「Crusader Kings III」開発日記#83が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は冒険者・固有の宝物・「Royal Court」の発売日について。バージョン1.5+「Royal Court」リリース前の開発日記です。
開発日記
開発日記#83は、冒険者・固有の宝物・「Royal Court」の発売日について。
冒険者
- 今回は特別なインスピレーションの種類である冒険者(Adventurer)について述べる。以前の開発日記でもご紹介したように、さまざまなタイミングでキャラクターにインスピレーションが降りてくることがあり、そうなると彼らは特定の種類の宝物を出資者のために作ろうとする。
- 冒険者はインスピレーションの特殊なもので、最終的になにを贈ってくれるのか明確ではない。このキャラクターはプレイヤーやプレイヤーの宮廷にとって興味深いものを探す旅に出たいと思っている。冒険者がどれほど遠くを目指すかは主に冒険者の能力に依存し、一般的に冒険者がプレイヤーの後援を求めて現れたときには既に行きたい場所が決まっている。能力の高い冒険者は目的地の選択をプレイヤーに任せるかもしれない。
- 目的地にかかわらず冒険者はどのようなものを探せばよいかを尋ねてくる。冒険の展開に合わせて彼ら自身に決めてさせてもいいし、最初から大まかな種類を頼んでおいてもいい。
- 冒険者の能力次第では、なにかユニークなものを探すように依頼できる場合があり、ゲーム内に存在する固有の歴史的な宝物を積極的に探してもらうこともできる。しかし確実なものはなにもなく、能力の低い冒険者でも興味深いものに遭遇するかもしれないが、能力の高い冒険者より可能性は低い。
- 上の画像はもっとも一般的な選択肢だが、動物のトロフィー、美術品、装身具はすべて冒険者が探せる宮廷の宝物になり得る。裁量を与えた場合はその地域の鎧や武器(その地域の見た目も技術のもの)を入手できるかもしれない。また、自分の直感を信じるよう言われた冒険者はより希少で独特なものを持って帰ってくることもある。
- 冒険者は宝物を探しに出ると、時折報告を送ってくる。訪れたさまざまな場所であったことを知らせてくる以外にも、このようなイベントでさらに冒険者を指導でき、最終的に冒険者が持ち帰るものの質や旅の長さに影響を与える可能性がある。
- 冒険者は遠征先の地域を移動し、イベントやゲーム内での位置には彼らが現在いる男爵領が反映される。
- 思い通りにいかないこともある。しかし迷子になるのは悪いことばかりではなく、スタート地点から遠く離れた地域にたどり着くこともある。
- 外国旅行には経験豊富な冒険者であっても常にリスクがある。
- もっとも有望な冒険者であっても、時にはペテン師になってしまうこともある(あるいは期待されていることによるストレスに悩まされることも)。
- 短い手紙とちょっとした装身具だけの場合もある。
- 最終的に冒険者は帰還し、発見したものをプレイヤーに贈る。彼らに与えた目的に応じて、希少な動物から作られたトロフィーや固有の宝物までさまざまなものがある。
固有の宝物
- 固有の宝物は冒険者以外の既存のインスピレーションとは対応しない、より希少なものだ。ムハンマドの剣(the swords of Mohammed)のような聖遺物(敵と戦うためのものではなく、宮廷の宝物)であったり、大きなダイヤモンドであったり、過去の高名な王たちが使っていた武器や王冠であったりする。
- 以前の開発日記でも述べたように、固有の、あるいは歴史的な宝物は必ずしも謳い文句どおりのものではない。しかし、そうした宝物が同時代の人々に本物と認められれば彼らにある程度の印象を与え、それが効果に反映される。希少性については、こうした宝物のほとんどがゲーム内の他の宝物よりも高く評価される。
- ゲーム内には約50個のこうした宝物があるが、スタート時期によってはゲーム開始時に既に宮廷に存在するものもある。こうしたものが失われたとしても、冒険者によって旅の途中で再発見されることがある。
- 冒険者が発見する宝物は彼らの能力と目的地に依存し、インドへの旅で(また一定の年数をプレイしていなければ)Quernbiterを発見することはない。
- 冒険者のインスピレーションは他のインスピレーションを受けたキャラクターよりも相対的に希少なので、固有の宝物の効果は明らかに超自然的ではないと思われるものであっても価値のあるものとなるようにバランスを取っている。
「Royal Court」の発売日
- 今年もさまざまなニュースがあったが、私たちはCrusader Kingsのニュースをいち早くお届けするために最善を尽くしている。今回も例外ではなく、私たちは「Royal Court」が2022年2月8日に発売されることを発表できてうれしく思う。
- つまりプレイヤーの玉座の間がプレイヤーの王国の中心――のようになるということだ。言語の達人、文化の創始者、遺物の収集家となり、史上最高の領主となろう。期待していた機能はもちろん、プレイヤーが求めていることに気づいていなかった機能を目の当たりにしよう。
2021年12月1日追記:開発日記#84は宮廷画面の3Dアートに関する内容ですが、当サイトでは記事にしてご紹介しませんので、気になる方は直接スレッドをご覧ください。
コメント
冒険者の項の最後、「帰還し(?)」が「機関士」になってますよ
修正しました。ありがとうございます。
発売日 せめて1月だと思ってた
…長いなぁ
発売日が出て嬉しい
最近は大型MOD導入して遊んでるから、まだまだのんびり待つぜ