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「Crusader Kings III」開発日記#85――宝物の一生

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#85が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は宝物について。バージョン1.5+「Royal Court」リリース前の開発日記です。

前回:冬のティーザー#5――托鉢する神秘家


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開発日記

開発日記#85は、宝物について。

  • 発売日が近づいてきたので、今回は宝物について述べる。またかと思いだろうが、宝物にはご紹介すべきことがまだある。
  • まず、宝物は時間と金を投資するものであることはご存知だろう。インスピレーションを得たキャラクターが宝物をプレイヤーに作ってくれるが、どうすれば宝物が本当に自分のもののように感じるようにできるだろうか? それは自分の名前を刻むことだ。

  • インスピレーションを得たキャラクターがプレイヤーに素晴らしい宝物を頑張って作ってくれる間、彼らは献辞を入れるかプレイヤーに尋ねてくることがある。プレイヤーは自身の名を後世に残すためにこの宝物を望むだろうか? あるいは恋人を感動させたい、今は亡き魂の伴侶を偲びたい、自身の信仰を証明したいか? 献辞は永遠のものだ。

  • インスピレーションを得たキャラクターが宝物にどんな機能を期待するか尋ねてくることもある。プレイヤーの鎧は率いるすべての騎士に戦場で手柄を挙げさせるように輝いているべきだろうか? それとも実用性を重視し、山岳地帯でより効果的なものにするべきだろうか? 宝物の作成時に特定の補正を持ちやすくすることを、プレイヤーは選択できる。

  • 話は変わるが、宝物は実際の世界に存在する物品であり、使用され、交換され、盗まれ、損傷する。使用し続ければ宝物の耐久性は低下する。祖父の鎧が錆びたり、自分の剣が刃こぼれしたりしたらどうするのか? 専門家が必要だ。自分の宮廷の好古家(Antiquarian)は宝物の維持や修繕を専門とする。数クリック(とある程度のお金)でプレイヤーの宝物は新品同様になる。

  • 古いものを処分する前に、もうひとつの選択肢がある。すなわち作り直し(reforge)だ。手持ちの宝物を作り直すことで、宝物は宮廷に飾る展示用の宝物となる。もちろんそれに応じて補正は変化する。鎧は着れば殺されにくくなるが、玉座の間に置いてもそうした役には立たない。その一方で、廷臣たちはその素晴らしい装飾に感銘を受けるかもしれない。

  • しかし、場合によっては宝物を修理したり作り直したりするほどの思い入れはないかもしれない。宝物は耐久度が0になると破壊されてゲームから取り除かれるが、その前にイベントによって別の可能性が開けることがある。ガラクタの収集家が買い取ってくれるかもしれないし、プレイヤーの好古家が再利用方法を見つけてくれるかもしれない。

  • 最後に、一部の宝物は時間経過で評判や逸話を得る。頻繁に凱旋する将軍の剣は恐ろしい武器として記憶され、プレイヤーの代々の先祖が頭に載せた王冠は領民たちの象徴として認識されるようになる。しかし注意してほしい、プレイヤーやプレイヤーの宝物が不吉な評判を得れば、その宝物は呪われた品として知られるようになるかもしれない。

質疑応答

Q:ミョルニルみたいな神話の宝物は出るの?

A:出ないが、伝説の品だと主張する宝物は登場する。例えばジュワユース(Joyeuese)や契約の箱(the Ark of the Convenant、以前ご紹介した)だが、こうしたものは一般的には宮廷に展示する宝物で、その効果は超常的なものではなく評判を反映したものとなっている。

関連することとして、同じことが祝福された、あるいは呪われた宝物にも同じことが言える。上記のイベントにあるように、聖人の関与によって呪われた宝物は呪われていないと人々を安心させることができる。もちろん、いつも成功するわけではないが……。


次回:開発日記#86――旗の下

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コメント

  1. 所有者が何代か続けて早死にしたり戦死したりすると呪われた品になるのかな…

  2. 宝物の所有者を次々に暗殺する事で呪われた指輪とか作れそう

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