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「Crusader Kings III」開発日記#68――ひらめきは死なず

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#68が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はひらめきについて。「Royal Court」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記#67――マップの視点


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開発日記

開発日記#68は、ひらめきについて。

  • 既にご存知のように、「Royal Court」では宝物(artifacts)が戻ってくる。CK2で使っていた方にはおなじみのものだが、入手方法は少し異なる。今回は宝物そのものについてはあまり触れないが、宝物を手に入れる主な手段のひとつをご紹介する。

  • キャラクターは「ひらめき(Inspirations)」と私たちが呼んでいるものを得ることがある。ひらめきはキャラクターがなにか特別なものを生み出そうとするときに得られるもので、キャラクターはひらめきを現実のものにしたいと思うようになる。長大な学術書を書いたり、タペストリーを織ったり、立派な王冠を作ったりしたいと考えるのだ。
  • ひらめきは例えば単純に武器を作りたいとだけ思うような幅広いものであることもあるし、剣を作りたいというようにな非常に具体的な場合もある。
  • ひらめきは領地を持たないキャラクターにのみ発生する。私たちは客人や廷臣について、プレイヤーが彼らの請求権を主張したいと思っていない場合や評議員に選任しない場合でも、彼らがプレイヤーにとって価値ある存在とすることで没入感を高めたいと思っている。
  • ひらめきを得たキャラクターは宮廷から宮廷へと世界を巡り、自分とその創造物を後援してくれる裕福な領主を探す。高貴さ(Grandeur)の高い勢力はひらめきを得たキャラクターを惹きつける頻度が高い。これにより、期待どおりの宝物を作れる熟練した職人を獲得できる可能性が高まる。

  • ひらめきを得たキャラクターがプレイヤーの宮廷にやってきたら、プレイヤーは彼らが要求する金を与えてスポンサーになることができる。熟練したキャラクターはより多くの金を要求するが、宝物の作成でよりよい結果をもたらす。少なくとも大抵は。
  • 関連する能力値は彼らが作りたい宝物の種類による。例えば、武器とその品質はキャラクターの軍事能力(martial)と武勇に依存する。一方、本を書く場合は学識によって変わる。

  • ひらめきを得た後、キャラクターが宝物を作成するまでには時間がかかる。制作過程の間にはさまざまな状況が生じ得る。例えばそのキャラクターがよりよい素材を求めたりする。上の画像では、ひらめきを得たキャラクターが地元の市場で優れた素材を見つけている。彼らの要求を承認して材料費を支払えば、彼らが作る宝物の全体的な品質が向上する。

  • ひらめきは策略と同じように進捗する。毎月の確率で進捗し、完成までにかかる実際の時間はさまざまだ。ひらめきの進捗が最後まで到達すると、そのキャラクターはプレイヤーに対して作品を発表しようとする。
  • 注意してほしいのは、宝物を得る手段はこれだけではないということだ。ひらめきは大抵の場合でより質の高い宝物をもたらすため、宝物を得るもっとも重要な手段として存在している。イベントでの入手など、他の方法でも宝物を得ることはできる。

質疑応答

Q:一度に複数のひらめきに資金提供することはできる?

A:できる。

Q:他の能力値と宝物の種類は?

A:宝物の作成ですべての能力値を使うことは実際にはないと思う。例えば陰謀能力(intrigue)がそうだ。ひらめきには複数の能力値を使うものもあれば、1つしか使わないものもある。織物のひらめきには外交能力(diplomacy)、武器と鎧には軍事能力と武勇の両方を使う。


次回:開発日記#69――素晴らしい謁見室の宝物

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コメント

  1. ロンバルディアの鉄冠やライヒスクローネは既にキャラクターの外観に現れてるけど、これはキャンペーン開始時から所持する宝物になるのかな?

  2. 初の大型DLCは発売から一年以上たった年末くらいになりそうだね…

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