2023年8月21日、「Cities: Skylines II」開発日記#10が公開されました。本記事ではその内容を紹介します。今回はマイルストーンと開発ツリーについて。本体リリース前の開発日記です。
開発日記
開発日記#10は、マイルストーンと開発ツリーについて。
- マイルストーンは新サービス・政策・情報画面をアンロックするとみなさんは想像するだろうが、今作ではアンロックのプロセスが異なる。新たな機能である開発ツリーはサービスごとに存在し、ゲーム進行のカスタマイズに新たなものをもたらす。両者は関連しており、マイルストーンで開発ツリーで消費するポイントを獲得し、より高度なサービスをアンロックできる。
- このアプローチの目標は、人口を増やしたり「すべてをアンロック」機能を使わずにプレイヤーが都市を自由に作れるようにすることだ。国際空港やChirpX宇宙センターの隣に小さな町を作りたいなら、プレイヤーはそうできる。
概要説明として、いつものように動画が公開されています。
マイルストーン
- 前作では、マイルストーンはマップの建設可能な土地によって異なるものの、一定の人口に達することでアンロックされ、次のマイルストーンへの道が開ける。つまりより多くの住宅区画を作る必要がある。今作では、マイルストーンは一定の拡張ポイント（Expansion Points, XP）に達するとアンロックされ、XPは都市を建設することで恒常的・積極的に蓄積していく。
- 恒常的なXPは人口と幸福度（Happiness）の高まりの結果としてゲーム内の1日あたり16回付与される。積極的なXPはサービス施設の配置やアップグレード、特徴的な建物の建設、都市の道路網の拡張など、プレイヤーの行動の結果として即座に付与される。
マイルストーン報酬
- 小さな村（Tiny Village）から巨大都市（Megapolis）まで、20のマイルストーンが用意されており、マイルストーンごとに資金・開発ポイント（Development Points）・拡張許可（Expansion Permits）を獲得し、新たな都市サービス・政策・管理オプションを利用できるようになる。
- 都市が成長するにつれて公共交通機関や通信といったサービスを提供し、市民のニーズにさらに応えていく必要が出てくる。また、地区・政策によって地域をカスタマイズできるようにもなる。こうしたことについては都市サービスについての開発日記をご覧いただきたい。
- マイルストーンでは都市を成長させるための新たな区画の種類がアンロックされ、借入限度額の引き上げ・課税・サービス料金を通じて都市の経済をさらに管理する手段もアンロックされる。こうしたことについては前回の経済と生産についての開発日記をご覧いただきたい。
- マイルストーンごとに、資金報酬・開発ポイント・拡張許可は増えていく。拡張許可についてはマップとテーマについての開発日記で取り上げている。
開発ツリー
- マイルストーンで新たなサービスがアンロックされたときには基礎的な建物と機能のみがアンロックされ、対応する開発ツリーが進行インターフェースに表示されるようになる。プレイヤーはここで開発ポイントを消費し、より高度な、あるいは固有のサービス施設などの選択肢をアンロックできる。ポイントはすぐに使うこともできるし、とっておくこともできる。マイルストーンをすべてアンロックすれば、すべてをアンロックするのに十分な開発ポイントを獲得できる。
- 開発ツリーは段階で分かれており、最初の段階にはサービスの基礎的な施設や機能が含まれ、サービスが利用可能になると自動的にアンロックされる。例えば公共交通機関をアンロックした場合、バスとタクシーが利用できるようになり、停留所や路線ツールも使えるようになる。それ以降の段階ではより高度な選択肢が用意されているが、アンロックするにはより多くの開発ポイントが必要になる。公共交通機関などの一部のサービスでは複数の分岐があり、分岐先をアンロックするには分岐前のものをアンロックする必要があるが、次の段階に進むために同じ段階のすべてのノードをアンロックする必要はない。例えば水上交通・路面電車・地下鉄をアンロックしなくても、開発ポイントさえあれば国際空港を利用できる。
来週は市民のシミュレーションと人生について。
コメント
スペースポートが交通タブにあるということは、スターシップの登場が期待できるな