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「Crusader Kings III」開発日記#130――「Wards and Wardens」のビジョン

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#130が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は「Wards and Wardens」のビジョンについて。1.9リリース後の開発日記です。

前回:開発日記#129――リリース後アップデートの追加コンテンツ


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開発日記

開発日記#130は、「Wards and Wardens」のビジョンについて。

  • 最初のイベントパック「Friends & Foes」は実験的な機会をもたらしてくれ、それから私たちはこうしたイベントパックでどのような方向に進みたいかを検討し、うまくいったものを足掛かりとする機会を得た。私たちが気付いたことのひとつは、コンテンツの多様性とプレイヤーがどのようなゲーム体験をするかだ。イベントのそうした効果を決めるのは、イベントがどのように起こるか、なにを起こすか、なぜ起こるかだ。コンテンツをプレイヤーに届ける新たな手段を導入するのは、それが目立ちすぎない手段なら素晴らしいことだ。
  • このことを念頭に置いて、以下では8月22日にリリースされる「Wards & Wardens」と同時リリースパッチの新機能をいくつかご紹介する。一部は今後詳しく説明するので、ここでの説明は網羅的ではない。

人質

  • 中世の人質(Hostages)は政治的・法的なものとして非常に多くの場所でみられた。簡単に言えば、一般的に人質は取られるのではなく与えられるもので、本質的には取引の保証だった。私たちは人質が出されるもっとも一般的な理由である和睦の保証としての人質に原点を置いた。
  • 「Wards & Wardens」では、人質は囚人と客人の中間のような新たな種類の関係となっている。人質は客人と同じくプレイヤーの宮廷に滞在するが、自発的に出て行くことはできないし、騎士にもなれない。彼らは必ずしもそうではないが一般には子供であり、戦後に敵対しない保証として彼らの主君が人質を送ったり、平時のやりとりの中で送ったりする。このような取り決めは和解を容易にし、双方に安心感をもたらす。
  • 人質は生きた不可侵条約であり、人質に危害を加えると重大な外交問題に発展するが、かつての敵が境界を接する伯爵領の所有権について妙な考えを抱かせないようにする手段でもある。プレイヤーに人質を出している領主は、プレイヤーを攻撃すると大きな弱体化とペナルティを受け、元の宮廷を攻撃するwardensも同様の弱体化を受けるため、人質は特に強力な抑止の手段だ。

終身フック

  • ゲームには既にStrongとWeakの2種類のフックがあるが、新たなフックである終身フック(Perpetual Hooks)はwardensがうまく世話した人質につく可能性があるもので、StrongとWeakの中間的なものだ。Weak hooksのように拒否できるが、Strong hookのように永続する。

特性「Eccentric」

  • CK3では型にはまらないキャラクターの表現がやや難しい。そこで、ちょっと変わった人物のために特性「Eccentric」を用意した。この特性によって私たちはこの特性に普通でない状況をまとめることができ、あるキャラクターにとってそうした状況がより起こりやすくなると同時に、奇妙な気晴らしをしないキャラクターがそのようなことをしないようにすることができるようになった。これについては、今後数週間で詳しく述べる。

乳母

  • 「Wards & Wardens」では人質をテーマにした新たな子供のコンテンツを追加するほかに、宮廷の役職「乳母(Wet Nurse)」を追加する。乳母は中世の宮廷において興味深い地位であり、子育ての試練や苦難にさらなる複雑さを加える。

成人の学生

  • 私たちはこれまで静的だった成人の教育に「Tours & Tournaments」のアプローチを利用することにした。これまでは成人すると教育の種類とランクが割り当てられて終わりだったが、活動「Adult Education」では教育特性をより高いレベル引き上げることができるようになった。最高の教育を受けて成人した人物が大人になってから自分を高めるためにできることについて、私たちには計画があるが、それは今しばらくお待ちいただかなければならない。

来週はAdult Educationについて。

次回:開発日記#131――CK3大学入門

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コメント

  1. 乳母がいるなら乳兄弟の関係も追加されるのかな

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