目標のために設計されている。
    • ゲームへの没入感を高め、ゲームプレイの新たな道を追加する。
    • マルチプレイに便利なツールとし、人間対人間の外交に新たな重要性のレイヤーを導入する。

  • このパートは香辛料貿易に大きく依存する国家としての「もしも」に関するものだ。ミッション「Harness the Spice Trade」「Reach the Spice Islands」は香料諸島の探検と植民地化の足掛かりとなる。

  • ミッション「Assign a Waqf」は宗教的責任を果たす必要があり、特定のアイディアグループを受容するか、Mamluksに新たな特権を付与することになる。

  • このミッションでは上のイベントが報酬となる。

  • すべてのコンテンツは紹介できないが、この開発日記でマムルーク朝に用意したコンテンツがどんなものかわかっていただけたはずだ。

  • ミッション「Kashifs of Egypt」は中央集権化し、crown landを増やし、効率的な行政を確立する必要がある。報酬はイベント「The Administration of the Mameluke Domain」だ。

アートは開発中のもの。

  • 上の選択肢はマムルーク朝の強力な地方組織を利用できるようにし、帝国でないなら帝国になる。下の選択肢はエジプトとなり、新たな政府システムであるEgyptian Westernizationを追求することになる。

  • Egyptian Westernization(EW)は3つの政府と行動に分かれており、それぞれ行政・製造業・軍隊を象徴している。それぞれの行動で特定の分野の西欧化を進めることができ、5段階のレベルがある。そのためにはInnovativeness・君主点・EWの進捗度を消費する。
  • ボタンの下のバーはどちらかの端にあることが有益だ。Westernizationしていないエジプトは階級が満足し、安定度を安価に上げることができ、真の信仰に対する一般的な寛容さはより高まる。一方、真に西欧化したエジプトは技術やアイディアのコストや毎年のinnovativenessにボーナスを得る。
  • この選択は重要で、ミッションの報酬など他の要素にも影響する。
    • ミッション「The Imperial Gambit」はエジプトにInnovativenessをもたらし、Westernizationの進捗度を25増加させ、Westernization増加のコストを-5する。
    • ミッション「Center of the Islamic World」はエジプトにInnovativenessをもたらし、統治者がもっとも得意とする要素に基づいて有益な特性を得る確率を倍にする。
    • マムルーク朝の場合、ミッション「Center of the Islamic World」は黄金時代を到来させるか、現在の黄金時代を50年延長する。

  • エジプトの新コンテンツに合うアイディアセットももちろんある。
  • ディシジョンによってエジプトを改革することでも、ミッション、政府改革、Westernizationシステムが利用できるようになる。
  • ここで紹介したのはマムルーク朝に用意したコンテンツの半分程度だ。

来週はビザンツ帝国について。

次回:開発日記2023年9月26日――ビザンツ帝国

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コメント

  1. イスラムだけでなくビザンツまで!
    これは楽しみ

  2. なぜDLC名がシャーハンシャーではなくキングオブキングスなのかと思ったがビザンツ帝国(バシレウス・バシレオーン)も含むからとは読めなかった

  3. Qahirahってなんだ…?って思ったら、カイロの綴りってこうなんですね、知らなかった。

    • Dynamic province namesをデフォルトのままにしてるとそうなる

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