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コーエーテクモHDが2023年3月期第2四半期決算を発表 「信長の野望・新生」は20万本の売上

コーエーテクモ社

2022年10月31日、コーエーテクモHDが2023年3月期第2四半期決算を発表しました。「信長の野望・新生」の販売本数も20万本と公表されています。

前四半期:2023年3月期第1四半期(2022年第2四半期)


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2023年3月期第2四半期決算

2022年10月31日、コーエーテクモHDが2023年3月期第2四半期決算を発表しました。以下、決算短信決算説明会資料をもとに、今回の決算内容を見ていきます。

  • 2023年3月期第2四半期累計業績:前年同期→当四半期(単位は百万円)
    • 売上高:37,220→34,762-6.6%
    • 営業利益:16,423→18,321(+11.6%)
    • 経常利益:25,064→17,667-29.5%
    • 当期純利益:18,142→13,648-24.8%

  • 戦略シミュレーションの主なタイトル
    • 「信長の野望・新生」は販売本数20万本
    • 「太閤立志伝V DX」は累計販売本数18万本(前四半期発売、前四半期時点で16万本)
  • その他の主なタイトル
    • 「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」が累計販売本数100万本突破
    • 「ライザのアトリエ」シリーズがリピート販売好調

業績面では前四半期に続いてコーエーテクモの特徴である資産運用による利益が奮わず、営業外収支はマイナスとなっています。会社側は「厳しい金融環境に対応するためポートフォリオの組み換え」を行ったと説明していますが、これも前四半期と同じ説明です。

通期目標に対して50%以上の達成率をつけているのは営業利益のみあるにもかかわらず業績予想修正はされていませんが、下半期に巻き返せる見込みということなのでしょう(リピート販売が好調とされていたライザのアトリエシリーズの3作目が2023年2月発売予定など)。

貸借対照表上の固定負債は、コーエーテクモHDが東証プライム市場の上場維持基準を満たすために創業家が保有している株式を放出する計画の一環として発行した転換社債型新株予約権付社債です。

主なタイトルでは「信長の野望・新生」が販売本数20万本と出ていますが、これは信長の野望シリーズとしては既に平均的な販売本数に達していると考えられ、この後発売されるであろうパワーアップキットがどれほど売れるかはわかりませんが、過去の作品と比べても遜色のない売れ行きということになりそうです。ただし、「信長の野望・新生」についてはこれまでどおりパワーアップキットを出すという手法になるかは明言されておらず、電撃オンラインのこちらのインタビューでは「そこは一緒に「ここはやっぱりこうだよね」と考えていく部分だと思っています。シーズンパスに限った話ではなく、そういう準備はしていきたい」と、他の方法になる可能性も示唆されています。


仮にパワーアップキットだとすると、直近タイトルでは無印版発売から1年未満~1年半ほどでパワーアップキットが出ているようなので、早ければ来年の夏ごろに出る計算になります。個人的にはパラドゲーのようなDLC+アップデート形式でもいいように思いますが、いずれにせよどうなるのか注視したいと思います。

次四半期:2023年3月期第3四半期(2022年第4四半期)

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コメント

  1. 個人的にはベースはいいものなので長いスパンで良いものにしていってほしいという思いがありますね。機能が増えるほどマニア向けにはなってしまうのかもしれませんが、パラド好きとしてはそういった方向性の信長を見てみたい気持ちがあります。

    • > ベースはいいものなので長いスパンで良いものにしていってほしい
      まさにおっしゃるとおりだと私も思います。拡張はパワーアップキット一回だけですぐ次回作というのは惜しいなと思うのですが、どうなのでしょうね……。

  2. 光栄製品は高い割に基本売りっぱなしだからもう買う気しないな。
    ユーザーにもう少し寄り添ってほしいもんだ。

    • むしろ最近のパラドのDLCがグダグダなのを見てると最初から完成度高くゲーム性を変えるようなアップデートをしないコーエーの評価が上がったわ

  3. Steam価格で考えると、マージン30%が変わっていなければ(switchパケ版だと凡そ25%)、
    太閤が10億の売り上げ→光栄の収入は7億 信長が20億→14億
    決算資料から見るに、人件費から販促費など諸々合計75%前後なので、
    純利は大目に見て太閤で1億強、信長で3億強。
    会社全体の開発機材コストが5億なので、上記2タイトル分でようやっと。という所か。
    組織が大きすぎてパッケージは割に合わないという時代の趨勢どおりな感じですね。

  4. 来年は信長の野望40周年なので期待しています。
    『新生』は遊びの幅がとても狭いので、まずはそこから…。

  5. 実際できるもんならDLCにしたいだろうけどユーザーの細かな要望に応えられるようなシステムを作れる体制じゃないから買いきりでしか売れないんだろうね。最近見せ方が違うだけで同じゲームばっかりだし、ゲームを作りながら開発体制を強化していく姿勢がないとそろそろ採算取れなくなるかな

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