「Stellaris」の新DLC「The Machine Age」発売は5月7日!

「Stellaris」開発日記#251――すべての道はDeneb IIbに通ず

Stellaris 開発日記

「Stellaris」の開発日記#251が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はハイパーリレー・その他の変更点・起源について。3.4+「Overlord」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記#250――文明の引き上げ


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開発日記

開発日記#251は、ハイパーリレー・その他の変更点・起源について。

  • 今週はハイパーリレー、Cepheus(注:バージョン3.4)と「Overlord」で実装されるその他の変更点、起源について。
  • すべてのプレビュー・数値・テキストは最終的なものではなく、変更される可能性がある。

ハイパーリレー(Hyper Relays)

  • ハイパーリレーは希少な第2段階の技術で、技術「Hyperlane Breach Points」と希少クリスタル(Rare Crystals)を発見している必要がある。他の帝国でハイパーリレーが使用されているのを見ると、この技術はより頻繁に出現し、銀河全体に素早く拡散する。

  • ハイパーリレーはゲートウェイと同じように建設船が星系の重力圏外に建設できる。単体では役に立たないが、隣接星系に連続的にハイパーリレーを建設すると、リレーからリレーまではどちらの終点も敵対する帝国に支配されていない限り、星系内を亜光速で移動する必要がないため、移動速度が飛躍的に向上する。

  • 隣接星系にある2つのリレーが接続されるとその星系を結ぶハイパーレーンが太くなり、このバイパスを利用するように航行する艦船の経路は青で表示される。
  • ハイパーリレーは自国の領域内か、従属国の領域内に建設できる。利便性のため、銀河マップから直接建設することも可能だ。

ゲシュタルトには快適性(Amenities)について異なるフレーバーのものが用意されている。

  • 帝国の首都がハイパーリレーネットワークに接続されている場合、ネットワークに関する布告(Edicts)を使用してさらなる効果を持たせることができる。これはハイパーリレーに戦略資源の維持費を追加し、首都に接続されているすべての植民地に影響がある。

  • 特化した従属国はそれぞれ第1段階でネットワーク効果(Network Effect)を得られるようになり、宗主国のリレーネットワークで首都を結ぶと有効になる。
  • ゲーム中盤のゲートウェイシステムが整備されていない間は、広大なハイパーリレーネットワークによって移動が格段に速くなる。また、国境を開放している中立の帝国でもこうした移動が許可されるため、遠方の脅威に対抗することがこれまで以上に容易になる。

その他の変更点

  • すべてのアップデートと同様に、Cepheusでも多くのバランスやプレイしやすさの変更と調整が行われている。以下では興味深いものをご紹介する。
    • 企業の侵略者によるイデオロギーの強制(Force Ideology)に関する戦争に勝利すると、目標となった(あるいは建国された)帝国は統治形態(authority)が寡頭制(Oligarchic)になり、国是「Merchant Guilds」を持つようになる。これは戦争目標「覇権の確立(Establish Hegemony)」「征服(Subjugation)」「Bring into the Fold」で現状維持(Status Quo)となった場合も同様だ。
    • 企業である従属国は宗主国が巨大企業(MegaCorp)でない限り、宗主国が同じである他の従属国に支社を開設できる。
    • プレイヤー帝国のAIの従属国はAIボーナスを完全に失うのではなく、ゲームの難易度が1段階低い場合と同じAIボーナスを得る。
    • 国是(civic)「議会制(Parliamentary System)」は派閥(factions)をより早い段階で生み出すようになった。
    • 条件を満たせば、他の帝国をCustodianshipに推薦できるようになった。
    • The Unbiddenはパルサー星系で出現しなくなった。
    • 低い軍事情報値(Low Military Intel)は40→30に、中程度の軍事情報値(Medium Military Intel)は70→60になった。中程度の軍事情報値と高い軍事情報値の効果が入れ替わり、中程度で艦船の大きさを、高い軍事情報値で艦隊の位置を確認できるようになった。
    • ゲートウェイ(とハイパーリレー)は従属国の領域でも建設可能になった。
    • アセンションパーク「Grasp the Void」はFTL航行技術が出現するウェイトを高めるようになった。

  • 自動移住には改良が行われた。
    • リングワールド・ガイア惑星・hive惑星・機械惑星のような「理想的な」惑星はPopが自動的に移住先を決定する際のスコアを50%高くした。これにより、例えば新設されたリングワールドへ移住したがる可能性が高まる。また、首星(Capital world)の開発構想(planet designations)はスコアを+10%、設立されたばかりの植民地は+25%される。
    • Popは空いている職業枠がもっとも多い惑星を移住先に選ぶようになった。また、空いている住居もより考慮される。
    • アウトライナーで無職のPopと移住しているPopを区別するようにした。黄色のブリーフケースは他の惑星に移住している最中の無職Popを示す。赤いブリーフケースは無職の状態を解消するのにプレイヤーの対応が必要であることを示す。惑星画面ではツールチップでPopが移住しそうな場所や移住できない理由が表示される。

  • 「Overlord」には11の実績を用意した。

記念日の追加

  • アートチームは国旗パレットに新たな色を追加した。

  • 70以上の国旗のエンブレムも……。

  • 45の新たな国旗の背景も。
  • こうしたものは5月の記念行事の一環であるCepheusアップデートに含まれる。

Slingshot to the Stars

めちゃくちゃな国境? めちゃくちゃな国境。

  • Slingshot to the Starsの下で生まれた者は近くの量子カタパルト(Quantum Catapult)によって探索願望が満たされるが、この量子カタパルトは保証された入植可能惑星ひとつと交換となる。未知の世界を探検しようとする彼らの熱意は離れた星系に星系基地を建設する際の距離ペナルティを75%軽減する。

来週はCepheusのAIと自動化の改良、起源について。

次回:開発日記#252――人工かつ自動の知能

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コメント

  1. リレーってまだワープとかワームホール航法があった頃のハイパーレーン航法みたいな感じになるなのかね

  2. リレーはCIVの道路みたいなもんか

    • 運河・鉄道・アウトバーン等にあたる概念だろうね

  3. 国旗関係の追加が嬉しい

  4. ハイパーリレー、X4のスーパーハイウェイみたいなものと思ってる

  5. リレーの理解、これであってるかどうかわからんのだけど、従来だと星系移動する際にハイパーレーンの入り口から出口まで星系内を横切って移動必要があるが、リレー建設後は直接リレー→隣の星系のリレー→隣の星系のリレーと順繰りに移動できるから早くなるってことなんだろうか

    • 自分もそういう形で認識をしてる。
      リレーでリンクしてる星系同士は、リレー経由で侵入でき、リレー経由で脱出できる。
      A-B-C-Dとリンクしてる経路でAからDに行く場合、B・C星系での亜光速移動をリレーを使ってスキップできるから高速化される。

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